2001/6/2(土)
SIXNORTH、KBB
京都RAG

KBB
バイオリン&ギター、ベース、キーボード、ドラムの4人組。ドラムの人は昔、魔法陣というバンドをやっていたそう。バイオリンの壷井さんは、鬼怒無月氏や芳垣氏らとンバギというバンドもやっている。全員ルックス的にキャラもかぶっていない。壷井さんは爽やかな短髪が清潔感あふれる好青年といった感じ。ベースの人は絶妙にキザな感じのルックスで、キーボードの人はスキンヘッドの陽気なキャラ、ドラムの人は長髪&髭のロケンローラー親父といった塩梅で。壷井氏のMCも面白いし、なんか演奏以前に親しみを持てるバンドです。演奏はバイオリンソロからスタート。躍動する冒頭2曲にしびれた。中途、もろシンフォな甘すぎるメロディがちょっと辛いかなってところもあったけど、最終的にビシッと締めるので逆にその緩急がかっこよかった。ジャズロック、というよりはクラシックの要素も随分感じさせるバンドでした。7時35分〜9時15分。また見たい。

SIXNORTH
こちらは関西のジャズロックバンド。5弦ベース、サックス、キーボード&ピアノ、ギター、ドラムの5人に、女性ボーカルの入る曲もある。KBBは明らかにバイオリンフィーチャーのバンドだったが、こちらは完全にアンサンブル重視。リーダーはたぶんベースの人だが、あまり前には出てこない。絶妙に変拍子を挟みながら、フュージョンぎりぎりの寸止め加減が気持ち良いテクニカルなジャズロックを堪能。間、3曲の歌ものでは本格的なジャズボーカルを聴かせる。歌ものは3曲披露されたが、その2曲目のラスト、ドラムとピアノがのたうちまくって「バイオレントなルネッサンス」を感じさせたのが凄かった。9時半〜11時20分とワンマン並の演奏でしたが、その長さをまったく感じさせない充実度でした。また見たい。(01/6/2)

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