2001/10/01(月)
デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン+小島麻由美、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、高橋敏幸、鉄拳、他
新宿リキッドルーム

「KABUKI DEKA FESTIVAL」(タダダー!トリビュート2 至福刑事レコーディング)

高橋敏幸
すごい好きなんです。が、こんな腑抜けた感じでしたか? なんか見る者の気を完全に掌握する存在感がまったく感じられなかった。けして演奏が悪いわけじゃないと思うけど、何でだろう。トークも冴えがなかったし。。。ホーン3人含む7人編成。1曲目はタダダー!イベントということで?「そのCDをレジに持っていく必要性が本当にあるのか」、3曲目「ふにゃふにゃ赤ちゃん」もなんかいまいち。ラスト、といって演奏した壮大な4曲目、この曲でようやくキた。ドラマティックかつ、サイケギターな演奏にガビーンとしながら、いきなり乱入する半裸のダンサー。心、鷲づかみ。とにかく長くひっぱる。歌詞は即興、しかし、中身はあった。ああ、これぞ高橋敏幸だなあああ。と思ってたら、演奏終了後、客席から「へたれ!!なげーんだよ」と野次。つなぎのパワーブックによるノイズがこだまするなか、「まだあるんですけど」と高橋敏幸。ダンドリわるー!!気分萎え萎え、な感じで、演歌チックな5曲目で終了。こんなダメな感じではとてもとても誉められないですよ。

つなぎで25分ほどノイズ。

マヘル・シャラル・ハシュ・バズ
10人編成だったと思います。最近は曲を演奏しない、ということだったので、その大半が噂に聞く「曲の断片」。会場当惑。おもしろい。けど、ときどき曲もやる。これはほとんどこの間のミューズでやった曲とかぶってました。50分くらいやったと思うんですが、これは個人的には長すぎました。終盤だれてきたらラストはめちゃめちゃ爽快な疾走感あふれる曲。会場全体のストレスをふっとばしました。途中、目をとじて聴いてるのがとても気持ち良かったです。マヘルは、でかい会場、さらに視覚がマイナスにはたらいてるのでは?と思ったんですが。もっとリラックスした環境で聴きたかったなあ。

つなぎで、お笑いの鉄拳。くだらない紙芝居ながら、面白かったです。こんな○○はイヤだシリーズ。ルパンとかフランダースの犬とかサザエさんとかアンパンマンとか色々。30分もたせるのが大変そうでした。

小島麻由美とデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン
やはりこれを見に来た人が圧倒的に多かったようです。突如盛り上がる客。小島麻由美はかわいかったです。DCPRGのわりと普通にジャズな演奏にのせ、小島麻由美のスキャット。小島麻由美持ち曲もやる。DCPRG先導の曲もやる。随所で大友さんのギターソロが光る。菊地さんはパチパチ指ならしたり、パタパタしたり、指支持出したり楽しそうです。でも、音的には余興的セッションの枠をこえるものじゃなかったよなあ。普通に良かったけど。

デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン
いったんメンバー全員引っ込んだの観客が勘違いし、アンコール。すぐに全員再度登場し、ここからが本編DCPRG。「全米ビーフステーキ芸術連盟」。の序盤の部分を聴きながら、やはりこの日もバスの時間が迫り、撤退。あー悔しい。見たいけど。

という感じでした。疲れていたことと、でかい会場嫌いっていうのもあって、あんまり楽しくなかったです。前日のライブが良かっただけによけい。贅沢な感想。もう、でかい会場のライブ行くのよした方がよさそうですわ。(01/10/2)

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