2001/12/19(水)
MONG HANG、スパナ、TUB RING、HELICOID 0222MB
難波ベアーズ

HELICOID 0222MB
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ずいぶん久しぶりに見る気がします。前見たのはたぶん去年の6月。その時はまだまだファンク色の方が強かったですが、『ACTION!』を経、新作『ELE SHOCK』を控えて、かなりロック、サイケな感じになってました。演奏曲もそのあたりから。「見えないものを見ようとして望遠鏡をのぞきこむバカ」という歌詞が素敵です。最後に演奏した新曲が、アシュラの「エコーウェイブス」のフレーズもそのまんま取り込んだディレイ・トランスでかっこよかったです。

TUB RING
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基本的にはパンクバンドだと思わしきアメリカのバンド。楽しげな音楽は苦手なんですが、無闇なアクションとむちゃくちゃな曲展開が面白かった。特にポップパンクから電子ノイズ、ディスコ、ブリットポップ風、と秒単位でコロコロ変わるトップ10チャートのフラッシュみたいな曲が凄かったです。

スパナ
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ヘリコイドと同じく去年の6月以来。スパナもその間に2枚のアルバムをリリースして、ずいぶんと成長しているようです。新作からの曲と、「Round & Round」「EISBAHN」と旧作からの代表曲で構成されたわかりやすいステージで良かったです。全部知ってる曲だけにのりやすかった。無理しないポップミュージックだけに逆に新鮮な感じでした。

MONG HANG
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想い出波止場的(別なお手本バンドがあるような気がするが)変態プログレハードコア、マグマ風変拍子リフ、80'sクリムゾン的メタリックサウンド+象ボーカル(象ギターではなく)、と、雑誌に名前の書いてあったバンドからの影響はひとまず納得させられたんですが、それ以外にもスチールドラムの哀愁ただよう童謡チックな歌とかアンビエントぽいインタープレイとか、とにかく何でもかんでもやりまっせな感じのバンドで、さらに衣装が全員真っ白の布をまとって、ベースの人は首輪(首長族の)、どっかの部族をステージ上で演じきってました。演奏もうまくて、完全にできあがってる感じが逆に不自由な印象は受けましたけどね。面白かったけど、やっぱりもっと強烈なのを見てるからインパクトはそうでもなかったです。でも録音したテープ聴いてたらけっこういい感じです。(01/12/24)

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