2006年9月23日(土)

Stefanoと共にHIGHLORDの練習スタジオへと向かう。
すぐにVoのAndreaと合流。
彼は写真で見るよりずっとずっとカッコいい。
連れの夫が「え??アンドレア、カッコいい!」と口走ったほど。

彼らの後ろをついていった。


左Andrea, 右Stefano

建物の中に入ると、すぐそこにいたのはKeyのAlessandro。
階段を上がってスタジオに入るとDsのLucaがいた。
予想通り、超かわいい(笑)。
続いてBのDiego。

みんなに挨拶をした後、約1時間半、彼らの演奏を聴いた。


左からStefano, Andrea



左からAlessandro, Diego


左からDiego, Luca


演奏中も表情豊かなLuca。カメラを向けるとポーズをとってくれた


Andrea, 声も十分出ていて良い感じ。


マッチョなのに(笑)繊細な音を奏でるAlessandro


5弦ベースを操るDiego


さっきまでとは別人(ごめん)になったStefano

新目の曲が中心だが、Breath of Eternityからの曲や、日本でのデビュー作となった2ndのFrosen Heavenなども演奏。
これはちょっと感激。


その後お土産に買ってきたお菓子を渡す。

最初に人数分買ってきた「きなこチョコ」。
これはみんな大好き。あっという間に無くなった。
チョコレートはどこの国にもあるので食べやすそうだった。



で、次に抹茶ポッキー。
これこそ日本の味だろうと選んだもの。
ちなみに私は抹茶は苦手。
Andreaはこのポッキーが気に入ったらしい。
「お茶の味がする!!」とポリポリ。
Lucaも「んー、ポッキー!!!」と歓声を上げながら食べていた。

次に、実は一番彼らに食べてもらいたくて選んだ羊羹。
私の住んでいる地域のちょっと変わった形のもの。
羊羹、特にあずき系は外国人には厳しいだろうと思って(笑)

これは筒状の紙の容器に羊羹が詰まっていて、底を指で押し出して頭から羊羹を出し、筒の側面に付いている糸で切りながら食べるというもの。

StefanoとLucaの目の前で
「この糸はどうやって使うかわかる?」と聞いてみた。
案の定「???」な2人。

羊羹を出して糸で切ろうとすると
「あ〜っっわかった!!その糸、切るのに使うんだぁ!」とLuca。
そして興味津々、、、初めての羊羹を食べるLuca。

「うんうん、おいしいよ!」と満足げな様子。


Luca、羊羹美味しいの図。

そしてStefanoも同様に食べる。
「ジャムっぽいね」などと言いながら満足そう。
ただ彼は自分で切ってみたくてたまらない様子。


左からAlessandro, Diego, Luca, Stefano


「見て見て、これ、糸で切って食べるんだよ」と説明しながら、一度見たLucaとStefanoは楽しそうにやってみせる。
これから食べさせられるAlessandroとDiegoは少し不安げ(笑)。

結局全員食べる事になり、特にAlessandroはちょっと苦手のようだった。
でも狙い通りで少し嬉しい私(笑)。

暫くして問題が。

「指が届かなくてもう押し出せない・・・」と残念そうな表情のStefano。
この羊羹は長さがあるので最後の一口は指が届かなくて押し出す事が出来ない。

そこで私がさっきLucaにもらったドラムスティックを出して「これで押せば?」とStefanoに手渡した。
後ろで夫が「ぷっ」と笑う。

Lucaのドラムスティックで押し出された最後の羊羹は、そんな事は全く知らないLucaが食べた(笑)。
残りの羊羹を持って帰った彼は、最後の一口を食べる時にきっと同じ方法で押し出すだろうと考えるとちょっと可笑しい。

彼は羊羹の箱や中の紙にも興味津々。
大胆な筆文字で縦書きの文字は珍しいみたい。
「この字凄いね、、何て書いてあるのかなぁ、、、お店の名前かなぁ」とStefanoとごにょごにょ話しているのが聞こえた。
黙ってみていると「ねぇ、これ何て書いてあるの?」とLuca。
「お店の名前だよ」と教えると「やっぱりー!!」とまた嬉しそう。

いつまでもスタジオにはいられないので、ミーティングルームのようなところへ移動。


スタジオを出る前に皆で写真。
左からAndrea, Alessandro, Luca, Diego, Stefano
ポッキー片手ににっこり顔のLuca。(この写真では見えにくいが)可愛いけど前歯が無い(笑)


次のお菓子はみんな日本人ならみんな大好きアポロチョコ。

またまた好奇心旺盛なLucaが箱を開けて、匂いを嗅ぐ(笑)

「うわぁ、良い匂いがするぅ!」と大喜び。
これは思ったとおり大人気。最後にはDiegoが殆ど一人で食べてしまった。

次はグミキャンディー。
子供用、寿司型。
グミはどこでも売ってるけど寿司型が可愛いので夫が絶対持って行きたいと言ったもの。

そしてまた興味津々のLucaが袋を開ける。
中身を見て少し戸惑っていた。

そのまま食べようとしていたので、私が「これがご飯で、これがマグロ」と寿司型に重ねてLucaに渡すと
「うーん、美味しい!!これね、イチゴ味とバナナ味だよ」とみんなに説明しながら食べる。
まるで子供のよう(笑)。

結局これも「俺も、俺も」と皆が寿司型にして食べてしまった。

最後に残った大物。 梅仁丹(笑)

これもまたLucaが何の疑いも無く大量に手のひらに出し、口へと運ぶ。
もぐもぐしながら
「うん、大丈夫、美味しいよ!」とLuca。

え?嘘でしょ。梅は絶対苦手なはず、、、と心で思った瞬間

「ん?!・・・・・・・」と急にLucaの顔が真っ赤になる。

「うわぁぁぁぁ、、、、すっぱーいっっ!後からくる、これっっ!もうっ!ここ痛いよー」と顎の両端を指で押し、顔を歪めた。
Stefanoも「すっぱいの?しょっぱいの?」などと聞きながら大量に口の中へ放り込む。
「うわっ、これ後から結構来るね・・・・・」と言いながらもさほど慌てず冷静に食べる。

「これ、喉に良いんだよ」とアンドレアに言うと
「え?そうなの?じゃたくさん食べなきゃ!」と彼は笑顔で食べた。
でも色白の彼の顔は真っ赤になっていた(笑)

最後まで警戒していたクールなAlessandroも結局は食べる事になった。

Alessandro梅仁丹を食べさせられる。

結局この梅仁丹はスタジオのスタッフまでもが食べさせられる運命に・・・
日本のお菓子は超マズイと思ったに違いない。

次の日Stefanoが「昨日はお土産(Stefanoと家族にあげたクッキー)どうもありがとう。あのあとAlessandroとLucaが家に来て残りのクッキーを全部食べていったよ」と言った。
イタリア人は甘いものが好きだ(笑)

近い将来、日本でのライヴが実現する事を信じて、、、、みなさん、応援してください。

ここに載せた写真とそれ以外の大きな写真はPhotoにアップしています。

by Mint 2006/10/05