GALAXY CREATION GS〜NEW ROCKと言いながら、ここはルイズルイス加部(加部正義)氏のファンサイトです(笑)まあ、イコールほぼそういう事なんだけど。
 たまたま聴いたゴールデン・カップス・アルバムヴォリュームツーのあまりのカッコよさにノックアウトされた僕は、音源を集めるうちにある人物が気になりだしました。それがベース担当のルイズルイス加部(加部正義)氏です。まず、ルックスがカッコイイ(ロックはそれに尽きる)。ジャケを見たら分かるが彼だけ浮いてます、カッコよ過ぎて…。ギタリストだったのに泣く泣くペースに転向した為、ギターのようにベースを引き、ドライヴしまくる制御不能グルーヴをくり出す。ライヴより彼女とのデートを優先したり、ライヴ前に出た「ちらし寿司」が気に入らなく帰っちゃったり…。そしてイっちゃってるヤバいイラストも披露。んでやっぱりアレのやり過ぎでゴールデン・カップスを脱退したが。その後の活動もかなりイかします。惚れました。。。
 と、言う事で彼を追跡しながらGS〜NEW ROCKを浅ーくたどって行きます。ではアルバムレヴューをお楽しみ下さい。

cohei
THE GOLDEN CUPS
Album('68)
Album Vol.2('68)
Album Vol.3 Blues Message('69)

 極東の不良がやってたGSバンド。世の中用(GSっぽいの)と自分ら用(洋楽カヴァー)の落差で腰かヌけそうになるが、世の中用も悪くないので全然許せる。演奏力、ヴォーカル、今聴いても全然古びてない。最近のバンドがどれだけ進んでないかがよく分かるな、だって68年の日本のバンドなんだよ…こっちのが全然ロックだし、同時期のはっぴいえんどよりかも…。3rd、Blues Messageでは日本ではBlues、R&Bの先駆け的作品で現在の再評価を予想してるのか?という作品をリリースするし。次ぎのライヴ盤では、世界の最先端のロックを堪能させてくれる。あとメンバーであるルイズルイス加部(bs)のプレイ、ルックス、そしてそのロックンロールな生きざまがかなりカッコイイ。ストーンズで言うブライアン・ジョーンズ的存在か?惚れた(笑)
cohei
POWER HOUSE
ブルースの新星 パワー・ハウス登場('69)
 
探してます!見かけた方は御一報を!
cohei
FOOD BRAIN
晩餐
('70)
 はい、ルイズルイス加部繋がりでこの知る人は知る名盤に行き着きました。コレはヤバい…。71年、ex.パワー・ハウスの陳信輝(g)、ex.エイプリル・フールの柳田ヒロ(key)、ex.後期ジャックスの角田ヒロ(現つのだ☆ひろ)(ds)そして加部の4人という同時最強の布陣が在籍していたが、アルバム1枚で解散(この個性的な面々なら仕方ないだろう…)。全曲インストなのだが、凄まじいテンションとアイデアの応酬であっという間に聴けてしまう、というかヤバイ世界へ引きずり混まれそうになる…。ライヴを想像するだけで鼻血モノだ…映像は残っていないのだろうか?知ってる方はコチラまで御一報を…。あとこのジャケ!アナログサイズなら相当なインパクトだっただろうな…音に合っている。当時「はっぴいえんど」が「言葉」を追求したバンドならばこちらは「音」を極限まで追求したのではないだろうか?答えは次ぎに結成されるスピード・グルー&シンキに隠されているのか?

cohei
陳信輝
Shinki Chen('71)
 
soon
cohei
SPEED, GLUE & SHINKI
Eve('71)
Speed, Glue & Shinki('72)
 で、世間的にも評価が高く、CDが再発されるまでかなりのレア盤だったらしい、元祖オルタナ、スピード・グルー&シンキ。相当な期待を込めて聴いたのだけど…うーん…あまりグッと来ない…ヴォーカルが外人だからなもあるけど、単なる洋楽にしか聴こえないのだ…。アルバム事体もかなりトんじゃってて散漫なカンジだし…アレやり過ぎだよー…。けどこの血も涙もない感じが(笑)彼等の最大の魅力だと思う。このドロドロ感はイギリスのバンド、ヴァーヴの初期にに通ずるものがあると思います。って事はジワジワとクるタイプですね。あと、フード・ブレイン同様ジャケのデザインセンスは素晴らしいです。ザックリ感がたまらなくカッコいい。女学生を使った1stなんかはスマパンに通じるものがありますね。カッコいい!
cohei
柳田ヒロ
Milk Time('70)
七才の老人天国('71)
Hirocosmos('73)
 
soon
cohei
SUNS OF SUN
海賊キッドの冒険
('72)
 
soon
cohei
JOHNNY, LOUIS & CHAR
Free Spirit('79)

 スピード・グルー&シンキはアルバム2枚で解散。その後、ルイズルイス加部こと加部正義はさまざまなセッションしていたが、数年行方をくらます(渡米してたらしい)。そしてチャーと組んsだジョニールイス&チャーを始動。チャーのマリファナ事件の為デビューは79年日比谷野音を収録したライヴ盤となった。やっぱ空の下というのもあるのでしょうか?素晴らしく解放しきった演奏を披露していますね。なんかこう晴れた青空のようにのびのびした感じがイイです。フォークっぽい日本語楽曲も僕は違和感なく聴けました。チャーのプレイは素晴らしい。のち、4枚のアルバムを残しピンク・クラウドを結成。
cohei
これからもっと増えると思われます。
cohei

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