VOL.2
TOKYO DISCO CD/KAGAMI(FROGMAN)
1.Tokyo Disco Music All Night Long -Original Mix-
2.Tokyo Disco Music All Night Long -DJ Rok Remix-
3.今夜の東京ディスコ
4.Tokyo disco Music All Night Long -Toktok Remix-
5.Duetppella
*** 今夜はどの東京ディスコにしよう? ***
2000年最大のヒットを飛ばした、あの「東京ディスコ」がCDになって帰ってきた!! おまけにただCDになっただけじゃない。オリジナルに加えて、DJ RokとToktok、さらにカガミ自身によるリミックスまで収録。原曲の展開を生かしつつちょっと派手になったToktokに、Rokは…これ「東京ディスコ」じゃないぞ!! シーケンスのパターンも音使いもほとんどRokのオリジナル。でもカッコいいから良し。そしてカガミ自身の「今夜の東京ディスコ」は、原曲のイケイケ感を少し押さえ気味にして、マイナー調なメロディーがちょっぴり哀愁系で不思議な感じ。3曲それぞれ個性的で楽しめる。おまけにどれも使えそう。これはDJならずともアナログで欲しくなってしまうなあ。
LOOPA MIX/DJ TASAKA(Ki/oon Records)
・ELECTRIC DISCO/Plump Dj's
・slug/Tomba Vira  ・ganz ganguro/DJ TASAKA
・Silky/DJ Rok
・watching tonight2/KAGAMI  ・TRISCO/MUZAK
・Mokambo/Beroshima  ・Loopa Trooper/DJ TASAKA
他全22曲収録
*** 今一番望まれていたミックスCD ***
今一番ミックスCDを出して欲しいDJナンバーワン。そんなタサカが遂にDJミックスをリリース!! アゲアゲな曲ばかりを何の違和感もなくつないでしまう卓越したミックステク。スクラッチにバックスピンと凄ワザかましまくりのド派手なプレイ。それはLOOPAで、WIREで魅せたタサカのプレイそのもの。そう、まるで自分の部屋にタサカが来て、自分だけの為にプレイしてくれているかのような錯覚に陥ってしまう、そんな臨場感あふれるミックス。TOKTOK・カガミ・ロック・ウラルにベロシマと、フロアを揺らしたあのヒットチューン、このキラートラックと有名どころ満載でラストを締めるのはタサカの新曲「Loopa Trooper」。これは激マスト!!
sense fiction/HEIKO LAUX(KANZLERAMT)
1.SENSE FICTION PT.1  2.SENSE FICTION PT.2
3.MOVED  4.PRESENCE
5.PAUSED  
6.CONSENCE PT.1  7.CONSENSE PT.2
8.PRE SENSE  9.SPACED
*** お部屋用ミニマル音響 ***
ヨハネス・ヘイルの「FUTURE PRIMITIVE」にハマって以来、個人的に気になりまくりのアングラテクノレーベル(笑)KANZLERAMT。その大ボス、ハイコラウの代表作とも言えるのがこの作品。ヨハネスを「トランス音響」とするのならば、こちらは「ミニマル音響」とでも言うべき音。ちょっと早めのパーカッシヴなリズムの上に、エレピ系の澄んだ音色の上モノ。音だけ聴いてると結構軽めな感じなのに、でも全体に漂う雰囲気はやっぱりどこかディープ。ミニマルと言ってもフロアでバリバリに機能する音というよりは、お部屋でチルしながらぼ〜っと聴いてたい感じ。「実験色高めでディープでアンダーグラウンド。なのにリスニング向きな音」 結局それが、このレーベルの特色ってことか。
FREEK FUNK/LUKE SLATER(NovaMute)
1.Purely  2.Score One  3.Origin  4.Score Two  
5.Are You There  6.Score Three(Message From Hulal)
7.Engine One  8.Freek Funk  9.Zebediah
10.Bless Bless  11.Filter 2  12.Time Dancer
13.Score Four(Black Cloud Over Zin Vortex)
14.LOVE  15.Black Cloud(Epilogue)  16.Walking The Line
*** 果てしなく広がる空間音響 ***
UKで最も信頼できるトラックメイカー(と佐久間英夫氏もおっしゃっている)、ルーク・スレーター1997年の大傑作。どこまでも深く、果てしなく広がっていく空間的音響に、4つ打ち・ノイズ・ブレイクビーツ等様々なリズムトラック。それらが溶け合い、複雑に重なり合って創り出される、一種実験的ともとれる独自の世界。それはどこか混沌としながらも絶妙なまとまり具合で、まるでこのアルバム全体で一つの曲を構築しているかのよう。そんな飲み込まれそうな音の渦の中でひときわ輝く珠玉の名曲「LOVE」。硬いリズムの上に、切なく胸に響く美しいメロディー。踊れるのに、涙がこぼれてきてしまいそうな哀愁系トラック。黙って聴くべし。
VOXXX/電気グルーヴ(Ki/oon Records)
1.地獄へ堕ちろ電気グルーヴ  2.愛のクライネメロディー
3.ナッシングス ゴナ チェンジ  4.フラッシュバック ディスコ  
5.浪曲インベダー  6.チキン・シー  7.密林の猛虎打線  
8.インベーダーのテーマ  9.スッペスッペインベインベ  
10.フラッシュバックJ−popカウントダウン  11.エジソン電  
12.ジャンボタニシ  13.TKO テクノ クイーン  
14.TXL テクノ クィーン  15.レアクティオーン  
16.ハロー!ミスターモンキーマジックオーケストラ
*** テクノと猛毒の素晴らしき融合 ***
実を言うと僕が始めて聴いた電気はこれ。ハイ。電気暦浅いです。すみません。(笑) さて、このアルバムの音。それは「猛毒テクノ」。この一言に尽きるもの。序盤、シングルカットの正統派テクノでリスナーを安心させておき…そしてアルバム中盤で一気に炸裂する毒々しくもおバカな世界。「ジャンボタニシ?」「猛虎打線?」「インベーダー?」「エジソン電?」……。意味不明日本語単語羅列の歌詞。なのに音は、低音とキックの効いたもろフロア仕様の本格派テクノ。…不思議。でも聴けば聴くほどに、そんな毒世界が気持ちよく思えてくるのだからますます不思議。それは自分でも気付かない間に、彼らの毒にやられてしまった証拠?