こんな曲やってます

ウィンドアンサンブル和が最近演奏した曲は、こんなかんじです。
けっこうむずかしい曲も多くて、みんなで赤くなったり、青くなったりしながら演奏してます。

(リンクがある曲は、MP3で演奏を試聴できます)

なんでもやってみよう

オヤが市民吹奏楽団といっても、なんてったって和は少人数バンド。楽器屋さんで人気の、大きな編成の吹奏楽団向け楽譜を持ってきて、そのまま演奏したんじゃ、ぽろぽろと「歯抜け」になってしまって、ちょっぴりつらいものがあります。

だけど、楽器がそろわないから吹けない、だから吹かない、あきらめる、なんてつまらない。大事そうな音はいる楽器(の人)に振り分けて、バランスが悪くなったらまた少し手直しして、それでもない音は誰かが何とかするまでひまな人が(一番ひまなのは、実は指揮者だったりします)歌っちゃう。作曲した人には心の中であやまりながら?、でもそうやってみんなで工夫しているうちに、演奏にもどこのものでもない和オリジナルの色みたいなものが出てくるものです。これがまた、案外いいぐあいにまとまるんですよね。

楽器のキャリアのばらばらなメンバーが、お互い少しずつカバーしあって(吹けないところは練習する!それでも吹けなきゃ笑ってごまかす!)、なんとかして仕上げる。いや、とにかく仕上げちゃう。それがいずみ流です。狂言じゃないっすよ。

いいことやろう

自分ひとりでは絶対出せない音を、力を合わせてみんなで出す。オーケストラやバンドの有名な曲を、自分もその一員になって演奏できる。これ、合奏の一番おいしいところです。だからというか、演奏についてはなるべく背のびしたいと思っています。1回合わせて、これほんとに人前で演奏できるのかい?というようなムリ目の曲を、ずいぶん練習してきました(上のリストの曲なんて、みんなそうだったかも)。

せっかく何かの縁で集まって音楽やるんですから、みんなでいいことがしたい。手ごわい楽譜をものにした達成感もいいし、一見(一聴?一吹?)簡単そうな歌を、細かいところまでとことんみがいて、きれいなハーモニーが決まった(自分も吹いてる!)ときの嬉しさったら、ちょっと言葉では表現できません。本番ももちろんいいもんですけど、練習のときの楽しさやくやしさや、やっぱりそれが一番の面白さなんじゃないでしょうか。

演奏して楽しめる手ごたえのある曲を、お客さんの鑑賞にたえるレベルで演奏する。練習はくたびれるときもありますけれど、つい頑張ってしまう。けっこうへとへとに疲れて、日曜日の夕方。こういう疲れって、不思議と翌日に残らない。いや、むしろブルーマンデーもぶっとぶような、そんなパワーを秘めていたりするものです。そんな、ものすごくぜいたくな活動を目指しています。

むずかしいことはわかっています。でも、それがやりたいんだもの。


Wind Ensemble IZUMI, 2000-2008