2001年 7月 5日  electric church love (東京・赤坂)
 
゛ 夜空のロックンローラー " 斉藤哲夫 with ヨシンバ
 
●斉藤哲夫withヨシンバ
おおスザンナ ・ もう夏です ・ センチメンタルシティーロマンス ・ 
こんな筈じゃなかった。 ・ バイバイグッドバイサラバイ
 
●ヨシンバ
梅雨空 ・ 6月のさよなら ・ 他、全4曲
 
●斉藤哲夫withヨシンバ
君が気がかり ・ 甘いワイン ・ 夜空のロックンローラー ・ グッドタイムミュージック
 
 
::: 前書き :::
――本当に来てしまいました、東京。斉藤哲夫氏のライヴを観る為に、、、。北九州のフォークビレッジで観たライヴは、それほどまでに素晴らしいライヴだったのです。ぶんぶんの中では、あのライヴは宝物のようなライヴでした。そんな感動を再び、と期待を胸に東京に降り立ったのでした、、、。気負いを入れてライヴハウスに着くと なんとぶんぶん、一番。さっそく中に入りました。 そこには、なんとなんと『斉藤哲夫』氏!!ここで大事なのは、やっぱり図々しさ イヤ、積極性。、、、ちゃっかり声掛けちゃいました。その時に福岡から来た事やフォークビレッジのライヴの事、斉藤さんの曲が使われていたCMソングの事などをお話しました。
 
::: ライヴ :::
『おおスザンナ』・・・この曲はこんなに渋かったかしら?低音のギターをべースに、エレキギター、キーボードがじわじわと交わって行きます。意外とこの曲、はじまりは渋めだったのですね。後半の盛り上がるところ(おお〜スザンナ♪)の所が印象的だったので元気いっぱいな曲のイメージを持っていました。ノリは良いけど、渋いのだ!!ハープも良い感じでした。 『もう夏です』・・・これ、「もう春です」の所を「もう夏です」と変えて歌ってくれました。「夏」バージョンもいいですよ。「夏」と「君の船」のフレーズがピッタリで、とても爽やかな夏のイメージを持てます。「もう夏です 古いものは捨てましょう 頭を抱えて過ごす時期は過ぎました・・・」この曲、ものすごく歌詞が好きです。良いです。さて、「秋」と「冬」はどうでしょう!?斉藤氏とヨシンバのコーラスワークが光る1曲です!!爽やか!!――ここで、なんとぶんぶんの事がMCで紹介されました!!「小倉で聴いて、わざわざ来てくれました。歌い手冥利に尽きる!!」と。、、、イエ〜イ!!ファン冥利に尽きます!!―― 『センチメンタルシティーロマンス』・・・やはり、センチメンタルシティ―ロマンスの歌でした。でも タイトルは「あいうえお」と言うらしいです。それが、何時の間にか「センチメンタルシティーロマンス」に落ち着いたそうです。しかし、ココまで《斉藤哲夫withヨシンバ》が歌いこなせば誰の歌なのかが分からないくらいですね。この曲のアレンジは、もともとなのでしょうか?なんか、凄いんですよね。前回のレポートでも書いたのですが、構成が凄く面白いんです。それに加えてイントロのアレンジも雰囲気があって気に入っています。 こんな筈じゃなかった』・・・この秋にCDシングルが出る予定ですが、その中にカップリングされる予定の曲です。ご本人曰、「ちょっとビートルズな感じ」だそうです。おちょこちょいな雰囲気が漂う曲だけど、実は別れの曲、、、。「♪失って気付いたんだ、僕には君が必要だって事♪」。そうなの、恋愛とはそう言うものよ!!「♪こんな筈じゃなかったのに」の掛け合いの所が可愛いくて、軽い感じがとても好きです。 『バイバイグッドバイサラバイ』・・・「♪バイバイグッバイサラバイ」の所の斉藤さんの高音が切なく響きます。良いよね、この曲も、あ〜切な〜。胸キュンです。思わず手拍子が始まっていました。 『君が気がかり』(野沢亨司氏のカヴァー)・・・良い歌ですよ。「頑張れ」と言う気持ちのこもった歌なんです。でも、「頑張れ、頑張れ」と直接言わないところがまた良いね。「安心して、私が付いているから!!」って感じが良いです。やさしい気持ちになれる曲です。「〜♪心配しないで、元気おだしよ〜。」 『甘いワイン』・・・ぶんが前回しびれあがった曲です。このコーラスワークにはまっちゃたんですから、、、。「♪甘いワインはぶどうさ ブドウは美味しい水さ♪美味しい水は空から 恵み受けるものさ♪」今回も、やっぱり聴かせてくれました。素晴らしいコーラスワーク!!!この曲は、ライヴ版でも良いから このままCDにして欲しいぐらいです。本当に、クセになるよっ!! 『夜空のロックンローラー』・・・今回のライヴのタイトルにもなっている軽快なナンバーです。「♪雨漏りしそうな空の屋根から とても素敵なお月さん出たよ♪」、このコーラスメチャメチャ良いです。たまらないです、シ・ビ・レ・マシタ〜!! 『グッドタイムミュージック』・・・最後にこの曲ですか〜!!いや、もう大満足です。「♪グッタイムミュージック聴かせてよ〜」、ヨシンバのコーラスがピカピカ光る楽曲ですよ。特にこの曲はコーラスがとてもポイントになる曲ですからね。こんだけやってくれたら斉藤氏もとても歌いやすいはず!!で、この曲も凄く好きなんです。歌詞がしんみりしているんだけど、そこに人生というものを感じちゃいます。
 
::: ヨシンバ :::
ぶんは斉藤氏のライヴでしかヨシンバを知らないのですが、普段はアコーステイックというわけではないようですね。元々は、バンド形態でやられているそうです。今回は、斉藤氏のバックに前回同様、ギター・コーラス荘田さん、エレキギター・コーラス中澤さん、キーボード・コーラス西村さんが付いてありました。しかし、ヨシンバのステージの時にヴァ―カリストの吉井さんが登場!!ミニヨシンバ(6人中4人集合)でのステージでした。全体的には、しっとりとしたステージでした。梅雨はもう明けたのかな?どうか分かりませんが「雨」っぽいしっとりさです。現在制作中のCDの影響の様です。しっとりしているけれどもほのぼのしたフレーズがあったりとヨシンバのサウンドもなかなかクロウト好みの感があります。また、ヴォーカリストの違いで全体の雰囲気もこうも変わるものかと、(当たり前だけど)改めて思いました。バンドのヨシンバ゙も見てみたいです。
 
::: 感想 :::
随分、前回と違う曲順でステージ展開も変わっていました。ここでは、MCが割と多かった様に感じます。地元と言う事で、リラックスされていたのかも知れませんね。曲数は、9曲と前回と比べると少な目でしたが、大満足のライヴでした。また、今回は4組の中のラストという出演の仕方だったので、斉藤氏の出演までかなり時間がありましたが、違う土地で頑張っているミュージシャンの方たちを見れて励みになりました。是非、福岡でのライヴを実現させたいですね。斉藤さんの素敵な歌の数々を、ヨシンバとの絶妙なコーラスワークを福岡の人達にも聴いて欲しいです。秋にCD発売予定とのことなので、来福を心よりお待ちしています!!
 
::: 自慢話 :::
ミーハ―なぶんぶんは、サインと写真と握手をしていただきました!!斉藤哲夫さん、とてもやさしい方でした。
 
 
斉藤哲夫ファンサイト http://www.mis.ne.jp/~ryu-s/tetsuo.index.html
ヨシンバのサイト  http://tokyo.cool.ne.jp/yoshimba/
エレクトリックチャーチラヴのサイト 

http://www.fguitar.co.jp/love/

 
ライヴレポート:ぶんぶん