このアルバムは、あのkの書いた、元祖「名もなき詩」に、たぶん、強い影響を受けて作ったアルバムだと思う。
そして、やたら「数」(kazu)という語が出てくるアルバムでもある。チェックしてみてくれ。当時(’96年)の
世相(とくに業界において)を時には生々しく風刺している。(その事に関してはアポクリファ
にすべて書いてあるので。)
kにとっては、何か裏切られたような…、あまりにも生々しくて聴きたくないような……アルバム。
では、曲紹介をしていこう。これはあくまでもグノーシスの意見である。
まず、「PSYENCE」。この曲は「スパイ大作戦」をイメージして作ったと思う。hideから見れば当時その業界でやっていることをみると、まるで「スパイ大作戦」
みたいだなと思ったと思う。
「ERASE」は、日本語で「消す」、「帳消しにする」。「殺す」という意味もある。関西弁使ってるね。
「限界破裂」。hideいわく、この曲は95年にあったと言うが、詩まであったとは言ってないよね。私にはどうもkとアナウンサーのことを言っているようにしか聞えない。
「DAMAGE」は、もろ96年当時のkの人生そのモノ。kの詩との比較もしてくれ。
「LEMONed I Scream(CHOCO-CHIP version)」。これはイイ曲だ。これもよく聴くとkにとっては(イチ、サンキュウに聞こえてくる)…。このことは教えられない。
「Hi-Ho」は、私がとても気に入ってる曲。「クダラナイ」と「くだらない」を使い分けている事に注目。kの詩もそうなのだ。kの詩と合わせてみれば面白い。実はkの人生も…。
「FLAME」。日本語ではたぶん「復讐の炎」とかいう意味だと思う。あとは「MISERY」のほうで。
「BEAUTY & STUPID」。私はこうゆう曲が好きなんだ! 「BEAUTY」は、「美しい人」のほかに、「いいぞ!」とかいう意味がある。「STUPID」は、「愚かな」、簡単に言うと
「バカ」もう1つの意味は「カッコイイ」。オイ待てよこれじゃあアナウンサーとkじゃねえか(笑)。あと、どちらか一方のことを言っているのかも知れない。hide本人のことかも。詩の中で
「あなた好みのSixty-nine」とあるが、これはもしや「ロック(69)」とも取れるのでは。「愛」は私のことを言っているのでは(笑)。
「OEDO COWBOYS(In Low-Fi Mono!)」は、もちろん「江戸時代」をイメージしている。実は、kの詩もそうだったりして(笑)。
「BACTERIA」。これもまたkのことを言ってそうな個所もあるね。モロね。「あの裸の王様…」。でも曲は(詩はどうか知れないけど)95年にあったらしい。ちなみに私はこの曲が
ベランメエ調で歌っているように聞える。
「GOOD BYE」。11曲目がこの曲とは…。意味がわかんない人はいいよ。
「Cafe Le Psyence」。昔のジャズ喫茶を臭わすような、イイ曲だ。
「LASSIE(demo master version)」は、これもまた95年にあった曲。しかし、偶然かもしれないがkの詩にもそれらしい事が書かれているしね。
「POSE」。オリジナルバージョン。なぜこれを入れたのかは判らないが、私は「0101」という所が気に入ってる。
「MISERY(remix version)」は、事実上最後の曲。映画の「ミザリー」とダブってしまう。そしてこれは当時のアナウンサーの事を言っているんじゃないかと思われる。それと、会社から
シングルを早く「出せ!、出せ!」と言われるのでそれをダブらせて作ったんじゃあないかな。
「ATOMIC M・O・M」最後の「笑い」がいかにもサイケっぽく言ってる。kで言う「キチガイ(基地外)じみた」感じが出てるね。
こうしてみると、このアルバムは「バカ(kazuという名のk)」と「BEAUTY(美しきアナウンサー)」の為に作られたようなアルバムのように思えてしかたがないのだ。kの事をモロいってそうな曲は
なぜか95年に作られた曲だと強調している所も怪しい(笑)。
しかし、曲そのものは捨て曲が1曲もなく、さすが天才としか言いようがない。
私は「PSYENCE」を「バカに学ぶ」と説く、してその心は「バカと天才は紙一重」。
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