2004/1/12(月)
Chris Watson
旭区芸術創造館

60ほどの座席に対して満席。客層が読みづらい。前方に2台、左右に2台、後方に2台のスピーカーにかこまれ、照明を落とす。世界中の自然音を録音してまわっているとかどうとか、な、クリスワトソン氏(元キャバレーボルテール)が動物の声や虫の羽音、水の音、風の音、など、など、などで、重ねすぎない程度に風景を構築。天井から10ほどの赤照明が静かに照らし、一瞬ではあるものの、ほんとに自分が今どこにいるのかわからなくなったような気がした。ひとまず3曲55分とのアナウンスで、各曲の区切れとかははっきりわかったけど、印象は最後の曲がやや人工的な音で構成されていたというくらいでほぼ一貫。娯楽性という点では正直どこが?という気がしたけど、静かすぎる照明、空間、がとても心地良い1時間でした。終演後、外に出たらやっぱり鳥の声がクリスワトソンに聞こえた。

(04/1/13)

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