GSX-R400 IV型
 これに乗り出してから半年後には自動車の免許を取ることになるので、GSXとは結構短い付き合いになりました。でも、Vガンマと一緒にサーキットの走行会なんかに行けた。
 1988年
 GSX-R400 は水油空冷4気筒DOHC。パワーは規制値一杯の59馬力でしたが、ロングストロークのホンダCBR-400Rに比べると低速トルクがやや細い感じはありました。車重は153kg。いわゆるレーサーレプリカがこの頃は流行りでした。僕はデザイン的な好みで一般道ではアンダーカウルを外してエンジンむき出しに、走行会では冷却と整流、クランクケースの保護のためフルカウルにしていました。僕のGSXは色が特殊で、普通 白いGSXはホイルとシートはブルー、ミラーは白のはずなんですが、これらが黒いGSX用になっています。
フレームやステップなど、アルミを多用したこのバイクは、400ccにも関わらずなんと250ccのVT-250Fと重量が変わらなかった。時代の変化ですね。 ↑オリジナル・ペイント中の図。ヘルメットが「星メット」じゃなくなったので、バイクを流星っぽいデザインにしてみた。このGSX-Rは耐久レースで活躍したIII型の改良型で、ライトが2つになっている。
Vガンマの友人と2回ほど中山サーキットの走行会に参加しました。これは最終のヘアピンで、一番速度の落ちるところ。アンダーカウルには「アップル・マッキントッシュ」のステッカーを貼っています。これはフランク・アラインさんというベルギー人の人に貰ったものです(ヨーロッパ・バイクの旅、最終回で紹介する予定)。

← 白く塗って、ちょっとFZR風

中型免許を取った頃から YAMAHA FZR-400 が好きで、将来一番乗りそうなのが FZR だったんですが、FZRは人気があり、かなりの台数が走っていたので、GSX-R400 の存在が新鮮に思えて来たんですね。


最終的には 写真のように ライトの横も白で塗り、片目だけイエローの状態にして乗っていました。






番外編 NSR-50
 この頃、NSR-50を使ったミニバイク・レースが各地で盛んに行われていました。当時僕は18歳、弟は中学生でしたが、弟は僕のせいでバイクに恋をしてしまい、無免許ではありながら、「競技用」 という名目でついには親を説得、NSR-50を所有してしまいました(!) もちろん普段は台所に置いてあり、乗れないようになっていました。で、草レースに出ようと思えば、無免許なので自走では会場まで行けないし、耐久レースは2人組でないと出られないなど色々な問題があって、この日は僕と一緒に出ることになったんですね〜。ちなみに、彼を中坊と思って あなどってはいけない(笑) このときの、弟の写真が見当たりませんが、下に追加した大きな写真の中で、指を立てて目立っているのが彼です(笑)



いってきまーっす (ドキドキ)


1988年 『ぐわし』っぽい



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