TOYOTA AE86
Sprinter TRUENO GTV
Youtube 動画バージョン はこちら
このトレノは今までで一番、たくさんの想い出を作ったクルマだと思う
2001.3 〜 2004.7
このくるまのボディ・カラーは、元々は 黒/銀
2トーン。この86は 後期型 (V型) なんですが、後期に入りたての昭和60年7月の登録なので
ハチロクの中では 「前期後期」 とか 「2・5型」 なんて呼ばれている時期のモデルに当たります。外観も内装も完璧な後期型ですが、この一定時期間の後期型のみ、ドライブシャフトは前期型の物が使われていたりするらしいです。特に走りが違うわけではないので、気にしませんけどネ。それに僕のはGT用のホーシングに変わっていたんですから。もともと個人売買で買いました。個人売買は、名義変更などの手間はかかるものの、30万台で手に入れることができました。車検は2年近くあったし、自賠責保険も込みだったのは嬉しい。でも、その後に交換したパーツ代は別だけど(笑)
2001年 日光サーキット (栃木県) にて
2002年 春 神戸市内の実家にて (ヘリコプター事業会社への就職が決まって、引越し前)
YZサーキットで開催される 86キング決定戦
ノーマルクラス に出場のため 鉄ボンネットに交換
2004年 1月 秋田空港にて
Youtube 動画バージョン はこちら
2004年 3月 自分で全塗装をスタート(笑)
2004年 4月 2週間ぐらいかけて、全塗装が完了(笑)
新たに入手したリアバンパーを ツヤ消し黒に塗装&装着。
純正のリアスポを付けて、昭和 GTV ルックに。
それまでのリア・バンパーはキズだらけ&ベコベコで、修正困難につき廃棄。
ボディー |
昭和 60年式 GT-V (後期型) |
|
エンジン |
ノーマル 4A-G |
O/H 後 走行
10万km |
ピストンのみAE92後期 |
サーモスタット |
68℃開放 ローテンプ・サーモ |
2001. 7 |
タコ足 |
A.G.LOFT 4→1タイプ (鉄) |
2002. 9 |
マフラー |
HKS Hi-Power (検対) |
2001. 4 |
クラッチ |
ノンアス強化 |
2003. 7 |
デフ |
TRD 4ピニ LSD |
2003. 9 |
スプリング |
前: KGM 7.0 kg |
2000.11 |
後: KGM 4.7 kg |
ダンパー |
前: TRD / Auto Garage LOFT |
2000.11 車高調 |
後: TRD / Auto Garage
LOFT |
2000.11
減衰8段 |
タイロッド |
A.G.LOFT 強化型 |
2001.10 |
ラテラルロッド |
A.G.LOFT 調整式 |
2000. 9 |
ホイール 1 |
SSR リバースメッシュ 14'-7.0J +1 |
2003. 2 |
ホイール 2 |
SSR ロンシャン 14’-6.5J +1? |
2004. 2 |
ブレーキ |
前: 制動屋 SP パッド |
2004. 5 |
後: 純正 GT用 ドラムブレーキ |
2002. 11 |
シート |
運転席: A.G.LOFT フルバケット |
2002. 4 |
シートベルト |
Sabelt 4点式
ハーネス (赤) |
2000 .4 |
エア・コン |
あり |
|
パワ・ステ |
なし |
|
外 装 |
FRP ボンネット |
2001.10 |
純正 サイドステップ |
|
純正 リアスポイラー |
2002. 1 |
ヘッドライト |
RAYBRIG マルチ・リフレクター |
2001. 4 |
定 員 |
5 名 |
|
車両重量 |
950kg |
車検証より |
↑ 後期型の内装はブラック
MOMO ステアリング、S15シルビアのシフトノブ、LOFTのフルバケット、アルパインのCDデッキ。
サイドブレーキはスピンターンノブに見えますが、実は違う。
吸気圧力計は、ゆっくり走ってるときしか見ない(笑)
(補足) S15シフトノブは6速用でないと、AE86には合いません (確かネジが違う)
昭和 60年7月 登録、スプリンター・トレノ GT-V。(昭和60年と言えば、僕が中学を卒業した年ではないか!)
で、僕のはドアが両方GT-APEX用に変わってて、ドアの窓だけブロンズガラス(ブラウン)になっている。ドア以外はGT-Vのブルーの窓ガラス。ボディーは割としっかりしていると思う。年式相応に少しだけサビが出ていたけど、サビ止剤や亜鉛入り塗料、パテ補修等によってサビ防止対策を怠らないようにしている。エンジンは浮谷商会という所でオーバーホールされた物が乗っかっていた。O/H
後、約5万km走行 (購入時)。メーターはO/H
時に思い切りゼロに戻されており本当の走行距離はわからないが、コンディションは良い。そんなにトルクフルじゃないけど、ノーマルの高回転域(6,000〜7,500rpm)ではレスポンスもまぁまぁ良くて気持ち良い。AE86の中古車のエンジンとしては極上かもしれない。と、思っていたら、後で聞いた話によれば浮谷商会さんのO/HメニューではAE92(後期NA)用のピストンが使われるそうだ。友人の話ではこれを使うと86のエンジンにも少しパンチが出るそうな。 内装はブラック系の渋いカラーリングで、やっぱり後期型は現代の車に少し近づいている感じがする。 リアスポイラーはリベット止めになっていて中は錆びが来ていたので、買ってから約1年後に切り落として塗装した。その後は純正タイプの小さいやつをつけている。 あと、買う前にかなりびっくりしたのが、この車のホーシングは2ドアの「GT」用に換えられていて、なんとリアはドラムブレーキです。通常、3ドア車にドラムブレーキが設定されたグレードはありません。最初はこのドラムブレーキのことで購入をかなり迷ったんですが、最終的にミニサーキット程度なら問題ないと判断。試乗時も違和感はなく、差し引いても良い買い物だと思えたので決定した。 (前後ブレーキバランスはパッドによる調整がしにくくなるのと、リアの初期の効きがクイックになること、放熱性の問題でビッグ・サーキットや耐久レースでは問題が出そうではあるが、今の使用用途では問題はない。) もし気に入らなければ、将来ホーシング交換も不可能ではない。あと2003年になってからわかったことに、僕の車のホーシング内のデフは前期型で、ドライブシャフトは前期ディスクブレーキ車用の加工品でした。スプラインの部分が短くカットされていてドラム車用の長さになっていました。(笑)
↑ エンジン・ルーム
2003年現在はノーマル・エアクリ。以前は、ステン 「茶こし」 だったのが懐かしいです。
アルミの「やかん」で自作したオイルキャッチ・タンクを見た人も多いかもしれませんが、今は無し。
あれは雑誌にもギャグっぽく載ったんですけどね・・・(笑)
GT-Vはパワステが無いぶん エンジンルーム向かって右側が、少しシンプル。
↑ヘッドライトは RAYBRIG マルチリフレクター。配光がとても良くて明るいし、樹脂製なので軽いうえにサビない。
↑ フロント足回り
TRDベースのサス、強化タイロッド、ブレーキの様子。ブレーキ(パッド以外)はノーマル。
ロング・ハブボルト仕様なので、細い冬タイヤを履くときは
10mmスペーサーを2枚重ね(笑)
ボディ側は修復の跡あり。テカテカしてるのは、掃除&防錆のあとだから。
サスペンションは、オートガレージLOFTのTRDベース(フロントのみ車高調)。LOFTのサスは、ミニサーキットでのタイム走行をターゲットとしていて、車を結構ロールさせる粘りを重視した足です。リアの滑り出しが遅く、滑ってもすぐに収まろうとする方へ動きます(タイヤにもよるけど)。トラクションを重視していると思います。個人的には、かなりハイグリップタイヤの方がマッチすると思います。(あくまで素人意見ですが) それと、小さな凸凹は拾うほうで、ゴツゴツ感は少しあります。大きな入力に対しては、しっかり動くという感じです。あくまで落ち着いた足です。かの
川崎俊英 選手も(オートガレージ山形主催の)仙台ハイランド走行会でこの86に乗って、「この足はいいね」って、おっしゃいました。「ドリフト向きではない。かな〜」
とも 笑
GT-V は、乗ってみるとすぐに、GT-APEXとは違うことがわかる。ステアリングが重いです。重さは、履いているタイヤのサイズによっても変わりますが、これは最初、車庫入れ3日目でイヤになります(笑)
でも1ヶ月ぐらい経つと慣れてくるでしょう。力の弱い人にはパワステ付きの
GT-APEX も良いかも。 GT-Vは、直線ではステアリングの重さは感じないけど、コーナーでは少しだけ力を入れる感じです。パワステ車から乗り換えると、最初はこれが違和感ありました。路面からのフィードバックも強くて、「わだち」や、ギャップがあると、比較的ステアリングを取られ易いです。逆に、大きなテールスライドが急激に起こったときなどはカウンター方向へ勝手にハンドルが動いていく性質が(普通より)強いです。スピンしそうなときも、(手の力をゆるめれば)適正なカウンター位置にくるっと動くので、何もしなくても車が教えてくれます。
(でも、そのあとは慎重にやらないとね…)
↑ 2001年 (栃木県在住当時) は、TRDタイプのリアスポでした。
この時はまだ塗装が美しいですが、この数ヶ月後、左のリアを岩山にぶつけることになります。
Youtube 動画バージョン はこちら
思い出のくるま・バイク もくじ へ