トローリングラヴァーズ第二回 at 中野HeavySick ZERO レポート レポート by アボカズヒロ八戸(オーガナイザー)
さて、今回のトロラバはゲストにリョウアライさんを迎えちゃって、はっちゃける予定。いやはや。どうなることやら。
☆最初のDJはDJコウセイ、スカ!パンク!ハードコア! 居酒屋でいうと「いらっしゃいませ」をいう役なのに、しょっぱなから飛ばしまくります。あ、あんたは恐ろしか人だぁぁ。ぼ、僕のイベントをどうするつもり!?(笑 PS DJコウセイの写真が何故かありません。悪いのは撮影係の小池君ではないかと思われ(苦笑)原点5点。
↑今日もあいも変わらず8BIT魔人の岩井丼。YMOのマッドピエロをカバーしたりしてました。一生懸命馬鹿になろうとするが、どうも中途半端にしかなれなかった様子。ドンマイ!次はがんばろう。マッドピエロのカバーはまろやかでした。
↑ぐちょんさんの音はいい。顔も良い。でおなじみのDJぐちょん。デリックメイスタイルで熟女を虜にしてました(実話だよん) 僕も腰が抜けるほど踊ったぜい。
↑小池卓andコイケストラ。 流石芸大生。安定したプレイを披露。ハードボッサ、映画音楽風ダンストラックなど、打ち込みと生を見事に融合させてました。オーガナイザー的に特筆すべきは、こんな編成であるにも関わらず、演奏の準備がスムーズだったこと。いやはや、助かりました。ナイスプレイ。
↑DJアボカズヒロ八戸。今回も場の雰囲気を、後半戦に向けて調整していく感じのプレイ。リッチーホウティンなどのマイナス系テクノから始まり、段々色彩が豊かになっていくようなプレイを披露。少しマニアックだったけど、通な人が数人狂ったように(前半部分から)のってくれていて面白かった。後半プログレッシヴハウスを混ぜていったら、若い子もノリやすかったみたい。そういう僕は19歳。VJの映像は丸々八戸紹介EDIT。
↑東京芸大きってのMAX/MSP使い、nakagawaryu。どういうパッチを使っているのかさっぱり分からないほど、複雑かつ豊かなグルーヴでフロアをロッキン。MAC一台、ソフト1個というスタイルの可能性を見たね。
↑そしてそして、今回のスペシャルゲスト”リョウアライ”さん!! 元ele-kingの谷口さん曰く”トローリング☆ラヴァーズ VOL.2。Riow Arai がますます大変なことに。ブレイクビーツの手法を徹底した結果出てきたのは、モードとしてのブレイクビーツとは似ても似つかないグルーヴの塊。かっこええーー! 新作(サイトで試聴する限り、まだこっちの方が「ビートらしさ」が残っているようだけども)を楽しみにするのは今年初めてかもしれんぬ。”
素材をチョップしまくる行為は、一見無機質なことだけれども、そこから出てくる音がこんなにもオーガニックなことに感動してしまいました。感謝!! リョウさんの公式サイトは→ http://www.riowarai.com
↑タウリン&アボカズヒロ八戸による、ラップユニット”Mystery-JAM" テクノあり、エレクトロあり、2stepあり、ハウスありと多彩なトラックにタウリンのマイクが乗っかりまくるぜ! 今回はミキサーの関係上擦れなかったんで、CDJをサンプラー代わりにしてねたをポン出し。パーティーキラーの基本はアゲアゲ。
↑トロラヴァDJ陣の中でもきっての実力派、DJ KONOK。今回は和物、洋物関係なしに混ぜまくる貫禄のプレイを披露。トロラヴァゴッド。個人的には今回のベストDJ。
↑声をはじめとする様々なアナログサウンドソースを、エフェクト処理しまくって音の異世界を構築していたTORIDE FEEDBACKS。カセットウォークマンの立ち上がりの遅さを利用したり、子供向け電子工作キットの電子回路をフィードバックさせたりと、もうなんか凄いアイディアが満載でした。脱帽。東京芸大の一番変態かつ天才な部分といっても間違いないでしょう。
☆今回のイベント、お客さんも前より増えたし、なによりこれだけ多彩なメンツをなんとかオーガナイズすることが出来たということに満足感を感じることが出来ました。お店の方にも、このイベントに個性を感じ取ってもらうことが出来たそうで、出演アーティストのもその後続々オファーが舞込んでいるとか。僕も12月18日(DJ)と、1月29日(ライブ)にヘヴィシックさんのイベントに出演します。いやはや、お疲れさまでした。次回トロラヴァは1月28日。第一次DJ大戦をお送りしようかと思っております。