2004/11/27(土)
indian no echo sign bine no!、asana、peck you、middle9、tenniscoats
福島2nd LINE

indian no echo sign bine no!
1年ぶりくらいに見ました。我が青春のバンド。年内いっぱいで活動休止とのことで残念です。遊びで録音したような童謡ぽい曲を導入に、「Little One」インストバージョン。続く、中尾さんがスタンディングドラムを叩くドラム・ドラム・ベースのトリオによる曲が気色悪くて最高でした。なんか長いインストパートの時にパーカッションとか叩いてるイエスのジョン・アンダーソンを思い出したりしてました。「Otomo K.」は中尾さんのバイオリン弾き語りバージョン。ラストの「Velvets」は長いノイ!みたいな導入部分がありました。「インディアンは今年で終わって、来年から赤松さんがソロ活動します」という中尾さんのMCがあり、赤松さんがフラフラとフロントへ。スティックで前からバスドラたたきながら「Little One」を歌って(がなって?)終了。あいかわらず最高。幸いインディアン当面のラストライブとなる12月のECD at BEARSは行く予定なんでとても楽しみです。

asana
前に京都で見てるんですが、ライブ見終わった後も全然気づかなかったくらい印象が変わってました。6、7人くらいのポストロックバンド。なんですが、1曲目後半であまりにもベタなシンセ音が聞こえてきて、思わず「ニューエイジですね」「シルクロード!」と友人にこぼしてしまう。以降も、あらゆる場面において全く破綻をきたさず、全ての楽器がストレートすぎるフレーズを、教科書通りの演奏方法で、その楽器本来の音色を正しく奏でるという展開。フルートのヒーリング感溢れる音色や、サンバにきっちりと入れるホイッスルなど、それが確信犯的に意図されていることだとしたら平伏するしかないなと思いながら、1曲1曲の展開をドキドキしながら見守っていました。各曲中で軽いフックは用意されているものの、最後まで一切破綻なく終了。何もかもがまっすぐすぎて驚きと笑いの連続でした。録る気なかったのに、1曲目途中から録音してしまいましたから。確かにポストロックのネクストレベルはニューエイジとかイージーリスニングかも、とか思ってしまいました。とにかくびっくりしました。
http://www.spice.or.jp/~jajouka/

peck you
peck。ステージではなくフロア後方でギター弾き語り。

middle9
フュージョンぽい4人組インストバンド。

tenniscoats
結構バラエティに富んだ選曲だったような気がします。「テニスコーツのテーマ」「リンガンリンガンハーツ」のほか、知ってる曲をいくつか。sayaさん作?のかわいらしい曲も何曲か演奏してました。全体的にすごくゆるかったですが、それも込みでテニスコーツだと思えるのは得なバンドです。1年前くらいに見たzinkでのライブが今でもしょっちゅう聴き返すくらい素晴らしい内容だったんで期待しすぎたのかも。

(04/11/29)

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