− 4 MOON'S LIVE [SOMETHING BLUE]
 
 
9月25日(月)。この日は待ちに待った、高橋幸宏のソロライブ。YMOが大好きな(と言うよりもうキ○ガイ)な僕だけれど、実を言うと3人の中で最も好きなのは幸宏さん。キャラクター・ファッション・ルックス・そして勿論音楽性。そのどれもが僕には魅力的に思えてたまらない。僕にとってはまさに「憧れの存在」。歳を取ったらあんなおじさんになりたい。本気でそう思うのだ。
 
だから幸宏さんのソロライブ。一度は観ておきたかったのだ。
 
生の幸宏さんは、数年前にスケッチショウのソロライブで一度観ている。でもソロだとまた違った味わいがあるに違いない。
 
 
当日。夕方17時くらいに家を出て、恵比寿へ向かう。今日、幸宏さんのライブがあるのは恵比寿のリキッドルーム。有名なハコだけど、新宿にあった時代も含めて実は行ったことがない。
 
リキッドルームには18時前に到着。恵比寿の駅から程近い場所にあった。今日のライブ、開場は18時。開演は19時と言うことで、とりあえず2階の受付(と言うか待合所?)にいって時間を潰す。グッズ販売もやっていて、幸宏さんのCDだとか色々売っていた。昔のライブのDVDがあったので、それを購入。収録曲だとかを見るにアルバム[薔薇色の明日]のライブみたい。最新の幸宏ライブを観に来た会場で、もう20年も昔のライブのDVDを買う。と言うのもこれまた一興。
 
とりあえずコインロッカーに荷物を預ける。
 
…と、ロッカーに荷物を入れた後で、今日のライブのパンフレットを販売していることに気付き、パンフレットを買ってからまたロッカーを開けて中の荷物に入れる。
 
…て、一体何やってんだ俺(苦笑)
 
 
18時過ぎにようやく開場。前売りチケットの整理券順に呼ばれて場内へ入っていく、と言うスタイル。僕の番号は350番前後だったので、開場後もしばらく待たされてからようやく中へと入れた。
 
リキッドルームのフロアは、思っていたよりも狭く感じた。まあクラブやライブハウスとしてはまあまあ広い方なんだろうけど、でももっとでかいハコを想像していたからなぁ。
 
 
入る時に貰った(と言うか買わされた)ドリンクチケットで飲み物を購入。いつもの僕ならば当然の様にビール!!となるのだけど、でも今日はおとなしくジンジャーエール。
 
なんと言うか、せっかくの高橋幸宏のライブ。酒に酔っ払って観ては勿体無いし、失礼な気もするのだ。そう言えば数年前のスケッチショウのライブの時も、ソフトドリンクにしたんだった。
 
これがクラブイベントなら、大好きなKANZLERAMTのアーティストを観る時だって、ガンガンにビール飲んで酔っ払って踊りまくって騒ぎまくって観るのだけど、でもそれとはちょっと違うんだよなぁ。
 
これは別に幸宏さん(スケッチショウ・YMO)の方がKANZLERAMTよりも好きだから、とかそういうワケじゃあなくって、なんて言うか、どっちも同じ様に大好きなんだけど、でも好きの「種類」が違うんだよな。好きであることの「深さ」は同じなんだけど、「ベクトル」が違うと言うのか。 
 
 
ジンジャーエールを飲みつつ、ライブを観る場所を確保しに行く。
 
フロアを取り囲む様に椅子とテーブルが並んでいて、そこに既に沢山の人達が陣取っている。この人達は座りながらゆったりライブを観るつもりなんだろう。
 
そしてフロアは前の方にだけ人だかりが出来ているという状態。この人達はかぶりつきで間近で観たい人達なんだろう。僕もこっちの方へと参入。座ってゆったり観るのもイイけど、やっぱりライブはステージの近くで臨場感を味わいたいもの。前から5列目辺りの場所をキープ。
 
 
そして待つことしばらく。19時になってようやく開演。
 
 
まずはオープニングアクトのMIYAUCHI YURI。エレアコギターをかかえてステージに出てきたのは、メガネをかけたどこにでもいそうな、ごく普通の日本人の兄ちゃん。
 
エレアコを抱えたままノートPCの前に座る。そして、ノートPCをいじるとステージのVJスクリーンには公園の映像が映し出され、小鳥や子供達のはしゃぐ声だとかが聞こえてくる。そしてそこに浮遊感のあるシンセの音だとかが流れ出して、そこにエレアコを弾いてメロディをつけていく。
 
音は生音をたっぷり使った、牧歌的なエレクトロニカと言った感じ。
 
ノートPCでライブをする人は最近凄く多いけれど、そこに生弾きのギターを合わせるというのがとても新鮮に感じた。音的にも結構好きな感じだ。
 
と言うか実は僕、昔ギターをやってたこともあって、ギターの音って凄く好きなのだ。
 
今日のライブのオープニングアクトとしては非常にいい感じだったんじゃないだろうか。幸宏さんのニューアルバム[BLUE MOON BLUE]の音とも上手くリンクしてる雰囲気だし。
 
MIYAUCHI YURIのライブは20分くらいで終了。
 
 
ここからがいよいよ今日のライブ本番。今日のライブはアルバム[BLUE MOON BLUE]で幸宏さんと共演したアーティスト達とのコラボレーションライブと言う趣向で、幸宏さんのライブの前に、その共演アーティストが二組出てくるのだ。
 
そのまず一組目、HER SPACE HOLIDAY。ステージに上がったのは、ステージにあがったのは、ギターをかかえたいかにも不健康そうな(失礼!!)痩せたメガネの白人兄ちゃんと、一昔前のスヴェンバスみたいな髪型をしたドラマーの白人兄ちゃん。そしてベースを持った黒人のちょっとだけゴツめの兄ちゃん。
 
一体この三人組でどんな音を奏でるのか。
 
と思いきや、スヴェンバス似のドラマーはいきなりドラムをハードに叩き散らし、メガネはギターをかき鳴らして歌いまくる!!
 
 
 
…て、思いっきりロックですかもしかしてw
 
 
 
[BLUE MOON BLUE]の音楽性と、オープニングのMIYAUCHI YURIの奏でた音から、今日のライブはゆる〜い流れになるものとばかり思っていたのに…これは完全に裏をかかれた感じ。
 
て言うか、この人達のどの辺りが[BLUE MOON BLUE]でコラボっていたのかはなはだ謎。あのアルバムにはこんなロックな曲なんて無かったし。
 
こんな音をかきならす連中が出てこようとは、会場の誰しもが思ってなかったに違いない。案の定、観客は皆あっけに取られてただただ口をぽかーんと開けてステージを見つめるだけ。
 
でもそんなのお構いなしに、ぽかーんしている観客そっちのけでノリノリで歌いまくるメガネ(笑)
 
でもこれはこれでなかなかに面白いライブだった。普段、自分からは絶対に聴く事の無い系統の音楽なんだけど、それを何の予備知識も無しにいきなりライブで聴かされる。そんな体験も面白い。
 
あと、確か5曲目くらいにやってた曲。これはなんか凄く良かった。明るい、聴きやすいロック。高橋幸宏のアルバムで例えれば、[BLUE MOON BLUE]じゃなくって[音楽殺人]的な曲だった。
 
HER SPACE HOLIDAYのライブは40分くらいやってただろうか。終わった時点でもう20時近かった。
 
 
ここで次のSTEVE JANSENのライブ…となるのだけど、ここで何やらトラブル発生。機材のセッティングが上手くいかずにスタッフが四苦八苦している模様。
 
ここでライブが中断されたまま、結局20分ほども待たされる。
 
そしてようやく、20時半近くになってSTEVE JANSEN登場。ステージにあがったのは二人組の白人男性。一人がノートPCとリズムマシーンの前にスタンバイし、もう一人がマイクの前に立つ。どうやらノートPCの前にいる方がSTEVE JANSENらしい。
 
緩やかに音が流れ出す。かなりディープでダークで渋い感じの、そしてどこか退廃的な匂いの漂う、エレクトロニカと言うのかポストロック的と言うのか、そんなサウンド。
 
僕の大好きなドイツテクノレーベルKANZLERAMTが昔やっていた、サブレーベルのK2O。ここからリリースされていた実験的要素の強い音にもちょっと似ている、そんな雰囲気の音。
 
そしてそこに渋〜い男性ヴォーカルが乗っかって、これがなんともカッコイイのだ。
 
このライブは正直、かなりの掘り出し物だった。これはイイものを見つけた。そんな気持ちだった。これは是非ともCD探して買ってみよう。
 
ライブで聴くのも勿論イイけど、それよりむしろ、部屋でまったり酒でも飲みながら独りでぼんやりと聴きたい。そんな種類の音だと思う。
 
このSTEVE JANSENのライブは20分程度で終わってしまった。もう少し聴いてみたかった気もするけれど…でも次はいよいよお待ちかね。幸宏さんのライブだ。
 
 
時間は21時少し前くらいだったか。真打ちの高橋幸宏登場。ステージ真ん中に幸宏さんがスタンバイし、あとは機材やら様々な楽器やらを担当するメンバーが4人ほど。
 
幸宏さんの登場にやや沸きあがりつつも、まだどこか静かで、そして微妙な緊張感が漂う会場内。そんな雰囲気を察してか、軽いジョークを飛ばす幸宏さん。
 
ここで会場にどっと笑いの渦が起こり、緊張感も飛んで和やかな、とてもいい雰囲気になった。
 
なんか、この時の、冗談を飛ばす幸宏さんがとてもお茶目で、とても「かわいいおじさん」に見えた。
 
僕にとって高橋幸宏と言う人は、いつもお洒落で、「カッコイイおじさん」と言うイメージだったのが、今日ここで、その「カッコイイ」にプラス「かわいい」と言う要素が追加。
 
カッコイイ上にかわいいおじさん。素敵だ。素敵すぎる。と言うかそれって反則じゃないか。でもますます憧れてしまう。
 
 
そして始まった幸宏さんのライブ。
 
 
最初にかけたのは[I LIKE THE WRIGHT BROTHERS,BUT NO AIRPLANES]。ギターの音がふんだんに入った、なんとも牧歌的でほのぼのとするフォークトロニカ。スケッチショウのミニアルバム[TRONIKA]の雰囲気を受け継いだ感じの曲だ。
 
この曲はインストゥルメンタルなので当然、幸宏さんのヴォーカルは無い。ステージ上の幸宏さんは黙々と機材をいじるだけ。
 
なのだけどこの時。ステージを見ながら僕は目に熱いものを感じた。気が付くと目からは涙がこぼれでて止まらなくなってしまっていた。
 
…まだ一曲目だよ。一曲目から、しかも幸宏さんのヴォーカルも聴けてないのに。ここで感極まってどうするのオレ。そう自問自答するものの、泣けてきてしまうのはもうどうしようも無いのだ。
 
憧れの幸宏さんがステージに立って演奏している。その姿を観るだけで感無量。そんな気持ちだった。
 
 
続いて二曲目。なんといきなり[CUE]!! こんな早い時間からYMOやるとは…。これは凄い驚きだった。いや会場内の誰もが驚いていたに違いない。
 
中期YMOの傑作アルバム[BGM]。その中に収められた[CUE]。正直言うと僕はこの曲、別にそんなに好きではない。[BGM]ならば[BALLET]だったり[CAMOUFLAGE]だったりと言った曲の方が好きだ。
 
なのだけどこの日の[CUE]。これはなんだかとても感動的に聴こえたのだった。[BLUE MOON BLUE]風のアレンジが施され、オリジナルとはかなり違った印象になっている。

思うにこの曲。YMO風のアレンジよりはむしろ、エレクトロニカ風なアレンジで聴かせる方がしっくりと来るのかもしれない。
 
 
そして、「つなぎ」のトラックなのか、聴いたことの無い、でも暖かみのあるインストのフォークトロニカ風の曲が流れ、次の[BLUE MOON BLUE]へと続く。
 
アルバムの表題曲となっているこの曲。とても暖かみのある、聴いていてなんともホッとする曲だ。ささやくような、そんな幸宏さんのヴォーカルがとても素敵に聴こえる。
 
 
ここまでの数曲で、完全にこのライブの世界へと引き込まれた僕。
 
 
そして、次に来た[EXIT TO REALITY]。これが物凄く衝撃的で鳥肌モノのカッコ良さだったのだ。
 
オリジナルではかなり暗くて切ない雰囲気の、インストもののこの曲。その切ないメロディはそのままに、だけどそこにギターのカッティングなんかを加えることで、アグレッシブな雰囲気がプラス。オリジナルとは違って、ちょっと踊れそうなトラックに仕上がっていた。
 
 
更に衝撃は続く。次の[STILL WALKING TO THE BEAT]。これが超絶モノのカッコ良さだったのだ。
 
オリジナルでもクールで都会的な雰囲気のこの曲。緩いトラックの多い[BLUE MOON BLUE]の中にあって唯一ノリの良い、ちょっと異彩を放つ曲で、個人的には実は[BLUE MOON BLUE]の代表曲だと思っている。
 
この曲が、そのクールなカッコ良さはそのままに、それが更にソリッドで切れ味鋭くなって、ちょっとだけアブストラクトな匂いも漂わせ、なんと言うかキザでワルな、大人の雰囲気漂うダンストラックになってしまっていたのだ。幸宏さんのヴォーカルもノリにノッて、冴え渡っている。
 
本当に、ヤバイ位にカッコ良かった。そして僕は正直、踊りだしたい位だった。いや、もしかかっていたのがクラブイベントだったりしたら、間違いなく踊り狂っていただろう。
 
 
この後、一曲か二曲演っただろうか。でも正直言うと、何がかかったのかあまり覚えていないのだ。それだけこの二曲の印象が強過ぎた。
 
 
そして、幸宏さんのMCが入る。再生YMOのネタだとかを自虐的に話していたのが面白かった。サポートメンバーの紹介をし、更に共演アーティストの紹介をする。
 
 
そしてHER SPACE HOLIDAYのメガネの人がステージにあがり、幸宏さんとの共演ライブ。ここで演奏されたのは[A STAR IS BORN]。この曲、アルバムで聴いた時にヴォーカルが幸宏さんじゃなく、一体誰が歌っていたんだろうと気になっていたのだけど、実はこのメガネの人が歌っていたことがここで判明。しかしあんな激しいロックなヴォーカルの人が、こんな暖かで牧歌的な曲のヴォーカルにピタリとはまっていると言うのがなんとも不思議だった。 
 
続いて、STEVE JANSENがステージへとあがる。どうやら幸宏さんとSTEVEは私的にも仲がいい様で、ステージ上でちょっとしたジョークのやりとり。そして演奏されたのは[IN THIS LIFE]。アルバム後半に入っているやや暗めのトーンの曲。なるほど…確かに今日観たSTEVEのライブと似た世界観の曲、と言えるのかもしれない。 
 
本当は今日のライブ。もう一組のアーティストが来る予定だった。だけど急遽キャンセルになってしまったのだ。そのアーティストALBRECHT KUNZEのトラックが演奏される。
 
 
ここでコラボレーションスタイルのライブが終わり、再び幸宏さんとサポートメンバーとのライブに。
 
演奏されたのは[SOMETHING NEW]。アルバムでは最初に入っている曲で、幸宏さんのヴォーカルがじっくりと聴ける、なんともしみじみとしたいい味わいの曲だ。
 
そして次の曲。この日のライブのラストとして演奏されたのが[ETERNALLY]。アルバムラストに収められた曲で、アルバム中唯一の日本語詞の曲なのだ。なんとなくこの曲を最後に演るんじゃないか。そんな気がしていたのだけど、本当にその通りになったのだった。
 
 
これでこの日のライブは(一応)終わり。時間は22時くらいだったか。
 
この日のライブ。演奏された曲は基本的には[BLUE MOON BLUE]からの曲中心だったけれど、でもそのどれもが絶妙にアレンジが施されていて、アルバムを聴き込んだ人でも楽しめる、いや聴き込んでいればいるほど余計にその差が分かって興味深い、そんな味わい深い音のライブだった。
 
本当に素晴らしいライブだった。
 
…が、まだこれで終わりじゃあない。そんなワケが無い!!
 
 
会場のアンコールに応えて再びステージに姿を現した幸宏さん。「最近ではアンコールやってないんだけどね。でも今日はやるよ」とか言って会場の笑いを誘う。
 
 
アンコール一曲目。しっとりした曲調のトラックがかかる。ステージのVJスクリーンには若き日の幸宏さんの姿が。これで昔の曲をやるんだろうなと言う予想はついたものの、でも何の曲なのかがサッパリ分からない。僕の持っていないアルバムの曲なのか…。
 
などと思いつつ、でも幸宏さんのヴォーカルが入ったその瞬間、驚きと感動で僕は声を失った。
 
まさか…[DRIP DRY EYES]!!
 
そう。幸宏さんの往年の名盤[ニウロマンティック]の曲だったのだ。YMOの[BGM]ともリンクする、深い音楽性を持ったこのアルバム。僕は大好きなのだ。だからこのアルバムの曲を演ってくれたらいいな、なんて思っていたのだけど、まさか本当に演ってくれるとは…!!
 
勿論この時は僕、目から涙があふれ出て止まらなくなっていた。
 
[BLUE MOON BLUE]風のアレンジで現代に蘇った[DRIP DRY EYES]。その音の響きはとても美しく、とても素敵で素晴らしいものだった。
 
 
そしてアンコール二曲目。先ほどの[DRIP DRY EYES]とはうって変わって、ノリの良い、明るい雰囲気の音が流れ出す。VJにはアルバム[音楽殺人]の幸宏さんの写真が。ま、まさか…[音楽殺人]の曲を演るとでも言うのか!! カラッとしたノリの良いロック調の[音楽殺人]。どう考えても[BLUE MOON BLUE]の世界とは合わなそうなイメージの音だけれど、でもまさかそれをやると言うのか!!
 
…そして、そのまさかだった。
 
今度は幸宏さんのヴォーカルが入る前、イントロの段階でも何となく気付いた。そしてヴォーカルが入った瞬間にその何となくは確信に変わった。
 
 
 
[MURDERED BY THE MUSIC]!!
 

 
 
そう。[音楽殺人]のタイトル曲のこの曲が来たのだ。これは本当に驚きだった。先ほどの[DRIP DRY EYES]も衝撃的だったけど、その衝撃が完全にかすむ位の凄い衝撃。
 
しかしこれが何ともカッコよかったのだ。[BLUE MOON BLUE]のエッセンスで現代的な音にはなっているものの、原曲の持ち味の「夏っぽい」ロック感はそのまんま。途中のギターソロだとかがオリジナルのままのフレーズで奏でられて、これはファン的には本当にもう嬉しい限り!! そして何より、幸宏さんがとても楽しそうに歌っているのが本当に素晴らしく思えた。
 
まさか、最後の最後でこの曲演ってくれるとは…!!
 
 
本当に今日のライブは、色々と裏をかかれっぱなしの、でもそれがとても楽しく素晴らしいライブだった。
 
そしてやっぱり、高橋幸宏はカッコイイ。僕も歳を取ったらあんなおじさんになりたい。つくづくそう思うのだった。