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2002年2月26日時点で「Data & Review」には
Punk-424作品
Newwave/Alternative-134作品
Techno/House-69作品
ETC-14作品
全641作品
掲載されています。
2002/02/26 Update
ついにでましたね。NOFXとRANCIDのスプリット。
お互いの曲を6曲づつカヴァーしまくっています。
90年代以降のPUNKを聴くキッカケとなった両バンドですのでウハウハ♪
NOFXが先でRANCIDが後に収録された黄緑ジャケと
RANCIDが先でNOFXが後に収録されたオレンジジャケの2種類ありますが
みなさんはどっちを買われましたか?
僕は迷った挙句、オレンジジャケを買いました。
という訳で今週の注目バンド♪
【RANCID】
Operation Ivy時代の気骨をそのままに純粋にPunk Rockを追求している
90年代を代表するバンドのひとつですね。
骨太、男気、Rock'n'Rollの3本柱でぶっとびまくりです。
正にハードコア・クラッシュって感じで。
なんか、書いててバカらしいな‥。知らない人なんかいないし。
【ME FIRST AND THE GIMME GIMMES】
一応、NOFX繋がりですね。
NOFX、LAGWAGON、SWINGIN' UTTERS等などのメンバーが集った
パンク・カヴァー・バンドでございますね。
Simon & GarfunkelからBob Dylanまでなんでもカヴァーしまくり。
企画モンとして考えれば上出来でしょう。彼等の作品は。
個人的に音にスリリング感に欠けるように感じますが
演っていて愉快。聴いてて愉快。それで良いと思います。
ファン・パンクの産みだした極上の汚物って感じ。(←一応誉め言葉)
【大熊小鹿馬場鶴田蛾次郎】
最後はオムニバスですが大熊小鹿馬場鶴田蛾次郎Death!
通な方なら知っているかと思いますが殺害塩化ビニールが世に放屁する
殺害カバーオムニバス第3弾です!
なんとももう第3弾ですよ。
まったくもって無駄なバイタリティーに溢れています。
内容以前の問題で、無許可でカヴァーし、無許可に音源使いまくりです。
これにはドラゴン・アッシュもビーズもびっくりです。
で、内容も期待通り酷い。
聴いている人間が、後ろめたさ全開(フル・スロットル)!
とはいうものの、SIT featuring R.O.MのHANOI ROCKのカヴァーや
CHAINSAWのANTI NOWHERE LEAGUEのカヴァー「SO WHAT」は、
選曲もまともならアレンジもかなりまともで激カッコイイです。オススメ!
そして、オナニーマシンの「線路は続くよ」のカヴァーや
KEN@毒テロ名誉会長?の「モー娘。メドレー」も素晴らしいです。
どっちも、替え歌でチ■コネタの嵐。
暇さえあれば、「チン■!」とシャウトしております。
非常に頭悪くて素晴らしいです。リスペクトします。
2002/02/18 Update
最近‥SonyのバイオのCMでOASISの「WHATEVER」が流れてますねぇ。
懐かしいです‥。
脅威の新人バンドCREATIONより登場!‥から8年経ってしまったです。
CREATIONなんかとっくにありませんよ。ふぎゃっ‥!
さて今週の注目バンド♪
【APPLESEED CAST】
エモです。音響/Post-Rock系エモです。
昨年、「LOW LEVEL OWL: VOLUME 1」と「LOW LEVEL OWL: VOLU-
ME 2」の2枚で一つのAlbamを発表したのですが、これが素晴らしい!
とにかく素晴らしいんです。
Neo Psychedelic/Shoegazer/Dream Pop/Post-Rockファンは
絶対にチェキチェキしてください!
エモ特有の青臭さと、Dream Popの清涼感、Neo Psychedelicの浮遊感、
そして音響系のアヴァンギャルド性がものの見事に融合している。
一曲一曲を聴くのではなく、Albamを通して聴くサウンド。
決して聴き難いサウンドではなく、ポップセンスも光っている。
とにかく、要チェキですよ!
APPLESEED CASTのようなサウンドを聴くと、「エモって一体何?」と
首を傾げてしまうが、それは”線引き”に捕われてしまっている証拠。
彼等のサウンドは切なくエモーショナル‥だからエモなんです。単純に。
ステレオ・タイプなサウンドに捕われていたら音楽は進歩しませんって!
▼「WAY OF A RAY」▼
次は日本の轟音系スプリットAlbam「WAY OF A RAY」から。
収められているバンドはhartfieldとJohn juhl's Cornfield、そしてslowの
3バンド。3曲づつ収録。Live会場でしか売ってません‥(涙)。
これらのバンドの他の音源を聴いた事がない俺様チャンとしましては
どうあがいても深くは語れないのですが、聴いた音源こそ少ないながらも
素晴らしいバンド達で今後要チェキである事だけは確信できる内容で
あったのでLiveで観たことのあるhartfieldとJohn juhl's Cornfieldについて
今回は触れたいと思います。
尚slowも素晴らしい!名古屋のバンドらしいので地元の方は要チェキ!
【hartfield】
まず、hartfield!CD収録の「reason」が素晴らしい!
例えるなら”走るCHAPTERHOUSE”って感じ。
ええ‥。CHAPTERHOUSEが走っているんですよ。素晴らしいでしょ?
ビックリでしょ?もっと分かりやすく言いますと、
スピード感溢れるShoegazerって感じ新感触なんです♪
ただ、Liveなんかで他の楽曲を聴くとCHAPTERHOUSEよりむしろRIDEに
近い感じがしました。ねちっこいダークさの無いRIDEって感じ。
いい意味でカラっと、あっけらかんとしたサウンドで個人的には
好き好きボンバーです。もっと音源を聴きたいっ!今はLiveに通おう!
【John juhl's Cornfield】
このバンドの轟音ノイズは、すっごく尖っていて攻撃的。
Liveなんかで聴くと更に重厚でヘヴィで狂おしさが大爆発!
もうそれだけでいいじゃないですか。轟音の気持ちよさを知っている人間
なら確実に鳥肌もんです。
そして、これは轟音系バンド全てにいえることかもしれないけど
特にこのバンドはLiveが素晴らしい!ステージングもスクリーンにイメージ
画像を映したりして凝ってます!このLiveで作り出す轟音空間は
どうやってもCDとかでは再現できません。
というわけで2つのバンドを紹介しましたが、音響系エモなんかも聴ける
PUNX達も騙されたと思ってチェックしてください!
【SUPER JUNKY MONKEY】
最後はアッパー系サウンドで締めましょう。
日本が産んだスーパーミクスチャーバンドSUPER JUNKY MONKEYです。
ヘヴィでファンク、そしてスピリチュアル!
昔、僕はヘヴィ・ファンクな彼女らの楽曲が大好きだったのですが
最近聴き直してみて、その魅力がヘヴィ・ファンクであることや、コアである
ことにあるのではなく、もっとスピリチュアルな点にあることに気付きました。
ってゆ〜か、今まで気付かなくてごめんなさい。
結局、僕は表層的にしか音を聴いていなかったのですね‥。
ヘヴィであることや、ファンクとかは、あくまでも表現方法の一つであって
もし他に表現方法があるのであれば、いとも容易く自分の手足のように
扱いこなす。これは技術的にはもちろん、創り手側の確固たるポリシーが
あって初めて実現するものだと思う。
S.J.Mは、まさにスピリッチュアル・ミクスチャーです。
そして音の使い方にも、一つ一つに何か確信めいたものを感じ、そういう
意味ではTOOLにも通じるものがあるなと感じたり。感じなかったり。
それについてはどうでもいいか‥と思ったり。
2002/02/10 Update
はい。今週で600作品Over。まだまだ先は長いよ。ホント。
さて今回の注目バンド。
【SEX PISTOLS】
最初はSEX PISTOLS。
久しぶりに音源を購入したので♪
あまりウダウダ書くのもアレなので、できるだけHardcoreに。
Pistolsを理解できないというのは、PunkはおろかRockすらも
理解できていないのと一緒でしょう。
今となって、PISTOLSのサウンドは、さして激しくも早くも
そして煩くも聴けないのは事実。
でも、PISTOLSの魅力って、当時にしては激しく早く煩く
当時にしては過激な歌詞や熱狂的なliveアクトという点だけ
なのでしょうか?
それだけで、ここまで色濃く音楽の歴史に名を残せるのでしょうか?
伝説的なPunkBandは数有れど、これほど一般的にも知名度の高い
バンドは他にもあるでしょうか?答えは”否”です。
恐らく、PISTOLSを聴いてもピンとこなかったという方は結構多い
と思われます。
それは、PISTOLSの表面上のサウンドしか聴けていないからだと
思います。
聴きこめ!解かるまで聴きこめ!それ以外、あらゆる音楽禁止だっ!
もちろんTechno/House等の非Rockファンや、Old Waveファンの方には
無理強いする気はないです。
ただ、PISTOLSの良さが分からなくて、Punx気取ったり、Rockファン
だっていうのは片腹痛いです。そんなん犯罪です。クライムです。
新宿24時。桜の大門緊急出動ですよ。ホント。
当サイトはそんな方を許しませんよ。ぷんぷん。
というわけで初期パン繋がりで、まず3バンドを。
【SUBURBAN STUDS】
初期B級パンクバンドSUBURBAN STUDS。
こいつらは、かなりご機嫌なサウンドをだしていますよ。
基本、軽めの音のスピード感のある初期Punkサウンドなのですが
決して一辺倒ではなく、時には厚めのギターサウンドを出してみたり
Reggae的アプローチをしてみたりで色々やってくれてます。
なんか音に嫌味がなくて、すんなり耳に入ってくる楽曲で
佳曲がいっぱいです。今回の中でもイチオシ!
【ADICTS】
次が80年代初頭のPop PunkバンドADICTS。
顔面白塗りのヴォーカルで結構有名ですよね。
同時期にToy Dollsとかいますが、より初期Punkらしいトゲトゲしさを
サウンドに持っています。
とはいえ、そこはPop Punk。小気味良いポップソングでいっぱい。
【COCKNEY REJECTS】
最後にOi PunkバンドCOCKNEY REJECTS。
実はこのバンドあんまり好きではなかったのだけれども
最近、Single集を買って印象が変わりました。
デビュー当初の音源の瑞々しい事この上ないのです。
すっごくガムシャラで、ラフで、シリアスな緊張感があって
それでいて凄く自然体な感じがして本当に素晴らしいんです。
初期のSingleは要チェキですよ!奥さん!
▼ModernHeaviness勢▼
次は突飛に時代変わってModernHeaviness勢の3バンドをば。
【PUDDLE OF MUDD】
まずは01年デビューのPUDDLE OF MUDDですが。
帯には「NIRVANAの再来か!!」とか書いてあって非常に印象が悪い。
レコード会社の厭らしい商魂がミエミエでむかつきますね。
バンドにとってもリスナーにとっても迷惑な比喩表現です。
おかげで思わず買ってしまったじゃないか‥。
まあ、それはそうと中身のサウンドは結構イケてます。
近年のModernHeavinessサウンドというよりは90年代前半の
Grunge Rock/Heavy Rockサウンド色が濃いです。
楽曲の構築の仕方は確かにNIRVANAを彷彿させるものがあり
NIRVANAファンにはニヤリとする箇所もチラホラ‥。
但し、基本的なサウンドはやはりPEAL JAM/ALICE IN CHAINS的です。
NIRVANAをこのバンドに求めなければ、非常に美味な音を
出していると思います。
Grungeファンも要チェキチェキですよ。
【boyhitscar】
次も昨年メジャーデビューしたboyhitscar。
これ。僕の中で昨年末からヘヴィーローテーションしてます。
サウンドは明らかにModernHeaviness。
それに12弦ギターを付け足した感じ。
たったそれだけなのにやたら新鮮に聴こえます。
また、オリエンタルなメロディとエモーショナルなヴォーカル、それに
静と動を上手く使った楽曲から生み出されるグルーヴ感には鳥肌もの。
いや、ホント、マイッタ!って感じです。
【RAGING SPEEDHORN】
最後にRAGING SPEEDHORN。
2000年末デビューのUK出身バンド!
昨年中、ずっとヘヴィーローテーションしてました!
とにかく、2ヴォーカル絶叫の嵐!もう人の声に聴こえない。言葉にも
聴こえない。
クワッ!クワッ!クワッ!って感じで一体何を言っているのよ。あんたらは。
‥でも、人間の耳って凄いもので、そんな彼等の絶叫ヴォーカルも聴きこ
んでくると最近少しヒヤリングできるようになってきました‥。怖っ!オレ。
で、このバンド、絶叫ボイスだけが凄いのではなく
かなり壊れたヴォーカル(x2)にも関わらず、ちゃんとグルーヴ感も
生き残っている事も凄い!グイ〜ン♪グイ〜ン♪て感じで。
UKバンドらしい、シリアスさも持ち合わせているし。
いや、マジでいいですよ。コイツラ。
テンションが高過ぎて疲れる‥という意見もあるが、それは
根性の入っていない証拠だっ!これを機会に鍛えなおせ!
関係ないけど、僕はこの人等のサインを持っています。
誰も羨ましがらないけどね‥。トホホ。
ちなみに、以上ModernHeaviness3バンドの日本盤ライナーツは
PUDDLE OF MUDD→大貫憲章氏
boyhitscar→小野島大氏
RAGING SPEEDHORN→行川和彦氏
個人的には、某有島氏なんかよりは信用がおけるかと思います。
2002/02/04 Update
今週の更新で遂に599作品に到達しましち。
わーい!もう少しで600作品だ!パチパチパチ!
別段これといって苦労してないんですけどね。
というわけで今回の注目バンドです。
【CRUYFF IN THE BEDROOM】
さて、最初はCRUYFF IN THE BEDROOM。
前回に引き継いで日本の轟音系バンドです。
MY BLOODY VALENTINEの影響があらわなのでShoegazerバンドと
いっても問題無いでしょう。
でもね。このバンドって、マイブラのサイケ路線の楽曲よりも
よりポップでタイトな楽曲の方に魅力を感じます。
Liveとかだと、そんな楽曲の方が引き立っているんですよ。
それこそ、マイブラよりもJESUS AND MARY CHAINの感覚に近かったり。
とはいえジザメリのような攻撃性は微塵もないですけども。
兎にも角にも今年1stAlbamを発表する予定の彼等に期待。期待。
【PRIMROSE】
次にまたしても日本のバンドPRIMROSE。
これはサイケ系のバンドです。とにかくアシッド!トリップ!
ぶっとぶ為ならなんでもやります的サウンドで、攻撃的な轟音ギターや
時に無機質なドラムもアシッド・サウンドの為に機能しています。
現在Albam作品は98年発表の「ELECTRIC HEAVEN」のみで
今聴くとまだまだRock色が強いのですが、本年度中に待望の新作が
発表される予定だそうです。
今年、彼等のLiveを観る機会があったのですが、そのサウンドは
より深化していました。
新作がもの凄く楽しみであります。
【NOFX】
次は、以前の更新ではコメントを割愛させて貰ったNOFX。
今回は初期2作品を登録したので、これを機会にコメントさせて貰います。
このバンドは90年代以降の俗にいうメロコア派パンクロックの
最重要バンドでしょう。
得てして、80年代以前のPunk/Hardcore啓蒙主義者に
子馬鹿にされまくりの90年代Punkですが、そんなOld School Punx達を
説得しうるだけのパワーある作品をNOFXは発表してます。
決して一辺倒な楽曲にならず、あらゆる音楽要素を吸収し
それを付け焼刃的な感じではなく、徹底的に練り上げたうえで
PunkRockというスタイルへ昇華させた「RIBBED」や「WHITE TRASH
TWO HEEBS AND A BEAN」等のAlbamを聴いて、何も感じないという
Old School Punxなんて、耳が悪いのか、それとも単純に考え方が
頑固なだけかどちらかでしょう。
というわけで、Young Punx達よ。頑張れ!
まだまだ90年代以降のPunk Rockはいけているゾ!
だいたい、懐古主義なんてそれこそ、非Punk的だからね。
【OFFSPRING】【GREEN DAY】
で、で、お次はOFFSPRINGとGREEN DAY。
Punk/Hardcoreをメジャー・フィールドへと伸し上げた立役者。
やはりメジャー進出っていうので、賛否両論ありましたね〜。
誰もが複雑な気分になったハズです。
当時、まだ90年代Punk初心者だった僕でも色々意見がありまして
「OFFSPRINGは許すがGREEN DAYは許さない」という、今思うと
滅茶苦茶な事を言っておりました。
もちろん、この滅茶苦茶な意見にも当時の僕には理由がありまして
GREEN DAYのオリジナル1stAlbamにはIRSレコードの契約オファーの手
紙とその契約を断った手紙を載せたインナーがあり、このバンドが
アンチ・メジャーという姿勢を打ち出していた事を知っていた事や、
OFFSPRINGに至ってはEPITAPHでの最後の作品で既にその音楽性が
新境地へと向かっていた事や、その貪欲なサウンド・アプローチに
好感を持っていた事などが挙げられます。
今思うと、どれもリスナー側の勝手な想いよがりですねぇ‥。
つまる所、バンド側は演りたい事ができ、リスナー側は素晴らしいサウン
ドに触れることができればそれで良いのですから。
それがメジャーでもインディでも。
事実、両バンドともメジャーでも素晴らしい作品を発表してますし。
”僕らのバンド”が”みんなのバンド”になってしまった寂しさは
否定できませんが。
とはいえ、世間の評価はともかく僕個人の想いとしては
最近の両バンドの作品にはちょっと辛さも感じています。
ここが、踏ん張りどころか?がんばれ!
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