「満州唱歌メドレー」
(らん・すみれ・菊恵・タツ子・百合子)
「娘々祭」
楡の若葉の 風かおる 窓に衣ぬう 小娘が
針の手しばし やすめつつ 指折りて見ぬ 幾日にて
娘々祭 来るかと
「満州小唄」
満州よいとこ 娘の化粧
赤い夕陽の 紅さして
雪のお白粉(しろい) 白々と
あれ 雁が鳴く 雁が鳴く
「星が浦」
磯は小雨に たそがれて
火影ちらちら 星が浦
汀つたひぬ 若き日の
消えゆくわれを 思いつつ
「たかあしおどり」
ピージャンピージャン ジャンジャラジャン
ピージャンピージャン ジャンジャラジャン
たかあしおどりは ジャンジャラジャンジャラジャン
怒った顔して ジャンジャラジャンジャラジャン
にこにこ顔のも ジャンジャラジャンジャラジャン
「わたしたち」
寒い北風 吹いたとて おじけるような 子供じゃないよ
満州育ちの わたしたち
それ雪さえ降ったとて たまげるような 子供じゃないよ
満州育ちの わたしたち
風の吹く日は外に出て リンクをまわろよ スケートあそび
満州育ちの わたしたち
満州育ちの わたしたち
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