御挨拶

1999年7月4日 第13回定演 ザ・コンサートホール

「年度初めで仕事が忙しい」と冬から春にかけての練習が儘ならないため、前回の演奏会(十二回定演)は秋に開催しました。しかし、秋も春以上に忙しく、結局例年通りこの時期の開催におちつきました。HIRADの練習風景を紹介しましょう。月二回の練習日、多忙で責任ある(?)年代の社会人が常に全員集合というわけには参らず、時には無人のパートが生じてしまいます。そんな時は普段とは違うパード楽器に持ち替えて--例えば本日指揮と1stマンドリン担当の佐藤氏がドラへセロへと--練習を成立させております。こんなハチャメチャな個性や音楽性を発揮するヒラドに飽き足りない聴衆の皆様に、とっておきのプレゼントを本日の第二ステージに用意致しました。まさに正統派と呼ぶにふさわしい岡山市在住の、伊丹典子氏をお招き致しました。関西地区を中心にサロンコンコンサート、テレビ出演等と活躍されている彼女の音の世界をお楽しみください。本日の御来聴ありがとうございました。              OKA