* 2002年11月17日(日) ビストロ・LIVE *

 場 所 → BISTORO cafe G.B.(長浜1丁目)

 出 演 → HAPPY SONGS/矢野太司郎/ラ・ケンターズ
            /E.T./ジョニー宮本/SOURCE OF SOUL

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「もつ鍋のやまだ屋」の2Fにある「ビストロ」で行われるライブ・第1弾。パー
ティールームとして利用されるスペースがあるのだが、ライブイベントを行うのは今
回初めて。
こういうライブハウスではない場所の音楽イベントに興味があるし、最近仲良くなっ
たミュージシャン達が一気に集合するとあって、kayo姉さん出動〜。

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<1>「HAPPY SONGS」
超・カッコイ〜「けんすけ」くん&可愛い「かおりん」のツインユニット。ずっと聴
きたいと思っていて逃していたタイミングがやっと合いました。かおりんのハスキー
な声が「ぼく」という歌詞を唄うと中性的ですごく似合ってていい感じ。失恋ソング
はせつなく「逢いたいよ・・・」ってつぶやくかおりんにkayo姉までドキッとしちゃ
いました。男の子なら思わず抱きしめたくなるくらいかも。しかしユニット名の通
り、弾むリズムの曲は嫌なこともスゥイッ〜と飛んでいく『HAPPY SONGS』、とって
も温かく幸せになるよ。11月30日プレアデス登場です。ぜひ。

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<2>「矢野太司郎」
通称「矢野組長」。出逢ったときにそう聞いたのでkayo姉も「組長〜」と呼んだりし
てます。奥深い力を秘めた人なんですよね。とても冷静に物事を見つめている感じ。
自分の二面性を唄にのせて、自分に入り込み、時に吐き出す。冷めた自分と熱く歌い
上げるもうひとりの自分を取り繕わないそのバランスが矢野くんの魅力。まだ24
歳。これからどんなふうに変わっていくのかすごく楽しみ。 この人に逢えたことで
ストリート系アコースティックミュージシャンをまた見直したって感じですね。

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<3>「ラ・ケンターズ」
ケンタくんひとりだけどなぜかネーミングは「ラ・ケンターズ」。いつもは唄なのか
叫びなのかというぐらい激しいまでの情熱で唄うのに今日は椅子に座りライトを消し
てキャンドルの灯火でバラード特集となった。どうしたケンタッ!打ちひしがれなが
らもなお包み隠さず絞り出す。ミュージシャンってとても純粋なんだよね。静かに熱
く胸の奥に流れてきたその唄、いつか自分自身の傷を癒すんだろうと思うよ、思い出
となって。

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<4>「E.T.」
小柄でキャシャなあの体のどこからそんなパワーのある声がでるんだろう。E.T.の唄
声を聴くといつも不思議と感動でいっぱいになる。こんなに声に魅力がある人に久々
に出逢った、初めて照和で聴いたときそう思った。自分の声をもっと使いこなせる人
だろうなー。深くえぐり取られるような毒々しい唄をその声で聴きたい、と思って
た。今回はじっくりどん底まで行かせてもらいました(笑)。「Oh,BABY」では会場
と一体化してガンガン弾んでくれたし、最後にはキュンッと締めくくってくれた
E.T.。脱帽です。グッと入り込んで泣けました。

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<5>ジョニー宮本
宮本くん主催のこのライブ、すごく緊張していましたねー。今日の出演者がどんどん
熱いステージを見せてくれる中、嬉しさとそれに合わせてプレッシャーも大きかった
よう。桑田けいすけや忌野清志郎のカバー曲をそっくりものまねで唄うあたりそうと
う器用な人。サービス精神旺盛で楽しいステージを見せてくれました。バンドを経験
してソロになると心細さや緊張もまた違った形でやってくるんだろうな。その変わり
に自由にスタイルを作り上げることのできる強みが。ジョニー、期待してます。

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<6>SOURCE OF SOUL
堂々たるトリをつとめるのはこのふたり。今日はスペシャルゲストにパーカッション
「かねぴょん」(from,アンチェイング・ガイズ)登場。前進力のみ、というほどに
走り抜けている「SOURCE OF SOUL」、パワーあふれるユニット。途中、さらにスペ
シャルゲスト「松尾太介」(from.悟空)登場! 「S.O.S」の曲を松尾くんが、「悟
空」の曲を彦坂くんがそれぞれがカバーし、サポートし合うという共演もみせてくれ
た。この2つのユニット(バンド)はお互いに切磋琢磨し、ライバル、いや、同志と
して同じ世代の流れを泳いでいる。切り刻まれるように、時に抱きしめられるよう
に、その唄は胸に届くよ。

※この「S.O.S」と「悟空」が共同でCDを制作!『PARK』(\1000)、好評発売中です。
この収益金はすべて青空企画が主催する『警固公園ライブイベント』の運営資金とな
ります。みなさまのご協力をよろしくお願いします。
(今年は先日11月4日&10日(3日の雨により振替)行われました。福岡で活躍
中のミュージシャン出演の無料大イベント)
来春もまた開催予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします。

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長丁場のライブイベントだったけれど、こんなに熱く楽しいライブを体験できて幸せ
だったな。みんなに逢えたこと本当に感謝です。これからも純粋で熱い想いを感じさ
せてくださいね。

           レポート:kayo姉(カヨネエ)
       <ライヴミュージック福岡&青空企画>