2001/8/8(水)
渋さ知らズオーケストラ
京大西部講堂前広場

西部講堂前はそんなに広くないんですが、たくさんの出店やキノコ屋さんやゴミ箱や山本さんや不破さんや勝井さんやその他色々あって混雑豪華な感じでした。山本さんのキャップ中央にはマグマバッヂが光ってましたね。

チキンカレー食ってビール飲む。気持ち良い。

6時前から入場の列ができ始める。おびただしい人々。行列の合間にも渋さのメンバーが鳴り物かかえてチンドン行進。サービスですね。ほんまにあのテントに入れんのかいかと思ったら入れました。ギウギウ蒸し蒸し。

入場開始と同時に演奏は始まってて、入りきったところで、ステージ正面を覆っていた物体が飛翔!巨大な蛾となってテント中空を舞う。と同時に定番曲。はい、えーと、会場大盛りあがり。これ以降、最悪な環境がむしろ加熱要因となって3時間ばかし踊ってました。サウナの中で踊ってるみたい。

プレイヤーは全員で20人強かな?渋さ平常メンバーに加えて山本精一氏を確認。内橋和久氏もいたそうなんですけど分からなかったです(氏のルックスよく覚えてないんですわ)。ダンサー、さやか&ペロ、白塗り6人?、ドラヒップ(2人)、あとよくわからんけど、強面のグラサンの人とかキャバレー風の人とかいっぱい。総勢40人くらいだったと思うんですけど。

前半、徹底的なたたみかけ曲が続いて既に息もたえだえ。フジでもやってた演歌「天城越え」はバカうけ。室舘彩さん歌唱のバラードはかなり感動的でした。途中から、勝井氏+加藤氏のインプロから始まった不協音演奏をバックに暗黒舞踏が始まり、立ち尽くしてるうちにドッと疲れがくる。ほんまに最後まで見れるかなー?と心配になってきたのは杞憂におわったわけですが。

暗黒舞踏あけて、後半戦へ。「諸行でムーチョ」大好き。再びアグレッシブな楽曲が続いたわけですが、何でか知らんがノリきれた。渋さマジック? 定番のラスト曲でステージ後方の幕が落ちた。会場暗転。燃え上がるタイマツ、炎を振り回す白塗り男。会場大盛りあがり。

大熱狂、大合唱の渋さ京都公演素晴らしかったです。さすがにアンコールなかったですが(なくてよかったですよ、しんどいし)。

ドラヒップの参加ってこのツアーからだと思うんですけど(フジにも出てた)、めちゃめちゃ渋さに合ってます。今後もずっと共演?して欲しいなあ(1回やってるから既にメンバーなんでしょうが)。全体的にどうしようもなくアングラな渋さダンサー陣において、すごいキュートなキャラ立ちで良かったです。振りつけアホすぎ。

渋さ知らズは音楽、舞踏、演出、観客、空間、、、とか含めた総合エンタテイメントだと思う。細かいことは気にせず、ただ熱だけをあげていく感じ。そしてずっと見てると、彼らのペースに引き込まれて行きます。最後には両腕を振り上げて絶叫してますからね。VIVA渋さ。来年はいっぱい見よっと。(01/8/8)

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