*ライブレポート*
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10月11日(木) at.「JA-JA」
・田中克日子&ザ・スターキー
・ジェスカパスカ
・平 田 達 彦
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今日もMCはTOYOMARUちゃん!
ライブハウスに漂うピリリとした緊張の痛みの中、
なごみの笑顔をくれる貴重な存在だ。
・・・・・ひそかに、ファン、である。
* 田中克日子&ザ・スターキー *
あれっ? ドラムはもしや堤さん? あの堤さん? やっぱり堤さんでした。
元気がいい! このバンド!
ボーカルの笑顔でスコンッと彼らに気持ちが入り込んでしまった!
すごくいい感じじゃないですかぁ、このバンド!
言ってみれば、わかりやすいロック。
リズム遊びや言葉遊びを無邪気に楽しんでいる。
クラスの人気者が、大人になっても「変わんないね〜」なんて
にこやかに言われてそうな、気取らないところが逆に光って見えました。
「ベースのキャラがいいと全体的にいい」・・・という独自の持論が
間違いじゃないと私、カヨ姉に再認識させてしまった罪な(?)バンドです。
もしライブハウスが初めてでなんか怖いところかも・・・などと思ってる
人がいたら、このバンド名を探し初体験、というのはどうだろう?
お薦め!『田中克日子&ザ・スターキー』、・・・・略称ってないの?
* ジェスカパスカ *
大人、ですね。雰囲気あります。
気難しそうなキーボードの方のキャラは個人的に好きです。
ボーカルとのMCがまるでコントのボケとツッコミのようで、
都会的な曲調と裏腹なギャップが笑える!
曲はドラマの主題歌とか挿入歌とかCMとかで、
ヒロインが振り向くと同時に流れ出して
クライマックスにストーリー展開していくような、洒落た感じなんですよ。
・・・で、MCは「吉本・・・じゃないよね?」的。
CDが売れていないと嘆いていたぞ。
もしかしてMCの毒気と笑いの刺激が足りなくて、
「CDよりやっぱりライブよね〜」、と思われてるのかも?
それはそれでミュージシャンとしては嬉しかったりもするよなあ。
(・・・複雑)
* 平 田 達 彦 *
今日のお目当てはやっぱりこの人、『平田達彦』である!!
King of JA-JA、「アコースティック・キング」なのだ。
会場の空気感が、何者でもどこでもない、「ヒラタ」の世界になっていく。
もう、肌で体全部で、それを感じる。
何を思って唄っているんだろう?
平田氏の中の深い世界と、まわりの全てがつながりあって、
知らぬ間に揺すられて涙がにじむ。なぜ泣けるのかは解らない。
理由なんてそこには無くて、
泣けばいい、笑えばいい、自由になればいい、
なりたいものになればいい、やりたいようにやればいい、
・・・後付けすれば、そう許されてる気がするから、なのかも知れない。
間もなく北海道ツアーに出発。その後、沖縄などなど。
平田達彦の唄を待ち望んでいる人がいる。
すっかり私、カヨ姉もそのひとりになってしまった。
これが『ヒラタ・マジック』である!?
自由を手に入れた平田達彦は人生を遊んでいる。
_________ k-ne(かよねえ)