Buffalo Springfield (1st) / Buffalo Springfield |
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east west japan : AMCY-2387 |
バッファロー・スプリングフィールドの1stアルバムは、1〜12は1stプレスのモノラル・ミックス、13〜24は2ndプレスのステレオ・ミックスの『変則2in1』のCDとして発売されています。 日本盤CDは、歌詞対訳及びライナーは日本語で書かれていますが、ディスク自体は輸入盤と全く一緒です。<輸入盤国内仕様:[ELEKTRA 7559-62080-2]> ですが、希に『2ndプレス:ステレオ・ミックス』のみ12曲しか収録されていない輸入盤CDもあるので、輸入盤を買われる方は注意が必要です。(特に中古盤を買う場合) なぜこのような変則CDかというと、発売当時の1960年代はステレオ・ミックスとモノラル・ミックスの両方が発売するのが一般的だったようです。 それに、このアルバム発売後スティルス作で、バッファロー・スプリングフィールド唯一のトップテン・ヒット曲である(13)♪フォー・ホワットと、(10)♪ベイビー・ドント・スコールド・ミーが差し替えられ、曲順も若干変えられた状態で2ndプレス以降は発売されました。これも勿論ステレオ・ミックスとモノラル・ミックスの両方がプレスされました。 ですから、1stプレスのモノラル・ミックス&ステレオ・ミックス、2ndプレスのモノラル・ミックス&ステレオ・ミックスの合計4種類がバッファロー・スプリングフィールドの1stアルバム(LP)には存在します。 ニール・ヤングをはじめとするメンバーは「1stプレスのモノラル・ミックスがベスト」と後年語っています。 (1)(14)は、後にポコもカバーすることになるカントリー調のロック・ナンバー。バッファローの1stシングルのA面になる予定だった曲です。 (2)(15)は、スティルスがバッファロー結成前に初めて版権が売れモジョ・メンが既に発表していた曲。[邦題]君を愛していると思う (3)(22)は、ニール・ヤングの曲。 (4)(16)は、記念すべきバッファローの1stシングルA面に収録された曲で、この曲がA面になったことが、スティルスとヤングの確執の始まりになってしまったかもしれません。しかしヤングの曲ですが、ここでのボーカルはフューレイになっています。厳密に言えばフューレイとスティルスのツイン・ボーカルです。[邦題]クランシーは歌わない (5)(17) (6)(18)[邦題]みんな悪いのさ (7)(19)[邦題]僕のそばに居ておくれ (8)(20) (9)(21)[邦題]いい娘になって (10)は2ndプレス以降カットされてしまった曲。ビートルズの♪デイ・トリッパーのリフが顔を覗かせるのがちょっと面白いです。 (11)(23) (12)(24) (13)は先ほども書いたとおり、バッファロー・スプリングフィールド唯一のヒット曲のフォー・ファットです。
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