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WILD SKETCH SHOW |
2002年12月9日(月)。この日をどんなに心待ちにしたことか…。いよいよあの、[SKETCH
SHOW]のライブをこの目で観る時が来たのだ。
僕がもともとテクノと言う音楽を知ったのは、YMOこと[イエロー・マジック・オーケストラ]が初めだった。ふとしたことからYMOの音楽を聴きだす様になって、そして程なくその魅力に取り付かれ…。やがてそこから間口を広げて、徐々に色々な[テクノ]を聴く様になったのだ。もしYMOを聴いていなければきっと僕は一生、テクノとは無縁に過ごしていたに違いない。そんな僕にとっては未だに、いやきっといつになっても、YMOは特別な存在だ。
しかし僕は純粋なYMO世代ではないから生のYMOを知らない。その演奏・ステージを体験したことなど勿論無い。そしてYMOは…知っての通りもう存在しない。だからもう、生で観られることなど一生無いと思っていた。しかしそこへ、今年の春くらいに突如知った[SKETCH
SHOW]結成のニュース。YMOの細野晴臣+高橋幸宏の二人による新しいユニット[SKETCH
SHOW]。そしてはからずも、そのライブをWIRE02で目にすることが出来た。初めて生で観たYMOの二人。そしてそのライブ。それは、僕の想像をはるかに越えた素晴らしい、またカッコいいものだった。更にその後、9月下旬にリリースされた彼らのファーストアルバム[AUDIO
SPONGE]。ここではWIREで魅せた実験的な世界とはまた違う、親しみやすさ・懐かしさの中に新しさを感じさせる音楽を聴かせてくれた。僕が[SKETCH
SHOW]と言うユニットの虜になっていったのはもう言うまでもない…。
そして今回、[WILD SKETCH SHOW]と言うタイトルで行われる彼らのライブ。WIREでのライブはわずか30分程度と言う短いものだったが、今回はそれとは違った、本格的なステージを魅せてくれるに違いない…。期待を胸にチケットを購入したのが10月の中旬。もう二ヶ月も前のことだ。
前置きが長くなってしまったが、いよいよ迎えた当日。まずは東京へと向かわないことには話にならない。さて、どうやって行くか…。
最初の予定では午前中に出て、JR東海道線の普通列車乗り継ぎで行くつもりだった。が、急遽予定変更。と言うのも、ライブ当日を目前にして風邪で寝込んだりと言うハプニングに見舞われたのだ。なんとか当日にはすっかり治したものの、まだ無茶は禁物。と言うワケで新幹線で楽に行くことにする。新幹線ならば慌てることはない。ゆっくりと、午後にこっちを出れば十分に間に合う。
しかし当日になってまたもやハプニング発生。朝起きてTVのニュースをつけると…「え!?
東京は雪…??」何も今日に限ってそんな…。雪でもしかしたら列車が遅れたりするかもしれない。そう考えて、ちょっとだけ早めに、結局昼前くらいに出発。
安城駅からJRの快速に乗り、そして豊橋で新幹線に乗り換える。ちょうどお昼頃でお腹も空いてきたので駅弁を購入。そして暖かいお茶…。普段の僕ならば駅弁には迷わずビールを買うのだけど、今日はお茶にする。病み上がり…と言うのもあるけど、何よりせっかくのSKETCH
SHOWのライブ。アルコールに酔った状態で観るのはもったいない。
新幹線の車中、熱海くらいまではそんな様子みじんも無かったのに、小田原を越えると一面が白くなっていた。…本当に雪だ。きっと外は寒いだろう。何も今日に限って…。
新幹線はさしたる遅れもなく、15:00過ぎに東京駅に到着。まだまだ時間がある。とりあえず渋谷へ出て、レコ屋を回る。でも荷物が増えるのは嫌なのでレコードは買わず(と言うか見ない)、結局K2OのCDを3枚タワレコで購入。時計を見ると17:00前。そろそろ現地へ向かうとする。
今日のライブの会場は渋谷-AXと言うライブハウス。地図を見ると渋谷駅よりも原宿駅からの方が近そうなのだが、そのまま歩いて向かってみる。…しかしこれが間違いだったかもしれない。昼間の雪は日が沈んだくらいから雨へと変わり、その冷たさが傘も持たずに歩いている僕の体を容赦なく打ち付ける。寒さで頭がボーっとしながらも歩き続け、そして何とか渋谷-AXに到着。時間は17:15くらい。
今日の開演は19:00、開場は18:00。開場までですらまだ40分もあるのに、もう外で待ち始めている人がいる。僕もとりあえず待つことにする。建物の前の一角にコインロッカーの並ぶコーナーがあり、そこには屋根がついていて雨もしのげる。とりあえずはそこに待機。しかし寒い…。
ところで僕は、クラブでのパーティや大型のフェス、レイヴと言ったものには言ったことがあっても、実を言うとこういうライブハウスでの純粋なライブみたいなのは初めてなのだ。一体どんな感じなのか…いろんな意味でドキドキする。
やや時間がたって17:35頃。まわりに人も増えてきた。と、開場外でグッズの先行販売が始まった。せっかくなので見せてもらう。Tシャツが2種とパンフレット…。僕はパンフレットのみを購入。
更に時間がたち、17:55。ようやく開場した。と言ってもまだ入場は出来ない。今回のライブ、整理券に書かれた番号順の入場となっていて、自分の番号が係員に呼ばれるまでまだ待たなくてはいけない。ここで僕は戦闘態勢に入る。いくら外が寒くてもライブハウスの中は暑いにきまっている。そこで上着を脱いで、荷物と共に外のコインロッカーへ預ける。(渋谷-AXは、館内にロッカーがないらしい)
…しかし、スウェット一枚となると外気の冷たさが更に身にしみる…。うう…早くオレの番号を呼んでくれ!!!!
結局、中に入れたのは18:20くらいだったろうか。中にはドリンクコーナーがある。とりあえず暖かいカフェラテを飲む。普段の僕ならば迷わずビールを飲むところだけど、せっかくのSKETCH
SHOWのライブ。アルコールに酔った状態で観るのはもったいない。…て言うよりとにかく寒い。このままじゃ死ぬ…。
ふとまわりを見渡してみる。随分といろんな客層がいることに気付く。特に、若いオシャレな人や女の子が多いのがちょっと意外だった。てっきり、元YMO世代のおじさん層が多いのかと思っていたのだけれど…それとも、サポートで参加している小山田圭吾らのファンとかだったりするんだろうか?
ロビーからフロアーへと入る。中では、機材のデモ(自動演奏)か、エレクトロニカ風の音が流れていた。それが心地よかったので少し体を揺らしてみる。と言うか、クラバーの(と言うほどクラブ行ってるワケでもないけど)性なのか、音を聴くと自然と体が動いてしまうのだ。でも周りにはそんなヤツ一人もいない。みんなボーっと突っ立っているか、友達とおしゃべりしているか…。何とも言えない違和感を覚えた。
渋谷-AX、フロアーの広さはちょうどOZONくらいだろうか。天井の高さと言い、前にある大きなスクリーンと言い、どこかOZONに似ている。僕はライブハウスって言うと、もっとボロくて小汚いイメージがあったのだけど、そんなコトは全然無かった。清潔で近代的そのものだ。
そしていよいよ19:00。開演のアナウンスが入り、場内が真っ暗になる。いよいよ待ちに待ったライブのスタートだ。仰々しい音楽が鳴り響き、スクリーンがパッと映し出される。そこに写されたのは…もちろん高橋・細野の二人。なのだけど、何やらアイドルのプロモビデオ風な造りの[SKETCH
SHOW]プロモ…?? その映像のおかしさに場内大爆笑。
そしてステージ真ん中に、本物の高橋・細野二人が登場。しかし二人とも楽器は何も手にしていない。そしていきなりコント開始。サングラスをかけてちょっと強面になった幸宏さんが、気弱な細野さんに命令(ギャグを強要する)と言うちょっとありえないシチュエーション。またも場内大爆笑。ここで、さっきまで会場内でピーンと張り詰めていた、ある種の緊張感みたいなのは完全に飛んでしまった。
散々僕らを笑わせてお二人は一旦退場。そして一瞬の暗闇の後、ステージにはサポートメンバーの面々が。いよいよ本当にライブスタートだ。
と、いきなり流れ出した音楽は聴き覚えのあるメロディー。これは…[COSMIC SURFIN']だ!!
YMO初期の名曲の一つ…しかもそれが、3拍子のワルツ調になって、何ともお洒落な音楽になってしまっている。そして続くのはこれまたYMOの[SOLID
STATE SURVIVOR]。更に[体操]まで!! 3曲ともがYMOのオリジナルとは全く違った曲調になって、それをメドレーで…。ここで耳の方は完全に覚醒してしまった。…最初に笑いで観客の緊張を解き、次にYMOメドレーで耳を覚まさせるだなんて…上手い。上手すぎる。
そして[SKETCH SHOW]のお二人がステージに登場。細野さんは手にベースを持ち、幸宏さんはもちろん、ドラムの前へ…。一曲目は…何だったのだろう。あまりよく思い出せない。ただ、インストだったのは覚えている。多分、[Reform]だったような…。そして二曲目はいきなり聴いたことのない曲だった。きっと新曲なのだろう。そしてその後MCに入る。さっきコントで見せたような、ギャグたっぷり、ユーモアたっぷりのMCだ。MCでは細野さんはあまり喋らず、幸宏さんが中心で喋っている。[SKETCH
SHOW]は高橋幸宏のバンド、と言うことなんだろうか。
MCを挟んで再び始まった演奏。3曲目に来たのは、[DO YOU WANT TO MARRY ME]だった。カヴァー曲らしいのだけど、僕はこの曲大好きなのだ。アルバム[AUDIO
SPONGE]の中でももっとも好きな曲の一つ。切ないメロディーに、幸宏さんのしっとりしたヴォーカル…。そしてこのライブでのこの曲は凄かった。オリジナルのメロディー、編曲はほとんどそのままに、そこに様々な楽器による音の厚みが加わって…。原曲が弦楽四重奏くらいならばこっちは大編成の交響曲…くらいの迫力があった。音の厚さがダイレクトに体にじんじん来る。そしてあの切ないメロディー、切ないヴォーカル…。そして大好きな曲を今、生で聴いているというこの事実にあやうく涙がこぼれかけた。僕の中では今日のライブ、早くも第一の山場を向かえてしまったのだった。
ここからは、3曲くらいやってはMCが入ると言う構成でライブは進んでいった。かかる曲はアルバムからの曲が殆どで、たまに聴き覚えのない曲(恐らく新曲)が入る。でも、知ってる曲も全てアルバムとは違う雰囲気のアレンジで聴かせるので非常に新鮮だ。WIRE02でのライブは人数もわずか2人、打ち込みの機材のみでほとんどやっていたのもあって、とてもストイックな音のイメージを受けたのだけれど、比べると今日のライブは音が全体的に華やかで豪華だ。大勢のサポートメンバーで色々な楽器の音が加わっているからだろう。正直言って、僕はサポートが入ることによってどうなってしまうのか([SKETCH
SHOW]の世界が壊れたりしないか)ちょっと不安に思ってた部分もあったのだけど、むしろサポートが入ることで音に厚みと迫力と新味が加わっている。知ってる曲が別の表情を魅せたりするのもとても楽しい。
何度目のMCの時だったろうか。幸宏さんが「次何かけよっかな〜」と言ったのに対し、フロアーのどこからか「ライディーン!!」
それに幸宏さんが「それ、いいね!」 一同大爆笑。もちろんライディーンがかかることはなかったけど…。しかし、ライブ中盤くらいに差し掛かってふと聴き覚えのある、よく知ってるメロディー。これはYMOの…しかも[GRADATED
GREY(灰色の段階)]だ。中期の[テクノデリック]収録の曲で根強いファンもいる曲だけど、でも誰でも知ってる様な有名曲では決してない。どちらかと言えばマニアックな曲だ。まさかこれをかけるだなんて…。しかもこの曲はアレンジを[SKETCH
SHOW]風にしたりするのでなく、原曲の表情そのままの雰囲気で演奏してくれた。オリジナルにはないギターの音だとかが加わっているものの、それ以外はまさに原曲のまま。もっと言えばライブ盤の[WINTER
LIVE 1981]。そこで聴ける中期YMOライブの音が繰り広げられていた。(実際にはこの曲は[WINTER
LIVE 1981]に入ってはいないのだけど) 誤解を恐れずに言えば、この時ステージに立っていたのは[SKETCH
SHOW]ではなくYMOの、それも僕の一番好きな中期のYMOだったのだ…。
ステージは後半へ差し掛かっていく。幸宏さんが歌うだけでなく、[THEME FROM
A SUMMER PLACE]では細野さんのヴォーカルも聴かせてくれた。そして[WILSON]。オリジナルではコーラスが入る部分を今日のライブではホルンで演奏。その分、オリジナルよりもぐっと重厚な感じのアレンジになっていた。その次には聴いたことのない曲。新曲なんだろうけど、綺麗なメロディーでとても素敵な曲だった。幸宏さんのヴォーカルも冴えている。次のアルバムに収録されるのだろうか…。
そしてこの新曲の後、サポートメンバーがステージから消える。細野・高橋のお二人はステージ上段にある機材の前へと移動。そしてかかったのは[TURN
TURN]。アルバムの一曲目を飾り、ある意味でアルバム中もっともテクノらしい曲。僕も大好きな曲だ。これを機材の打ち込みと即興のアレンジだけで演奏。…これだ。WIRE02で魅せた実験的なライブのスタイルがまさにこれだったのだ。さっきまでの華やかで重厚な音もいいけど、ストイックで何とも言えない緊張感のあるこっちの音も捨てがたい…。しかしこの曲。あえて幸宏さんのヴォーカルを耳に入れずにリズムだけに耳を傾けていると、凄くミニマルなのに気づく。延々と続く裏打ちのシンセのパターン。とてもミニマルだ。
続くのは[MICROTALK]。アルバム中もっともエレクトロニカなイメージのこの曲。こういう実験的な雰囲気のライブにはまさにうってつけだ。…いや、これ、WIRE02でもやったんじゃないだろうか。原曲のノイズな効果音だけをやたらと強調した演奏…聴き覚えがある。この曲でWIRE02のSKETCH
SHOWのライブは実験的だと言うイメージを植え付けられたんじゃないだろうか。そして曲の後半。原曲のリズムパターンだけをそのまま繰り返し、上モノは幸宏さんが即興で機材をいじって加えていく。たまに隣の細野さんと真剣な表情で向き合う。まさに「実験しながら音を創り上げていく」そんな雰囲気だ。
そしてYMO[LOOM]の上昇音がサンプルされた[FLYING GEORGE]、[TURN TURN]のセルフリミックスとも言える[RETURN]と続き、次はリズムだけのまったく知らない曲だ。(このライブだけに用意されたトラックだろうか)
そしてこの曲、途中からやたらとキックが激しくなる。まるでクラブ向けの四つ打ちトラックを聴いている様な感じだ。ステージのお二人はそのキックに合わせて妙なダンス…と言うかパントマイム…と言うか…を繰り広げている。またもフロアーは爆笑。緊張感の中にある笑い。何とも妙だ。
続いて、YMO[PURE JAM]のSKETCH SHOWリメイクヴァージョン。WIRE02のライブでもかけていた曲だ。当然フロアーからは大歓声が沸きあがる。そしてこの曲の途中ではやはり…ライディーンのイントロだけが一瞬入る。WIRE02でもやっていたアレだ。WIREに行った人なら気づいてニヤリとしてしまったに違いない。もちろん僕もそう。
こうしてSKETCH SHOW二人だけによる、実験色の濃いステージは終わった。しかしこのSKETCH
SHOWというのは色々な音を魅せるユニットだと思う。アルバムでのテクノポップ、今日のライブ中盤までの華やかな世界、そして最終盤の実験テクノ…。ある意味でYMOよりももっといろんな可能性を秘めているバンド、そんな気もする。
さて、ライブはまだ終わらない。SKETCH SHOWのお二人が、サポートメンバーを再びステージに呼び戻す。そして再び始まった演奏。生ギターのイントロから始まるこの曲。一体何なのか最初は気づかなかった。でもヴォーカルが入った瞬間に分かった。[CUE]だ!!
[BGM]に収録の、YMO中期を代表する一曲だ。あまりにアレンジが変わっているから全く気づかなかった…。ラストのアンコールでこれをかけるだなんて、心憎すぎる演出だ。生ギターの音と、幸宏さんのヴォーカルの織り成すハーモニー…。ただもう僕はうっとりとして聴いていた。
そして次の曲。ドラムだけのインストで始まったこの曲。周りは大歓声だがまたも僕は最初はピンと来なかった。しかしシンセの音が入った瞬間…驚きと喜びのあまりにあやうく大声を上げそうになった。まさか、まさか最後の最後にこれを聴けるだなんて…。かかったのは、YMO初期、幸宏さんの大傑作[中国女]。YMOの曲の中で、僕がもっとも好きな曲の一つだ。これが、原曲のイメージのまま、音に厚みと華やかさだけを増して展開していく…。僕の目からはもう、自然に涙がこぼれ落ちていた。大好きなYMOの、その中でも大好きな曲を、今こうして生で、生のYMOのお二人の演奏で聴いている…。ただただもう、ひたすら感動するしかなかった。目からは涙があふれてくるのに、嬉しさのあまりに口元は緩みっぱなし。泣きながら笑顔で体を揺らす僕…。
そして途中で入る幸宏さんのヴォーカル。この曲のヴォーカルがまたいい。更にギター。この曲は途中でほんの一瞬入るギターがまたカッコいいのだけれど、今日のライブではサポートに二人もギターがいる。と、途中でギターソロになった。サポートの小山田圭吾と徳武弘文による、ツインギターのソロ。滅茶苦茶にカッコいい…。大好きなこの曲を、こんなにカッコいいアレンジで聴けるだなんて…。今日のライブ、最後の最後で僕にとって最大の山場を迎えていた。
[中国女]は余韻を残しつつ終了。そして幸宏さんのMCでもう一曲だけやるとのこと。なんでも、先日のライブで「アンコールが少ない!!」と客に言われたとか。幸宏さんはドラムから離れてマイクの前に打楽器(鈴とかみたいなの)を持って立ち、そして細野さんの手には生ギター。始まった演奏は、僕は知らない曲だったけど細野さんのソロ曲だった。(あとで気づいたが[はらいそ]だった)
細野さんのヴォーカルが会場に響き渡る…。ライブの最後を噛み締める様に味わう観客達…。こうしてSKETCH
SHOWのライブ、全てが終了したのだった。
今回のWILD SKETCH SHOW、本当に本当に素晴らしいライブステージだった。そしてやはり、僕にとってはYMOの音楽は特別なものなのだと言うことを再認識した。SKETCH
SHOWもやはり、YMOと同じく[特別な存在]になっていくに違いない…。
それにしてもやっぱり、高橋幸宏はいつ見てもお洒落でスマートでカッコいい。僕もあんな風に歳を取れたら…つくづくそう思う。
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