Stephen Stills 2 / Stephen Stills
Stephen Stills 2 / Stephen Stills
1.Change Partners (Stills)3:13
2.Nothin' To Do But Today (Stills)2:40
3.Fishes And Scorpions (Stills)3:13
4.Sugar Babe (Stills)4:04
5.Know You Got To Run (Stills / Hopkins)3:50
6.Open Secret (Stills)5:00
7.Relaxing Town (Stills)2:20
8.Singin' Call (Stills)3:01
9.Ecology Song (Stills)3:22
10.Word Game (Stills)4:13
11.Marianne (Stills)2:27
12.Bluebird Revisited (Stills)5:25
east west japan : AMCY-3164


1971年に発表されたスティルスの2ndアルバムは、ちょっと日本盤CDを入手するのに骨が折れるかもしれません。店頭では難しいので、通信販売などが良いかもしれませんね。
1stと同様(3)[邦題:さかなとさそり]でエリック・クラプトンがギターを弾いているほか、ドクター・ジョンなどがゲスト参加しています。メンフィス・ホーンズもこのアルバムには欠かせない存在となっています。

前作と比較するとスティルスのソロアルバム特有の「ジャンルの広さ」はあまりなく、おとなし目に作られた作品だと思います。
この作品がそういう意味では、数々のソロアルバムの中では「地味」な印象を与えてしまうのでしょうか?
(派手な内容の1stと次作「マナサス」の間に発表されているからだと思いますが・・)
だからと言って決してこのアルバムは駄作ではありません。ただ目立たないだけです。 ^^;

今回も(5)の共作を含めて、全てスティルスのペンによる曲です。
(1)はデビット・クロスビー曰く「まさに俺たちの曲だ!」と語るスティルスのヒット曲。後にアコーディオン奏者フラーコ・ヒメネスの『Partners』というアルバムで、スティルス自身が歌っています。 (視聴はこちら!)

先に書いたクラプトン参加の(3)[邦題:さかなとさそり]もスルメのようにジワジワといい味を出してきます。
(5)はバンジョーでしょうか?(楽器に詳しくなくてごめんなさい) 個人的にこういうスタイルの曲を歌うスティルスも大好きです。
(7)でのスティルスは、素晴らしいシャウトを聞かせてくれます。さりげなくボーカリストとしても優秀なところをアピールしています。
(10)は個人的に大好きなスティルスのアコースティック・ギターの弾き語り。言葉(歌詞)の洪水です。
変わったところではバッファロー・スプリングフィールドの名作♪ブルーバードを改作している(12)[邦題:帰ってきたブルーバード]です。
バッファロー・スプリングフィールドの曲とは全然違う出来になっています。個人的には本アルバムの曲よりも、バッファロー・スプリングフィールドの方が好きだったりします。^^;
それにしても♪帰ってきたブルーバードというのは、某自動車会社のカルロス・ゴーンさんが喜んでしまいそうな邦題です。(笑)

このスティルスの2ndを聴いてみると、とても良いアルバムだと思うのです。どの雑誌などを読んでも評価があまり良くないのが残念です。(扱っていないのがほとんどですね。) 個人的には1stのように好き嫌いの振幅も少なく、全編すぅ〜〜と流して聞けてしまいます。このアルバムは、あきらかに1stの延長線上にある作品です。しかし1stと2nd(本作)の良いところだけを取れば「スティーヴン・スティルスの代表作」が出来たのかも・・・ と思えてなりません。。。
だからって、そのまま 2枚を一緒 にしてしまったアルバムも存在してしまう訳ですが。(笑)

HPの作成が一段落したら加筆致します。。 m(._.)m


Stephen Stills 2 / Stephen Stills 視聴ページ:CDNOW.com

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