鈴の音 今に満ちた
雨ならしばらくないよ
冴えない僕は外で
なまけて話を閉ざした
風が先を走れば帰る君の腕つかんで
離れていく空 あの頃に届きそうで
夢でも何度もこの手を伸ばした
君がもう少し側にいてくれるように
願うは夏の日
赤い陽 空に満ちた
裸足の足音閉ざした
風を追って走れば僕と君の足はそっと
染まっていく空 あの頃に届くだろう
夢でもそれでもこの手を伸ばした
君がもう少し僕といてくれるように 急いだ
夢でもその手を離せば消えるようで
染まる空追いかけても
君と見た夏は終わり
夏の終わり
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