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イガラシコラム

コラム

日本語で曲を書いて、僕が歌う。
そんな事が始まって、改めて「歌手の歌」を聞くようになりました。

結局、歌手の方はそれぞれの味があるので、あまり参考にならないですね。
ただ、「味がする」というのがとても重要だと気づいてきました。

その中で、「味がしない」という稀有な歌手の方が、松田聖子さんだと思ってます。
曲もキャラクタも有名なのに、歌い方は特別感がない、なのに「聖子」だとわかる。
時代を移す鏡として歌謡曲を考えられた、最後の歌手だと思います。

今度カバーで取り上げたいと思ってます。

2003.11.20 
イガラシツヨシ

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