手にしたところで　何も意味を持たないと
言えるほど　わからない　知ろうとはした

絵にしたならモーゼス　愛も同じだって言った
故にいずれ逃げ出したろう

それさえ知らないで　歩き疲れた僕は
道はずれで　ただの夢だと　目を閉じた

「ふれていたかった」
溢れていたのは　ありふれた言葉
何故　背伸びした
またいつも通りだ
足りない角のピース　探すのはまだ独り
今はそれで…

声がして振り返る　前だけ見ていると
言い切れるモノもない

どれだけ見落とした
明日も誓えないまま　むき出しにして
豚の群れの上　身を投じた

「なにをなくした」
無駄には生きてない
南を向いたから　陽は差すだろう
まだいつも通りか
めくれない次のページ　探し続けてる
理性さえ無くして

…目を閉じた

「ふれていたかった」
溢れていたのは　ありふれた言葉
何故　背伸びした
またいつも通りだ
無くした角のピース　探し続けてる
理性さえ無くして

手にしたところで

手にした今は