2006/09/09
『ゴスペルナイト2006』 ☆ケロちゃんの徒然日記より |
ゴスペルナイト2006が無事終了しました。
始まるまでは大変だけど、3曲しか歌わないので終わってしまうといつもあっけなかったな。
歌い足りないなー。という感じ。楽しいからもっと歌っていたかったんです。
始まる前にいろいろありましたが、そのおかげもあってすごく楽しかったぁ!!
これだからゴスペルはやめられません。イベント楽しい!大勢で歌うの楽しい!!
当日のお昼にうちのグループのリハーサル開始。とりあえず朝一じゃなくてホッ。
リハーサルは立ち位置、マイクとの距離、バンドがどんな演奏をするのか、指揮者の先生が
どういう振りをするのか、等々のチェックをするんだけど、毎年この時はまるで緊張感がない
とりあえず、指揮の先生がどんな切り方をするか覚えてタイミングをとることと、曲の中で
転調する前に合図になるような音が入るかどうか聴いておこうと思っていたのですが。
いざ始まってみると、やばい・・・。なんだか知らないけど、主旋律になるような音が全く
聞き取れなくて、転調のコードが分からない
さらにバンドの音が妙に大きく聞こえて自分たちの声がかき消されている気がする!
(ホントにそうだった)みんなでマイクに近づくとちょっとは変わるけど・・・。大丈夫なのか?
そして、リハの段階でまだ歌詞が頭に入ってなかったAlwaysを歌ったら、途中みんなでドジった。
繰り返しが分からなくなったのだ!指揮者が間違えたのか、バンドが間違えたのかすらわからない私たち。
どの歌詞を歌ってるのかが分からなくなったまま、演奏が終わってしまった。もう一回やり直すかと思いきや、「はい、じゃあ終了します」・・っておーい!
ちょっとちょっと、こんな状態でリハ終了かよ?
大きな不安が残ったまま、本番に挑まなくてはいけなくなった。
マジやばい。こんな不安だらけで本当に大丈夫なの?みんなの緊張感が一気に高まった瞬間でした。
自分たちのリハはボロボロだったけど、他のクラスはどんなもんかと聞いてみることにした。
マイクに近づくようにとの指示が出ていた。指示後の歌を聴くと、全然スピーカーからの音の出方が違った!そうか、こんなに違うんだ!本番ではもっとマイクに近づこうね!と確認した私たち。ちょっと収穫あり。
本番は不安だけど、とりあえずご飯ご飯!
ワールドポーターズで丼物をガッツリ食べる。たくさん食べないと夜まで持たないもんね。
お腹もいっぱいになって、しゃべりまくってたらリハの不安はどこへやら。
ゴスナイの事はすーっかり頭から抜けて、みんなで買い物に走る!Tシャツ買う人もいれば、
かばん買ってる人もいるし、買い物ツアーに早変わり 各が好き勝手に買い物しまくり満足
したところで、今度はデザートに美味しいアイスクリーーーム!
すっかり横浜を満喫し、じゃあお疲れー!・・・おいおい。私達は何しに来たんじゃ?って
雰囲気になったところに、電話が。「広場で練習するけど来ない?」そうそう。
本番はこれからなのよ!リハでの失敗をやり直さなくちゃと現実に戻る。
広場に着くと、集まってる集まってる。
みんな気持ちは一緒なんだ。そしてなんと先生が登場!音源はないけど先生の指揮で練習ができた。
この広場、いい感じで音が響いてすごく気持ちよく歌える。
そしてリハでの失敗がみんなにいい緊張感を与えていて、練習ながらすごい集中力。そしてやるぞっていう団結力が生まれた感じ!
伴奏なしだけど上手く歌えて、先生とみんなの呼吸もぴったり。これでリハの不安は取り除けた!あとは本番に向けて変身するのみ。
メイク&着替え準備開始!!化けるわよ〜。
出番までまだ時間があるので、前半チームの演奏を聴いていた。
みんな上手い!全体的にレベルが上がっているって事かな?うちらも頑張らねば!と気合いが入る。
舞台衣装の準備には時間がかかるからと、ちょっと早めに控え室に行ったら、なんと!もうみんな変装済み
急いで着替えしにトイレへ。すると入ったところにメッチャ派手な集団が!「ひー!どこだ、このチーム。
うちのチーム負けてるよ〜。」と思って通り過ぎようとしたら、「ケロちゃん!」と呼び止められた。
え?!よーく見たら・・・うちのチームじゃん!!超派手!!ぱっと見誰か分からない。
ナイス!うちのチームならいくら派手でも大歓迎よ 私もとっとと着替えてメークしてもらわなくちゃ!ここからは戦争。
メークもつけまつげも自分でできないから友達任せ。感謝!!
準備を整えて外に出ていくと、もうみんな集まっている。うわー!すっげー派手!人数が多いとなおさらすごい。
今年は他のチームが黒、白が多かったこともあって派手さが際立つ。どれが誰だか全く分からなくて面白かったわ〜。
写真撮ったりしてたら、あっという間に出番が来る。さあ、ここからが肝心!衣装だけじゃなく、歌も頑張って決めないとね!いざステージへ。
暗がりの中で整列して1曲目の前奏が始まった。ライトオン!!あまりの派手さに会場がどよめく。
よしよし、まずは成功!こっからは衣装だけじゃないことを見せつけなくちゃ!
最初は「Jast Want To Praise You」ピアノ伴奏のみ。
おー!?なんだかリハの時と声量も歌い方も全然違う!みんなの声がちゃんと聞こえるし、
かなり上手いんじゃない?!指揮した先生も嬉しそう。滑り出し好調
2曲目「Brighter Day」バンドのリズムをしっかり聴いて、走らないように指揮をしっかり見る。
最後の掛け合いはもう勢いで!歌い終わりがばっちり揃ったら、お客さんからの拍手がすごかった!
自分たちでも上手く唄えたって思えるできだった。
さて、最後は問題の「Always」、指揮はうちの先生。生徒さん手作りの「☆の王子様」で登場!
またもや会場が沸く!前奏がゆっくり始まり最初はしずかーに、押さえて押さえて・・・。問題の歌詞もどうにかクリアー!
あとは転調繰り返しの終盤をどう盛り上げて歌うか。
ここから!ってところで先生のシャウトが入り最高潮、もう先生と心中しますって
勢いでマックス音量!リハの失敗から団結力が生まれ、立ち直ったかつら組は強い強い。
大成功に終わったのでした。いつもながら、リハとは大違い。本番では120%の力を出し切りました。
上手くいってよかったぁ!そんでもってすごーく気持ちよく唄えた!完全燃焼。
終わってすぐ、聞きに来てくれた方々が感想を聞かせてくれた。
その中で、「Always、歌詞とか分からないけど、胸にジーンときて泣けちゃったよ。」って言ってくれた人がいて、
すごく嬉しかった!歌を通して伝わるものがちゃんとあるんだって思うとゴスペル冥利につきるな!
ゴスペルやっててよかったって思える瞬間でした。
歌ってたのは一瞬に感じたけど、すごーく充実した一日だったし、暑い夜の熱い思い出になりました。
もちろんその後のビールは最高だったさ!!
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