VIVRE HALL PRESENTS at VIVRE HALL 29th
April 2001
【Goofe's Lodge】
ボーカル・キーボード、ベース・ボーカル、ギター・ボーカル、ドラムの男性4人組。以前はPhonosonicというバンド名で活動されていて、最近改名されたそうです。キーボードの方がメインボーカルで、癖のないのびやかな歌い方が新鮮でした。1曲だけベースの方がボーカルをとっていましたが、他の曲とも大して違和感もなくまとまっていたと思います。ただ、MCがイマイチのりが良くなくて、ライブ全体としては少し力が弱いように感じました。ボーカルとコーラスも裏声がなーんか不安定だったのも残念。曲は明るくてノリのいい感じなので、もっと押しのある演出なんかがあると面白いんじゃないかと思いました。
【brainwash】
手の平の太陽
カレイドスコープ
ペーパームーン
ORANGE
MUTILATION
1曲目と2曲目を繋げて演奏してました。「トマト」は少しテンポのゆったりした感じの曲で、「手の平の太陽」は疾走感のある曲。その2曲の繋げ方がかっこよくって!!しかも3曲目は私の大好きな「カレイドスコープ」じゃないですか。始めの3曲ですっかりシビレてしまいました。「ペーパームーン」は現在CDを制作中。5月下旬に発売予定だそうです。5曲目の「ORANGE」は、この日のライブで一番盛り上がりがあったと思いました。この曲の始めのドラムが力強くてグッときます。それに、歌詞とメロディーに独特の切なさがあります。そして最後の
「MUTILATION]。「ORANGE」のほうが気分が高まって終われるような感じがするんですが、あえて終わりにメッセージ性のある曲を持ってきたのでしょうか?
5月のライブは12日鹿児島キャパルボホール、18日大分ドラムトップス、20日天神グランドタウンが予定されています。さあ、若葉の季節に皆さんも脳みそジャブッと洗いましょう!
【ラヴァーフェニックス】
固定ファンの多いラヴァフェニ、初めて見ました。ボーカルの歯切れが良くて、声がよく通るのが印象的でした。1曲目が、ゆったり感と激しさを交互に出してくる曲で、興味をひきました。全体的にはキャッチーで聴きやすい曲が多いです。毎週金曜日、博多駅でストリートライブを行っているだけあって、お客さんのひきつけ方が上手いなと思いました。ストリートライブはどんな感じなのか、気になります。
【サニイサイド】
スパイソング
またここであいましょう
雨上がりの砂浜
白いカモメ etc.
このバンドはまず楽器を見た時点でかなり興味をひかれると思います。ギター、ドラムまでは今までのバンドと同じだけど、女性二人が固めるジャンベ、ウッドベースがかなり目立っていました。ライブは軽やかな楽しい曲でまとまってて、和やかです。ウッドベースの音が柔らかくて、“エレキベースの重低音が苦手”という方にはオススメ!メンバーそれぞれが自分の作った曲を自分で歌うという形式をとっていて、ギターの方・ドラムの方・太鼓の方がそれぞれ2曲ずつくらい歌われてました。みんな独特の雰囲気のあるボーカリストです。癖がなくて、自分らしい自然な声の出し方をしてる感じです。この日はMCもみんなで一回づつ分担してみようということになったそうで、曲の合間にそれぞれの曲の解説やライブ告知をされてました。知的で、コラムみたいなMCでした。とにかく何をとっても味のあるバンドです。
ところでこのサニイサイド、ライブが始まってから一番盛り上がってたのはなんと対バンの方々でした。私の隣にはこの日に出演されていた某バンドのギターの方(男性)がいて、周りの誰よりも楽しそうに踊っていました。同業者に人気があるのは、“実力派”ってことですかね!!
見てみたいと思った方は、5月26日JAJAへGO!
【Little Red Corvettes】
激ロックL.R.C.。独自の世界があります。そして、みぞおちにドコドコ響きます。この日の出演者の中で一番自分の世界を作っている感じがしました。特に、ドラムの力強さが半端じゃないです!座って聴いてると、ドラムの振動でお尻がビリビリするんです。しかも速い。どうやったらあんなに手の動く人になれるんでしょう?ベースは聴きやすかったんですが、この日はギターの音がキンキンしてて(いつもかな?)すごかったです。轟音系が苦手な人には辛いかもしれない!ライブを見ていると、異世界に連れて行かれそうなくらいボーーーーッとなってしまうのでストレスが溜まってる方にはいいでしょう。5月のライブは12日JAJA(オールナイト)、19日VIVRE。また6月17日にはVIVREでL.R.C.主催のイベントもあります。ホームページも要チェック!ライブ情報が詳しく分かります。“激ロックって何?”・・・・私にもわかりません!でもこのライブみたらわかるかも!