エッセイ
〜〜〜私の中の「メルツの愛の歌」演奏記(3)〜〜〜
自分自身の勝手な愛の歌の中身を恥もなく披露してしまいましょう・・・・。
どこまで書こうかが、今まさに書く前の問題としてありますが・・・・。
作曲者のメルツは19世紀のギタリスト兼作曲家ですので、
こういう曲を書くメルツに一度お会いしてみたいものですね。
いや、夢の中だけで想像していたほうがいいかな・・・・。
そういうもんですよね・・・・。
当然時代背景は、現代ではなくやはり19世紀のヨーロッパなんです。
どこの国かなぁ・・・・。
パリかな、ウィーンかなぁ???
勝手な想像というのは範囲が決められないので、
どんどん広がっていってしまいます(止め、止め・・・・)。
と、ある貴族のお嬢様が最近なぜか元気がない。
この主人公は、街中の少女でもいいのですが、
ここは少し童話の中の話しでもっていきたい、
自分自身の乙女チックな感傷なんだな、これは・・・・。
肩を落として背中が少し丸くなっている。
お屋敷の庭を歩いては、いつもため息ばかり。
いつも元気印のお姫様が何を聞かれても生返事。
庭の妖精たちが寄ってたかって「何をそんなに思いつめているの?」
「まるでこの世の終わりのような顔をして…。」
「なんだか胸が苦しいの・・・・」
「なぜかしら・・・・?」
「誰かが私の胸の内に住み着いてしまったみたい」
「その人の事を考えるとなぜかとっても切ない」
「涙が出そうなくらい・・・・」
「こんなにも切ないのだけれども、なんだかとっても暖かい気持ちにもなるの」
「こんな気持ちになるのは生まれて初めてだわ。どうしたことでしょう・・・・」
庭に咲く色とりどりの花はいつにも増して美しく、
空は青く済み、陽の光のまぶしいこと…。
いつも何気なく見ているすべてのものが、
こんなにも美しく、新鮮に感じるなんて…!!
今までの私はどこへ行ったのかしら・・・・。
こんな14〜15歳の少女の初恋をイメージしたわけです。
なんだか少女マンガみたいですね…(笑って下さって結構!!)。^_^;
自分が一番笑ってますから・・・・。
あるいはそんな娘時代を懐かしく思い出している、
老婦人という設定も考えました。
自分が老婆になったらこんなことを思い出すのかなぁ・・・・。
そういえば、こんな切ない気持ちがあったのかな・・・・そこが???
自分で書き終わって顔を赤くしている次第です。
次回、最終回・・・・どうのように発展して終わるのか??? 乞うご期待!