魚図鑑 page9

ようじうお(タツノオトシゴ)
いか(アオリイカ、コウイカ、ミミイカ)
まだこ
わたりがに(ガザミ、イシガ二)

ようじうお科

写真なし

たつのおとしご(海馬、seahorse)

海草をひろったら、たつのおとしごが付いていた。
こげ茶色で、大きさは、5〜7cmだった。
これが魚とは、なかなか思えない。

 たつのおとしごは、オスがカンガルーのような育児嚢を持ち、その中にメスが卵を産む。卵からかえっても、ひとり立ちするまで、オスの袋の中で育てられる。そして、オスが出産するが、育児嚢の出口が狭いため、難産になるそうだ。
泳ぐスピードは、魚の中で最も遅く、時速は約16m、一秒間に4〜5mmしか泳げないようだ。


 

いか

あおりいか
酸欠か、あっという間に白くなっていく。

アオリイカ
(ツツイカ目ジンドウイカ科)

アジ子のエサで15年ぶりに釣りました。
ウキがすーっと引き込まれていきました。
小物でしたが、嬉しいです。

胴長70〜80cm、2キロにもなる。
最も沿岸性のイカ。
刺身、干し物。

コウイカ
(コウイカ目コウイカ科)

大量の墨を吐くので、スミイカともいう。

胴長30cmくらいまでになる。
胴の中に甲羅がある。
甲羅は、カルシウム、マグネシウムが主。
漢方薬に使われる。

釣り期1〜3月
刺身、焼きもの、フライ、天ぷら。
鹿の子に包丁目を入れ、熱湯にくぐらせ、松かさイカの白煮や和え物にする。

イカには、甲烏賊、槍烏賊、煽烏賊、紋甲烏賊、蛍烏賊、剣先烏賊、するめ烏賊などがある。

ミミイカ

魚屋さんで買ったもの。
小さいイカで、皮を剥き、茹でて酢味噌和えや
マヨネーズをかけて食べた。
さっぱりとした味。


まだこ科

YUDETAKO

オキアミのハリに掛かった。
頭の部分の大きさでは、10cmくらい、
眉間に〆のナイフを2度、3度と入れると、
さすがにぐったりした。
茹でるときれいな形になった。
塩加減もよく、柔らかくうまかった。
そのまま食べてもよく、
ぶつ切りにして、酢をかけても、
きゅうりと和えて酢の物に、
マヨネーズかけもいいかな?

まだこ

たこかごに、オキアミや磯の貝を潰したものなどを仕掛けたが、まだ、マダコはかからない。しめるには、たこの頭をひっくり返して、内臓をむしる方法や
目の間の眉間に、よく切れるナイフを刺すなどがある。生きながらはらわたをむしられるよりは、一思いに刺される方がよいかと思う。

たこは、人間につかまって、狭いところに入れられると、そのストレスから、
共食いしたり、自分の足を食べたりするそうだ。また、タコは、真水がきらいらしい。刺身、煮、酢の物、揚。

むらさきだこ(??科)・・・漂流だこ
ある日、ボートのそばを流れていった。大きさは50cmほどで、眠ったたこが流されていくという感じで、不気味ではあった。タモ網を探しているうちに見失う。富山湾にも、来るんですね。

後日、NHKのTVでこのたこの特集をやっていた。
九州のほうで生まれて、潮にのって漂流していくそうだ。
あの目と見えた穴は、呼吸の穴だったようだ。
忍者のように変幻自在で、シイラのようにも変身できるし、目くらましもできるらしいが、とても食べられないものらしい。捕まえて、砂浜に投げた人の話だと、みるみるうちに、溶けていき、とても気持ち悪いそうだ。


 

わたりがに科

蛇の目がざみ

がざみ

甲の大きさは15cmほど。3つ星があるので、蛇の目というのだろう。塩茹で、寿司だね、味噌汁。ヒレのような足で、泳いで渡ってくると推測する。

いしがに

いしがに

タコカゴを仕掛けておいたら入っていた。
ワタリガ二の中では、最も、俊敏で、はさむ力も強いそうだ。
甲の大きさは、7cmほど。弱々しい感じだったので、放してやったら、あっという間に、逃げていった。俊敏。

蛇足・・・足が6本のたらばがには、カニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間だそうだ。住んでいるところは、タラのいる水深200m位の場なので、たらばがに。なお、ヤドカリは、岩の波打ち際などにいる。