御挨拶 |
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2002.7.14第16回定演ザ・コンサートホール |
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「今度名古屋で、アンサンブルを立ち上げました。一度聴きに来て下さい」と、原さんから誘われたのは、もう15年以上も前のことになります。初めて聴いたのは、確か教会のような会場だったと記憶しています。それまで親しんできた、いわゆる“関西風の音色"とは異なる“色"に、少し戸惑いを覚えつつ、メンバーのテクニックの確かさと、呼吸の素晴らしさに驚きを覚えたのが、第一印象でした。
爾来欠かすことなく聴き続けた「HIRAD」のステージに助っ人(足を引っ張りに?)として、初めて参加したのは第10回のときでした。仲間と無理やり2部のステージを占領して(注:マンドリンアンサンブル“まほろば"メンバーとして第6・第11回定演ヘゲスト出演)、下手な演奏を聞かせたりしましたが、何時の間にか“遠距離通楽"メンバー(注:巣之内、矢島の両氏は大阪在住)として入れていただき、練習に参加するようになりました。そんな“遠距離通楽"の縁で、今回のコンサートにはお二人のゲストをお迎えすることとなりました。お二人とも“関西”の色が濃いほうだと私は思っています。いわば「きしめん」の中に「うどん」が混ざったコンサートになるのかもしれません。 |