2001/5/18(金) mimi、INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO、怖、Club Darma 難波ベアーズ Club Darma b+g+vo+gの4人組で全員イスに座っての演奏。ベースの方はシノワのメンバー。前半、けっこう面白い展開のする曲が多くて楽しめました。透明な、みずみずしいアコギの響きが気持ちいい。ボーカルの方もけっこう芸が細かくて、色んなパターンの歌を披露してくれました。最大の焦点は、暑くて服脱いだけど見つめられて恥ずかしいからまた着た方でした。この脱着衣の方がみなの印象に残ってしまったようです。 怖 見るの何度目になるのかな。5回目くらいかな。去年くらいまではけっこう細かい曲をたくさんやってた覚えがあるんですが、最近はサイケ+ノイズ+プログレな長尺曲を展開してます。その路線、この日はまさに極まったと言っていいでしょう。ボヤ〜ンとした暗黒ムードのイントロから、ジャジーなドラミングの冴える中盤、ガガガガガッと強烈にたたみ掛ける終盤。エフェクタを通してオルガンの音とか出ていました。2人組のバンドも最近は増えてきましたが、怖は今現在その一つの極みになってるでしょう。2人での演奏の極限いってまっせ。20分強の大曲を一切緊張感を緩めず一気に聴かされました。あと、この日は演奏前のMCの脱力具合も抜群で、怖の魅力の一つとして語られる「演奏とキャラの落差」もこの日は群を抜いてました。 INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO 目下、周辺でファン急増中のバンド。やっぱり。この日は、これまでとライブの展開もイメチェンして、何となく全体のバランスを整えたような曲順でした。最初の2曲は新曲。静寂の演出は、何をどう考えてもクリムゾン『アイランズ』の冒頭部分を想起させます。続いて2曲目もクラシカルな響きのバイオリンがリードする曲。何が突出しているというわけじゃないですが、この曲大好き。3、4曲目はおなじみの曲。4曲目は「羊」。バイオリン導入部分のパターンはまいどかわってる。4月末時のアレンジは凄まじかったが、今回、弓がかわったからか、どこか控えめな感じでした。赤松さんスティック落として、途中手でたたいてました(笑)。ちょっと間の抜けた新曲「ちびっこロメオ(こんな感じの曲名だったと思います)」は1分強の小曲。「テヘランダンス」(←メンバーの足元のセットリスト紙にはそう書いてるんですよ)「Little One」。このへんメローに展開して、ラストはこれまたバイオリンの冴えるアグレッシブな曲。たっぷり聴けて良かった〜満足です。が、メンバー的には良くなかったとのこと。で、録音したのを聴き返してみたら確かに演奏、かなり雑な部分多かったです。インディアンの場合、曲がずば抜けて良いからそのへんだいぶ助けられてるんじゃないでしょうか。どうあっても、すげーバンドです。 mimi スパローズスクーターと、あらかじめ決められた恋人たちへと、スピードライダーのメンバーからなるバンド。透明で控えめな演奏に、これまためちゃめちゃ控えめな女性ボーカルがのります。1番音でかいのは、打ち込みとピアニカ。それゆえかなんとなくラスタな雰囲気も?ないか。あらかじめ〜のちょっと恐いメルヘンみたいなイメージに、スパローズスクーターのピュアな世界がのっかってる感じがやっぱり強かったです。ギターのカッティングがノイみたい。ベースの地味なスイング感もありました。ジャンベはもっと主張してもいいかもしれないです(あんまし聞こえませんでした)。最後のポップめな曲良かったなあ。秀逸音響ポップ。(01/5/20) 戻る |