ロッキーデービス太田のポエムページ(仮)



2002/12/1

俺は今、
孤独な荒野を ただひたすらさ迷っている。

荒れ果てた大地、

月明かりがその姿を露わにさせる。

ここは何処なんだ・・・
そして俺は、いったい何を・・・・・。
 

                        とぅーびぃー






2002/12/5

あれから、どれだけ時が流れたのかわからねぇー、
ただ東の空が、薄明るくなってきた。

そろそろ夜明けだな!

空腹と寒さに耐えながら、
タズナを持つ手に力を入れて前に進めば、
西部の空に、

今日も

また

日が昇る。


明日は、まだ見えるはずがない・・・



とぅーびぃー






12月某日

西部には、二つの顔があるらしい。
淋しく冷たい夜とは うって変わって昼間は、激しく熱い。
容赦なく照りつける でっかい太陽は、時に、俺の行く手をも遮る。

あいつの待つ南部の小さな宿場まで、あと、どれだけ前へ進めば、たどり着くのか・・・・・

忌まわしい過去は、荒野を吹き荒れるこのつむじ風が、
何処かに捨てて来てくれるだろう。

愛馬コバーンの足取りが重くなってきた・・・
そろそろ西部の空から陽が落ちる今夜の寝床は、いったい何処に・・・・・?








2003/01/09

乾いた大地の真ん中に、何やら一つ 黒い影、
いったい何なんだ?


狼だ!

荒野の一匹狼 
その目は鋭く威厳に満ちていた。

「俺に構わないでくれ!」と言わんばかりに、
立ち尽くす俺に背を向け、
荒野の果てに姿を消した。 

ある意味、俺も あいつと同じなのかも知れない・・・。


とぅーびぃー


 By Rocky Davis Ohta

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