IMMIGRANTZU’s Lemon Song

Masical ZEP WorldZEPP広島公演30周年記念イベント協賛企画

「広島の記憶」

ピーター麻生 大分県/男性/45

 

当時私は高校1年生、親には内緒で家出を演出して列車に乗る。
アーミーシャツにベルボトムの
Gパン、でも頭は丸ボウズ。チケットは広島に親戚を持つ友人に手配を頼んで、強引にそいつも同行させ広島到着後その親戚の家でチケットを受け取り、手を震わせながら会場に急ぐ。
カバンにはしっかりとカメラとテープレコーダーを忍ばせ、いよいよ開場。
ドキドキしながらチェックを受けるが、デカすぎるテープレコーダーは見事に没収、しかし、そのおかげで頼り無いカメラは無事会場内へ。
正面には巨大なスピーカーがステージの両脇に山のように積み上げられ、中央からすこし向って右寄りにボーナム様の26インチラディックが鎮座し、その後ろにはシンボルともいえるドラ。
やっと手に入れたチケットはなんと、2階のステージ寄り、つまり、巨大なスピーカーが壁になってあこがれのボーナム様が見えにくい、最悪と思いつつも盛り上がり始める会場の空気に巻き込まれ、いてもたってもいられない状況。
開演時間が迫るにつれてそれは爆発寸前に達するが、長い
MC、ヤジ、ため息、興奮が入り乱れ表現しにくい状況の中、かなり遅れていよいよ登場。
レコードジャケットやミュージックライフでしか見たことのない4人が、今、目の前にいる、かなり距離はあるがまぎれもなく、ボーナムそして、ジミーにロバートにジョン
G。ロバートの金髪が黄金色に輝く。
いきなりの爆音に鳥肌がたち、最初は何の曲かも分からない、とにかく想像以上の音のデカさに耳がついていかないが、ロバートの声でその曲が「移民の歌」であることが分かった。
ここからは記憶が途切れ途切れ、意外だったのは動き回るジミーに比べ割合定位置で金髪と足だけでリズムを刻みながら歌うロバート。ジョン
Gは予想どおりモクモクと職人芸を思わせる冷静さを保ち、ボーナム様はあの音から図り知れる迫力で見事にバスドラを踏んでくれた。
当時レコードだけが情報源だった私には、ジミーの派手な性格が意外に思えた。
次ぎの記憶は「モビーディック」。レコードからも聞き取れる素手のソロはスティック以上に重たく響いた。その間当然他の3人は袖に姿を隠しボーナム様の一人舞台、かなり長かったように思う。あの、うさぎのようなフットペダルの使い方も疑う余地もなく事実であった。
アコースティックの場面で気付いたことはジョン
Gの足下、これは私の記憶と想像が入り乱れているし、距離を考えるとあやしいがフットベースのようなものを使っていたような気がする。
その後はアンコール曲を中断したこと、このあたりは皆様すでにご承知のとおり。
てな、ことで期待されるような新たな事実は思い出せません。
今後、いろんな資料を探していく過程で、もしかしたら何か発見できるかもしれませんがムリしたくありませんのでお許しください。
がしかし、言葉では言い表せない感動だけは、今もはっきり残っていて、その感動を蘇らせてくれるのが何を隠そう『イミグランツ』なのです。これからも私の記憶をもとに、イミグランツにアドバイスを送りつづけますのでヨロシク。

後書き
つたないリポートで申し訳ありません。嘘や飾りはかえってファンの方々の御迷惑になるので記憶の切れ端しか書けませんでしたが伝えようのない感動は今も残っております。
ブートやビデオが出回っている今ほどの情報は当時少年のわたしにはありませんでしたから
その感激は想像以上のものです。1枚のレコードを死にものぐるいで聴きまくり頭の中でそのシーンを想像する・・・。余計な資料が無い分、それはそれは楽しい時間でした。
今、60年代後半から70年代前半のライブビデオをジミー中家氏から借りて見ておりますがこれも、やはり私の中のツェッペリンとは少し違います。事実なんだろうけれど、もっと衝撃は大きかったし、当時そんな音楽がなかったからとてもクリエイティブに思えた。
クリームからスタートした私の中のロックはテクニックやヒットの数よりメンバーの思考錯誤や息使いがとても重要で、アドリブから新しい曲が生まれたりすることがスリリングで興味深かったのです。
そういった意味でツェッペリンも特別な存在であり続けることでしょう。特にボーナムはNO.1です。

*最後に・・・会場内に持ち込んだカメラで写真は確かに撮りました。(モノクロ)現像もして宝物にしてたのに、家内がどこかにやってしまいました。血眼になって捜し出して、いつかここで見ていただきたいです。
では、また。ピーター麻生。

Tangerineの中に広島の証言と言うあの日に拘った貴重な記録があります。そちらも合わせてご覧下さい。

 

 詳しくはMasical ZEP Worldまで

 

〜Led Zeppelin トリビュート イン ヒロシマ〜

Led Zeppelin広島公演30周年記念コンサート

 

イミグランツ新広島の狂言

イミグランツ特注ロゴマーク入りツアー専用機には、クーラーに缶ビールが数十本。演奏予定のないキングギドラ入り巨大ケースなど大規模な機材を積んで、いざ広島へ、泊まる宿も決めずに、まさにイミグランツらしい、秋の西日本ツアーがはじまった。高齢者がいるにもかかわらず、野宿を決め込む地味イとボー南無。修学旅行気分で本州に渡ったとたん、不安になって宿泊先を片っ端から友人に電話。結局決まらずいつもの調子で運転手以外はビールを飲む。ちなみに先発運転担当は地味イとロバー頭。車窓から見える関門海峡を不安げにみつめるジョン爺、、、

本州に入った頃から、ビールを飲むペースが上がり、それにより当然パーキングでのトイレ休憩も多くなる。 予定を大幅に遅れて5時頃広島駅に到着。そこから、谷口さんにTELして前夜祭会場まで向かう。途中多くの方に道を聞いたが、本当に広島の方は親切な人ばかり。(翌日も区民センターや原爆ドームに行くのに道を聞いたが皆さんとても親切でした)
会場であるスタジオダックにつくと151
Aの皆さんそろそろリハしようかなといったところ、リハを見ながら楽器を運びつつ、皆さんにご挨拶(まだすっぴんです)
その後、リハをちょこっとして本番を待つ。
予定を少し過ぎて6時30分から前夜祭スタート、イミグランツがオープニングを務める。
一曲目は移民歌〜ハートブレカー  
曲が始まっていきなり地味ィが客席の真ん前で派手に弾き出す。  なにをしてもお客さんの反応が抜群なので、いつもの悪のりモードに突入!
続くハートブレカでも地味ィ、ギターソロの途中でビールを飲む、また椅子の上でソロを弾くという18番も披露。   しかし、ソロの間中ボー南無がドラムセットの下にもぐっている? また、ヒゲでも落としたのかと後で聞くと わざわざ持参したフットペダルがはずれて直してたとのこと、結局、後半でもまた外れたと言っていたので、全体の3分の1はバスドラなし(何のために持っていったのか?)
曲が終わってロバー頭の
MC 何を言ってもバカ受け 内容は本人が近々UP予定。
次は、強気2人の愛 一年半ぶりにやったのにリハなし、コードは忘れてるし、スライドソロは音を外しまくり、実力のなさを充分に発揮! ロバートの熱唱が唯一の救いか?

次は天国。 今度はジョン爺が地獄へわれわれをいざないます。
前回のライブで地味ィがイントロを3回弾き直したこの曲地味ィはどうにか間違えず弾いたが、キーボードが入ると音はでかいし、音を外しまくる、こらえきれずボー南無 口を押さえて笑う。
しかし、ロバー頭よく笑わず歌えました あっぱれ!
原因はキーボードを借りたため自前のキーボードには張りつけているカンニングペーパーを見れなかった為(なんじゃそりゃ〜) 

MCは相変わらずバカ受け   ここでマンソントリプルネックの登場!
すわってバトルオブエバモを30秒弾いてお役ご免。会場から「おい、それだけかい!」
とのつっこみ。   

最後の、混みにけーしょんの前に来がけ車の中で聞いてた71年大阪28日のビートルズメドレーをしようとバック3人でうち合わせするがロバー頭に相手にされず、だらだら演奏開始。
地味ィ ギターソロの途中演奏そっちのけで観客と握手しまくるまた、きょくの中でメンバー紹介やソロをするパターンで盛り上がるがなぜだか、いつもはしつこいジョン爺のベースソロがやけに短い、後で聞くと、一弦が最初からチューニングがずれていたのであまり弾かなかったとのこと。(なんじゃそら〜U)あれほどビール飲む暇あれば普通ねぇ〜まあ、どうでもいいけど。

そんなわけで、「もつとやれ、もつとやれ!」コールの後、退場。退場まぎわロバー頭が一人ブラックドッグでもう一笑い。アンコールしなかったのは時間も押してたし、又後でやれると思っていたので・・ 

会場内では続いてセッション大会、色んな方が参加されました。(移民達は衣装のままで飲みモードに突入したためセッションにはさんかせず)皆さん演奏がうまいうまい 驚きでした。
続いて151
Aの演奏開始。実力は移民達より、一枚も二枚も上です。
ただ、この日はなおやん氏がインマイタイムオブダイニングキッチンでしたので実力発揮できず(次の日はバッチリきめたそうです)
詳細はメンバーの方151
Aのホームページにて報告してください。

しかし、今回の広島旅行 最大の収穫は多くの方とお逢いしお話できたことほんとうに、広島までのこのこ恥をさらしに行った甲斐がありました。

8時30分で会場をあとにして、メインの懇親会へ移民達、衣装のままで宴会場へ 途中のホテルに急遽チェックイン。
もちろん衣装のままです。
宴会場では大きな舟盛りのさしみが二皿。 ロバー頭の「プッシュー」の発声とともに乾杯。 これが楽しみで広島まで来ました!
151
Aの方とも意気投合し、いつしか地味ィ&ジョン爺の衣装は小宝&おぎょ氏が身につけてました。(次の日も)また、地味ィのめぇったに聞くことができない「○○の谷間に兄貴の○○が〜」という歌もかなりレアです。 似たようなの良くうたってますが。

次は、飲みながらセッション出来るお店に移動。
移民達は、
WLLR&Rを演奏したような気がする。
みなさんも、混ざり合って色んな曲を演奏。
 
この時参加した方で、おれはあの曲で何を演奏したとかがあればかきこんでください。

つぎの宴会場は座敷の二階、時間は覚えてません。最初は7〜8人いたような結局最後に残ったのは、地味ィ&ジョン爺&ゆうさん&たしか小笠原さんホテルに帰ったのは4時30過ぎ ロバ&南無の部屋に乱入しかけたが思いとどまってねました。

 

イミグランツ広島公演ロバー頭MC3

広島公演のロバー頭のMCを、観客の声とともに紙面で再現してみました。(  )が観客の反応です。省略されている部分は、聴き取りが困難等の理由で何を言っているか分からない部分です。一回ではとうてい書き込めないのでシリーズでお届けします。
1部
IMMIGRANTSONG〜HEARTBREAKER
OH GOODEVENING(イエーイ)GOODEVENING(イエーイ、キャー)
こんばんわ。LEDZEPPELIN究極の不完全コピーバンドイミグランツです。(すでに笑い)お忙しいとこ、ご来場いただきまして(笑い)誠にありがとうございます。
本日はマジカルゼップワールド主催、、、えー、、LEDZEPPELINトリビュートイン広島に参加できることに感謝しております。(拍手)(谷口さん、泣かな)
最後までよろしくお願いいたします。

強き二人の愛〜THANK YOU! あのーうちのバンドを見て下さる方が、今日始めての方ばかりだと思います。ホームページでは、見た感じ「スゲーやねんか」、、、(実際スゲー)(スゲー、スゲ−)演奏と言うよりか、どちらかと言うと、見た目で勝負(ひゅーひゅー)ある意味キャラクターショーに似たものが(ビジュアル系やー)そう、元祖ビジュアル系ということで(笑い)仮面ライダーアギトには負けたくない(おー、えいえいー)、、、。私は九州の大分県の別府市という、、(おんせん、おんせん)温泉で有名な別府を御存じの方いらっさるでしょうか。(はーい)ありがとうございました。私、昔旅館やってました(笑い)不況のあおりで潰れてしまいました。(笑い)あのー世間一般の人はレッドツエッぺリンのことを「ゼップ」と、、、(笑い)もうオチはわかっていると思いますが、(クスクス笑い)私達は「ベップ」といいます。(うまい)(爆笑)。九州からわざわざこんな事を言うためにきたのではなんですが(笑い)            

メンバーの紹介を軽くしたいと思います。私はこう見えても高校で教師をやっていました。(エー)別に怪しい教師ではありません。ちゃんと担任を持っていましたし、修学旅行も同行し(笑い)内申書、面接、就職活動とか、、、。どうもこうゆうことが好きなもんですから、教師やめてしまえと、今は浮浪者のような生活をしています。(THE ROVER)。
一応ロバートというところのロバートの「ト」が、頭と書きまして、ロバートウー!になります。(笑い)ホームページ
で見ますとロバー頭(ロバイットウ)に見える、、、(大爆笑)よろしくお願いします。続きまして皆様から向かって左側。ジョンポールイノウエ、ジョンジーです。(
拍手)(ジョンジー)ジョンジーのジーは見ての通り、爺さんの爺とかきます。(笑い)

、、、昔はここまで派手な衣装はやってなかったです。ある日突然ジョン爺が作ってきましたこの衣装を。(拍手)知ってる方はいらっしゃると思いますが、、、この衣装は白いスーツ、ウエディングドレス、いろいろな生地をおばあさんに探してもらいまして、、、、こちらの方には手鞠、、、この衣装が出来たとたん『こりゃ、ヤベー』と、いいかげんにやってきた人間は、急にこんな風なカタチで展開するようになりました(爆笑)。続いて、まん中。ジョンボー南無羽野! この人は木こりさんとか、最近忍者とか呼ばれておりますが、、、この人、バンドできてからヒゲについて悩んでおります。(笑い)

 

We are ultimate imperfect copy band menbers.

TOP

immigrantz


Copyright (C) 2001 Immigratz All Rights Reserved