* ラ イ ブ レ ポ ー
ト *
'02年3月10日(日) at.チープサイド
『スーパー セッション!』 ハ シ / シャカ / トミ&アジ
スーパーギタリスト「ハシ」&「シャカ」、そして無国籍Men's「トミ&アジ」が
放つ、スーパーセッション in チープサイド。ほ〜ら、こんなすごいGoodな
時間に巡り会えるからチープサイドはクセになる!
3組3様の雰囲気をkayo姉なりにお伝えするならば、国境もデンジャラス
ゾーンも平気で越えるような枠にはまらない世界各国の匂いがする『ハシ』、
『シャカ』は優しく腰も低く、もっとも日本人テイストだが金髪でやや正体不明、
『トミ&アジ』は、アジアのどこかの雨季と乾季がサックリ分かれた土地の
自由空間。・・・・といった感じか。(わかりにくいかも・・・)
とにもかくにも、音楽という最高の玩具を授かったミュージシャンたちの
瞬間の芸術にハマッちゃうともう抜けらんないよ〜!
* section-1 :
ハ シ *
テンガロンハットに左耳のピアス、アクの強いシュールで繊細なジェントルマン。
強さと孤独が同居する妙な引力に魅かれ、いつの間にかkayo姉のとっておき
のミュージシャンになっている人。ステージ上をス〜ッと「ハシ・ワールド」にし
て、
いろんな心のヒダ(・・・哀しみであったり、喜びであったり、希望であったり、
虚無感であったり・・・)を投影させる。曲事に弾き出されるそれは彼の体験
(過去の時間)と直結し、聴く側の感覚と融合する。アメリカのフリーウエイ、
日本の路地、インド・・・ひとつひとつ曲から香るものによって疑似体験の旅を
しているかのよう。『 〜遊んでいるんだ / 生きてることを〜
』 彼の唄うこの
フレーズそのままに、人生の旅人・ハシはまた今年旅に出る。
「しばらく世界一周の旅にでますのでお逢いできません。
see
you again」 (from.ハシ)
* section-2 :
シ ャ カ *
冴えまくりです! シャカさん! スーパーギタリスト第2弾登場。
さり気ないクオリティーの高さがニクイッ!なめらかにかつ軽快に経験の幅と
引き出しの多さを感じる曲の構成も見事。リクエストに応えての長渕剛、
トミ&アジを交えてのチャーなどステージのシャカはいつになくfeel
so good!
シャカのバラード曲はメロディーも言葉もそして声も優しくてせつない。
耳に静かに残っていく音をつい口ずさんでみたくなる・・・・んだけど、なにげに
難しい(泣)。本人、至って謙虚なんだけど、上手すぎますって、ホントに!
「こんな幸せなで楽しいライブは十数年、いや二十年以来
初めて! みんな(ハシ・トミ&アジ)ありがとう」 (from.シャカ)
* section-3 : ト ミ & ア ジ *
どこでもない場所へ連れ去ってくれる、ギター&パーカッションDUO。
トミ&アジ知らなきゃモグリだよ、損だよ、っちゅうくらい、GOOD!
寒い冬でも凍えた心でも、サラサラと解放してくれるリズムの波を漂っている
うちに、「何か悩んでたんだけど気のせいだった」と思えちゃう事でしょう。
ワッホーッ、自由に叫べ、魂よ踊れ! グルリングルリン体が揺れる!
固まりが解けていくような、東洋的に言えば「気が流れる」みたいな感じ。
そうかトミ&アジが作り出す空間は東洋的神秘なのだ。ファンタスティック!
今年は北海道を攻めに行くらしい。北のトミ&アジ、いいかもしんない。
「トミアジは2002年最新サウンドをめざしております。
みなさんもヤーマン!」 (from.トミ&アジ)
* section-4: オールキャスト・スーパーセッション *
10年来の気心知れた仲間4人の表情は無邪気そのもの。ワクワクして
楽しくて仕方ないといった感じ。男の子っていいなぁ、とつい思ってしまう。
曲はビートルズのナンバーから・・・曲名を忘れてしまってごめんなさい(泣)
・・・いつもこんなだからライブレポートらしくならないのよね。。。とにかく
立ち上がって踊ってしまったよ〜!ジッとしていられなかった!
もう、なんてことをしてくれるんだ〜。耳に残る音の感触と、残像だけが
あって、もう二度とは戻れない瞬間。時間の宝石・・・ありがとう。
ライター
☆ kayo姉