2001/7/2(月)
DOODLES、プカプカブライアンズ、他
東高円寺UFO CLUB

DOODLES
まったく知らないバンドだったんですが、観た後ものすごいファンになりました。女3男1、ggbdの4人組。この日はベースの女の子が欠席で、川口雅巳氏がヘルプベース。川口さん周辺のバンドであるそう。まだ少し不安定な感じのギターの絡み合いが逆に功を奏してか独特の空気、グルーブ、を生み出してました。そんなにハデにフィードバックさせるわけでもないし、歌を強調してるわけでもないし(かなり控えめ)、なにが突出してるわけでもないのに、なんでかすごく良い。フロントの3人がギターやベースをかかえてゆらゆら動いてるのが、割礼宍戸さんが3人並んでるように見えてすごく可笑しかったような。想像してみてください、宍戸さんが3人並んでいる絵を! 1曲目が唯一、少しポップめなリフを中心にした曲で、それがものすごく良かったのに、録れてなかった!!悲しい。2,3,4曲目は日本のフォーク的な、暗くて艶っぽい曲。どの曲もたんたんとしていながら、後半至上のグルーブを生み出す。しかも、メンバー若いです、かわいいです。予備知識なしですごくいいバンドを見つけるとほんとうれしくなりますね。音は、割礼、レスト・オブ・ライフ、ハレルヤズ、ジャックス、なんかを感じました。

プカプカブライアンズ
マジキックレコードのSAYAさん、植野さんほか、そのときどきで人数がかわるバンドだそうで、今日はプカプカを見に来ました。この日は11人編成。鍵盤やサックスや映像が、デヴィッドトーマスの最新作の荒涼みたいのを感じさせつつ、人数さすが、即興と作曲の部分を行きかいながらのフリーポップロック。しかもこの人数なのにドラムがいないのが面白かった。リズムはサンプラー数台で出してました。なんと表現したらよいのかわからんのですが、びっくりするような音の連続、みたいな。突拍子もない感じで、なんつーか、天才が装うハクチみたいな、というか。やっぱり全員が一斉に即興するとすごい迫力、でも繊細で、作曲された部分がしっかりしてます。姉妹バンド?のテニスコーツも見てみたい。

この日はほかに2バンド出たんですが、3つめのバンドが「スネ*ルランプのようだ」という話と、DOODLESの途中で学校の授業抜けてきた友人の家が遠いということなどの理由から抜けました。(01/7/2)

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