目指していたものなんてもう見えなくて
笑っていたことさえも泣けてきた
未来は手のなる方で?
かざしていたのは汚れなき正論
抱いていたのは間抜けな理想論
未来に目を細めて
嘆いていても何も始まりはしない
カラカラに渇いた心を潤せる涙も
流せずにさらさずにどこまでただ歩いてくんだ
誰もが解り合えなくて そう
誰も気づけなかった扉を開いて
手のなる方へ
閉ざしてみたのは言葉なき反論
抱いてみるのも まあ そう悪くはないぞ
未来に夢を膨らませ
挑んだ故の傷は無意味じゃない
ため息でかわし続けてた癒されぬ涙を
悪戯に枯らしてしまうからまた閉ざしてくんだ
風向きは変わり始めてるぜ そう
誰も崩せなかった壁など越えて行け
カラカラに渇いた心を潤せる涙も
流さずにさらせずに僕らはまた歩いてくんだ
風向きが変わり続けたって光を失う訳じゃない
扉を開いて
まだ見ぬ世界へ
手のなる方へ
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