魚図鑑 page8
カワハギ (カワハギ・ウマズラハギ) |
かわはぎ かわはぎは20〜30cm、 エサがきれいになくなっていたら、かわはぎかもしれない。 刺身、煮、天、揚、干、ちり鍋。 |
くさふぐ 背が緑色なので、草ふぐ。小さいフグで、もっともよく釣れる。膨らむと、腹の小さいとげがよく分かる。毒性は強いそうです。 フグ〜古くは、「布久(ふく)」と書いて濁らない。 ふぐの毒は、産卵期の3月頃に最も強くなり、夏から秋は弱まるそうだ。ふぐの毒は、テトロドトキシンといい、青酸カリの10倍の強さがあるという。ふぐ毒にあたる事故のほとんどは、素人料理によるもので、ふぐ料理で商売をするには資格が要ります。 ふぐやあじが、グーグーとかギーギー鳴けるのは、骨や歯をこする音が、浮き袋に共鳴するのだそうだ。また、ふぐの仲間にだけは、目にまぶたがあるそうで、閉じるスピードはかなり遅く、20秒くらいかかるとのこと。気づかなかった。・・・大きめのフグだと確認できた。カメラの絞りのような瞼で、20秒よりは、短いと思う。 |
しろさばふぐ 魚屋さんで売られている無毒のフグです。 右写真は、9月に釣ったもの。 |
ヒガンフグ 名古屋ふぐ〜「ヒガンフグ」〜当たれば死ぬので、「おわり名古屋」の洒落。名古屋ふぐと呼ばれるふぐは、いくつかいるようだ。 |
マフグ・・真河豚・・40cm。体には小棘がなく、滑らか。背は緑黒色で、腹は白い。胸びれの付け根後方に黒色の斑紋があるが、白い縁取りはない。肉と精巣は無毒だが、皮と腸は強毒、肝臓と卵巣は猛毒。
刺身〜テッサ、フグサシ〜肝をすりつぶして少々いれ、ポン酢にあさつき、わけぎなどを薬味にする。
鍋〜てっちり、福鍋〜昆布だしに身、皮、刺身の残、野菜、豆腐、きのこ、春雨などを入れる。残った汁に、ご飯をいれて雑炊、餅をいれて雑煮。
「ふぐ汁を 食わぬたわけに 食うたわけ」
煮凝り、なます、酢の物、フライ、天ぷら、焼きふぐ、干物、粕漬け、ぬか漬け、味噌漬け。
金沢名物〜ふぐの粕漬け&ぬか漬け〜加賀藩では、能登沿岸でとれるふぐを塩干しし、酒粕に砂糖を混ぜあわせ漬けこみ、長期間保存発酵させたもの。別名、ふぐのすじ。ふぐの毒は、塩に移り、粕やぬかによって分解されるのか・・・?
ショウサイフグ・・・潮騒ふぐ、潮際ふぐ。皮膚は滑らか、小棘なし。肝、卵巣・・猛毒、皮、腸・・強毒。精巣、無毒、肉は、無毒か弱毒。ナメタフグ・・マフグ&ショウサイフグ(富山)
フグの産卵期(3〜8月)は毒が強い・・・春〜トラフグ、カラス、ヒガンフグ。やや遅れて、クサ、ショウサイ。夏〜サバフグ。
ゴンズイ
我が富山県にも、生息していたことを報告します。 2008年魚津補助港にて、ゴンズイ玉を確認。 群れとなって、コマセカゴをつつき、移動させていく。 大きさは、約10cm、柔らかい体。 直径70cmくらいのゴンズイ玉を形成する数は、二千匹かと思われる。 |
ダツ目 サヨリ科 サヨリ
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ダツ目 ダツ科 ダツ 偶然釣れたが、姿は、さよりを化け物にしたような感じ。 |
ニギス科 ニギス 沖ギス、沖カマス、沖ウルメ、トンガリなどと呼ばれる。 |
鳥の鵜が食べる魚の意で「鵜食い」や底を離れて泳ぐ「浮魚(ウクイ)かららしい。こい科のオスの多くは、繁殖期に婚姻色を現す(サクラウグイ)。集団で産卵するようだ。 海鵜が潜って捕まえて食べてました。細いので喉を通り易い。 参考・・・「コイの丸揚げ甘酢あんかけ」 両面に包丁目を入れ、塩コショウし、ゆっくり揚げ、甘酢あんをかける。 |
まるた (うぐい) 釣り人は、うぐいとよぶ。 田楽、煮びたし、焼き、すりみ。 一度食べたが、小骨が多かった記憶がある。 田楽・・・? 田楽とは、豆腐などに味噌を塗って焼いた料理。田楽豆腐。田楽焼き。味噌田楽。田楽は、平安時代に行われていた「田楽」という芸能が語源である。豆腐を串に刺した形と、踊る芸人の姿が似ていたことから、「田楽」と名付けられた。おでんの語源も、この田楽が基となっている。芸能としての「田楽」は、田植えの際に豊作を祈る「田舞(たまい)」が発達した芸能で、鎌倉末期まで流行したが室町後期には衰退し、現代では民俗芸能として神社などで行われている。 以上の参考は、「語源由来辞典」より |