VOL.3 |
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LAUNCH PARTY GERMAN TECHNO RALLY/TOBYNATION
(cutting edge)
・Schall(Thomas P.Heckmann remix)/Elektrochemie LK
・Paranoid Dancer/Johannes Heil
・R.E.S.P.E.C.T./Mike Ink
・Schoneberg(Marmion remix)/Marmion
・Summer and You(Mijk van Dijk remix)/K-jim&Y-bot
・Love Stimulation(Love Club mix)/Kay Cee 他全16曲 |
*** ジャーマンテクノ入門にもってこいな1枚 ***
トビーによるこのDJミックス、レーベルがAVEXということで若干の不安はあったものの(笑)、選曲の良さにつられて買ってみたら…これが予想をはるかに上まわる出来の良さ!!
TOKTOKから始まってスヴェンバスやらトマシュー別名義の曲やらつないで、前半は割とミニマルな感じ。そこにヨハネスヘイルなんかのちょっと暗黒系(笑)なものも。そして中盤、マイク・インクのR.e.s.p.e.c.t.からはもう、アゲアゲのジャーマンテクノ・トランスの大連発!!
分かり易い選曲はテクノ初心者にもオススメ。だからと言って、単なるヒットパレードに堕してしまってないのはさすが。繋ぎの上手さで、全然下世話さを感じさせません。いい仕事してます、日独テクノ親善大使さん。 |
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BERLIN TOKYO/MIJK van DIJK・TOBY IZUI
・Marmion/Telepathic's"First Contact"Inspiration
・Samuel L.Session/Centrafrique EP Part2
・Technasia/EvergreenV
・Christian Morgenstern/Hawaii Blue(Heiko Laux Mix)
・Subvoice/Subvxxx A-1
・Technasia/Peachflower
・K-Jim+Y-Bot/Summer and You(Mijk van Dijk Remix)
他全20曲(Mijk Side) Toby Sideは全17曲 |
*** 仲良し2枚組ミックス ***
ドイツのマイクヴァンダイクと日本のDJトビーの仲良しコンビによる2枚組ミックス。それぞれの個性が出ていて面白いです。1枚目のマイクは、やっぱりと言うか何と言うか…ややトランス寄りな曲多めで、分かり易い聴きやすい選曲。2枚目のトビーはうって変わってストイックなミニマル中心。同じトビーのミックスでも上のラウンチパーティとは違った感じ。きっとこっちの方が彼本来のスタイルなんだろう。個人的に、2枚組のCDって買ったものの聴かなくなるってことが多いのだけど(2枚もあるとどうしても消化不良気味になりがち)、でもこのミックスは2枚ともそれぞれ特徴的で飽きずに聴けそうだ。どっちか選べと言われたら…やっぱりマイク? |
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multi-mijk/MIJK van DIJK(SMEJ)
・Don't Panic(X Large 2 Chill)/Mindgear
・Ambition(Uplift mix)/Microglobe
・FUCHI-KOMA/Mijk van Dijk
・Trust(Tobynation remix)/Microglobe
・Niji(Mijk van Dijk's for Girl's remix)/Denki Groove
・High On Hope(Joy Of Life mix)/Microglobe
・Environ-Mentality(Live mix)/Microglobe
・Gamer's Night/Mijk's MMB 他全15曲 |
*** 元気の出るアッパー・テクノ!! ***
ドイツのテクノアーティスト、マイクの曲(別名義・リミックスワーク等含む)をDJトビーがノンストップミックス!! ノリノリなジャーマントランス全開!!
ブリブリのシンセの音は、ジャケのイラストのイメージと相まってとても無機質的で近未来的・サイバーな印象を与えるのだけど、でも曲そのものは展開が多くてとってもメロディアス。機械質なのに人間味あふれるサウンド…なんて矛盾してるのだけど、でもそんな表現がピッタリあてはまる音の世界。それにマイクさんの曲って…聴いてるとホント元気出ます。アッパーでハッピーで…。彼の曲って、別に普段テクノとか聴かない人でも割と抵抗無く聴けるんじゃないだろうか。最初にこういうの聴かせると…意外とテクノ好きになるのかもね。 |
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THOMAS SCHUMACHER/SAVE AS:THOMAS(SMEJ)
・Wig-Out Into/Thomas Schumacher
・Bass Heavy(Elektrochemie LK Version)/Thomas Schumacher
・Rhythmatic/Thomas Schumacher
・Beat Bang(T.Schumacher Remix Part1)/KAGAMI
・Wicked Jumper(Doitsu De Ska Mix)/Denki Groove
・When I Rock(Johannes Heil Mix)/Thomas Schumacher
・Reap What You Sow/Thomas Schumacher
他全14曲 |
*** ゴリゴリ・ハード・重低音ミックス ***
上のマルチマイクと同コンセプトで、トビーが今度はトーマス・シューマッハの曲をノンストップミックス。こっちの方はトマシュー本人の曲よりも、割とトマシューによるリミックスワークの方が多めか?
アフリカバンバータにカガミにコフュージョンに電気に…。でもリミックスと言っても、ほとんどトマシューの曲と化してしまっている。元ネタのエッセンスは生かしつつもお得意のハードテクノ路線にすっかり変貌。しかしマルチマイクと比べてみると同じトビーによるミックスとはとても思えない。結局、このシリーズではトビーはDJとしての仕事よりもマイク・トマシューそれぞれの個性をより引き出すことに力を注いだ、その結果なのだろう。 |
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GLOW/MIJK van DIJK(SMEJ・SUPERSTITION)
1.Sound & Thought & Vision
2.I Constantly Invent Myself
3.More 4.I Think I Know 5.Sub-C
6.Watch Me Dance 7.Doo-De-Do 8.Automatic
9.Outta Control 10.Suck My Soul
11.The Eternal Afterhour Of The Soul
12.Shelter |
*** ちょっと大人なジャーマン・テクノ ***
このアルバム、買った当初はその前に買ったマルチマイクの印象が強すぎて…なんか地味なアルバムだなこれ?くらいにしか思ってなかったのだけど、よくよく聴き直してその良さが分かった。確かにマルチマイクの攻めまくる感じはないのだけど、それでもアッパーでハッピーなマイク節は健在だし、…それにこのアルバムは地味なわけじゃない。「大人」なのだ。アルバム中盤のサックスをフィーチャーした曲とかはちょっとジャズちっくで、お部屋でまったり聴くのにオススメ。でもそ〜やってボーっとしてると、忘れた頃にいきなりアッパーなジャーマントランスが襲いかかってくるから注意!! ちなみに日本盤には3曲入りのシングルがおまけでついてて、これも結構いい感じ。 |