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コラム

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毎日の仕事と生活では必ずしも自分の身体と脳の全てを使っているわけではない。

常に、一定の場所を酷使することになるので、どこか通電していないまま、日常を過ごすことになっていく。

私の場合には幸運にも、音楽があったり野球があったりして、それをすると、ようやく自分の全能を一通り使えてすっきりする。

不思議だと思ったのは、ライブをやった後に仕事で2、3指示を出すことがあったのだが、驚くほど自然に、大切なことが効率よく指示できた。

これは、やはり脳や身体が全体的にバランスが取れている時だからこそうまく回っているのだとわかった。

必ずしも、物事に集中して頭が過熱しても、うまい結果がでるというわけではないのだ。

もっと優しい全体的な目で、判断することが大切だとわかった。

これは、以前ホックのコラムで書いていた「配慮」なのかもしれない、と思った。

2005.09.24
イガラシツヨシ

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