2003/06月度分
 
      
2003/06/29 夢オチ、ってヤツですか。
よっぽど無念だったのか、昨夜見た夢にHEIKO LAUXが出てきました
 
でもって、夢の中のHEIKO様にサインとか貰ってご満悦になってた僕。馬鹿だネ、全く。
 
2003/06/27
と思ったらHEIKO LAUX来日キャンセルかよ!!
 
 
 
 
 
…鬱です。かなり。ここんとこ凹む出来事が続いてましたけど、まさにこれはトドメの一撃。
 
まあ理由を考えるとしょうがないけどな…。
 
 
 
でも自分にとってこのHEIKO LAUXの来日。過去二回の来日プレイを見逃しているだけに、[三度目の正直]となる予定だったのに、見事に
[二度あることは三度ある]になってしまいました。はぁ。
 
 
 
…て言うか、買っちゃった東京行きのチケット、払い戻ししてこなきゃ。
 
2003/06/26 いよいよ明日!!
そうです。遂に明日です。あのKANZLERAMTの大首領・HEIKO LAUX様が日本へやって来ます!! 今回の来日では、プレイは27日(金)の東京と、28日(土)の京都。
 
で、僕は明日の東京のに参戦します。実を言うと、大きなレイヴとか以外で東京のクラブ行くの自体が初めてだし、色々な意味でドキドキ・ワクワクです。もちろん、初めて観るHEIKO様のプレイにも!! こんなに胸躍るのって、去年夏の、大阪の友人のパーティにDIEGOが来た時以来ですよもう。
 
とりあえず、明日の荷物も整えたし、切符も買って準備万端。あ、そうそう。名古屋→東京間の移動って色々な手段があると思うけど、今回僕が選んだのはのんびりぶらり、気ままな一人旅の東海道本線プラン。新幹線は早くて便利だけど味気ないしね。高速バスなんてもう論外。やっぱ旅は旅情の味わえる普通電車に限ります。
 
…とか言いながら手元の切符。熱海→東京間が[特急スーパービュー踊り子]とか書いてあるけど気にしない。どうせ旅するのなら少しでも変わった電車に乗りたいと思う鉄ヲタの哀しい性。
 
2003/06/25 sad news。
何だろう。たまらなく悲しい。切ない。全然自分とは関わりの無い人なのに。その[作品]を通じてしか知らない人なのに…。
 
人間なんて、簡単にその存在が消えてしまうんだよな。
 
ただ今はもう、黙祷をささげるのみ。一人の若き、偉大な音楽家へ−。
 
2003/06/24 自分嫌い。
最近、とても怒りっぽくなっている自分がいるのが分かる。仕事のコト・対人関係・プライベート…。色々な場面で、ほんの少しのことでキレかかっている自分がいる。そうなってしまうのはきっと、今自分の置かれている環境に対して、これまでの人生に無いほどのストレスを感じてきてるからだと思う。
 
でも、昔はこんなんじゃなかった。もっとのんびりとして、どんな事があっても腹を立てない。そんな温厚な自分だっていたハズだ。いやそれこそがむしろ[僕]と言う人間のパーソナリティーにおいて、最大の長所だったとも言えるのに。
 
「虫も殺せないほど優しい少年」だった自分は一体どこへ行ってしまったんだろう。
 
 
 
なんか、自分の[イイ所]をどんどん失っていってる気がする…。色々と焦っているのは分かるけどさ、一人で何もかも背負い込んでしまいたくなる気持ちだって分かるけどさ。でもこんなんじゃそのうち、誰にも相手にされなくなっちゃうよ、自分。
 
前にも言ったけどさ、もっと気楽に行こうよ。気楽にさ。
 
2003/06/23 夏は来る。
先週の[遊びに行こっ!]は[最強アウトドアフィールド・白鳥!]。美濃白鳥と言えば、この番組では毎年決まって夏になると取り上げられている、まさに夏の定番!! そんなワケで、[遊び]に[美濃白鳥]出てくると、「ああ、今年も夏が来たなぁ」なんて感じてしまうのですよ。僕。
 
まあ、大体[美濃白鳥]の回は毎年、キャンプやバーベキューと言ったアウトドア中心。そんなところもますます夏っぽさを感じさせる原因の一つ。で、今回の放送では[ウイングヒルズ白鳥リゾート]という施設にスポットを当てて紹介。ここ、冬はスキー場なんだけど、夏はキャンプサイトにバーベキュー・それにマウンテンバイク体験と言ったアウトドアフィールドに早代わり。近代的で安全・清潔な設備の中で、お手軽にアウトドアを楽しめる、そんな最近流行りのオートキャンプ場って感じでしょうか。
 
そんな場所でバーベキューと言う、かなりお決まりの展開だったけど観ててなかなか楽しかったです。でも、「今回は最強アウトドアだから、食料も自給自足!!」とか言っておきながら結局、自給自足で取って来たのは山菜だけかい!!(しかも地元の詳しそうなおじさんに手伝ってもらって)ってツッコミはしちゃいけないよね。自給自足って言うからにはやっぱりたんぱく質も自分で捕まえなきゃ。ノウサギ捕まえるとか小鳥捕まえるとかヘビだとかクマ倒すとか。
 
あと、日本の滝100選にも選ばれた[阿弥陀ヶ滝]とか言う滝が出てたけど、これがかなり良かった。個人的に滝とかって好きなんですよね。また行ってみたくなっちゃったな。赤目の四十八滝とか。それと、滝近くの茶屋で出てた岩魚(イワナ)の塩焼きが凄く美味しそうでした。天女魚(アマゴ)は食べたコトあるけどイワナは食べたコトないなぁ。まあ似た様な味なんだろうけど。
 
やっぱり夏はアウトドア。普段はインドア派(と言うより限りなく引きこもりに近い)な僕ですが、それでもやっぱり夏になると、たまには外でバーベキューとかしたいなぁ、なんて思いますね。今回の[遊び]観て、ますますその思いが強まった感がします。何にしても今回の放送、お決まりのパターンながらもなかなか見応えがあって面白かった。
 
 
 
て言うかぶっちゃけ、山下佳代ちゃん出てる回は内容に関係無く好きなんですけどね
 
2003/06/22 まさに毒イチゴ。
家のすぐ近所の用水路を何となく覗いてみたら、コンクリートの壁にびっしりと、毒々しい蛍光ピンクに光るスクミリンゴガイの卵塊を発見してしまってかなり萎え。
 
[スクミリンゴガイ]て言うとちょっと馴染みが無いかもしれないけど、ほら、電気グルーヴの曲名にもなってるいわゆる[ジャンボタニシ]ってヤツ。
 
何でもこのジャンボタニシ、元々は食用目的で海外から輸入されたのが、食っても不味い為に本来の用途に使用されないまま勝手に逃げ出して各地で野生化してしまって、場所によってはイネだとかの農作物を食害して深刻な被害を与えているんだとか。まあ分布域が広いからどこにでもいるだろうとは思っていたけど、実際に自分の住んでいる場所であのピンクの卵塊を見つけてしまうとちょっと鬱。
 
でもこういう生き物って多いよなぁ。食用やその他目的で移入されたのに、結局国内需要が無くて消費されないまま勝手に野生化して増えちゃったってヤツ。ウシガエルとかヌートリアとかまさにそうだし、害魚と悪名高いブラックバスにしたって、最初に赤星鉄馬が芦ノ湖に持ち込んだのは食用目的じゃなかったっけ? 逆に、移入種で本来の期待通りの需要があったのなんて、ニジマスくらいなもんか。
 
まあこういった移入種による、日本古来の生態系への被害だとかよく問題になることだけど、でもよくよく考えてみれば彼ら移入種も哀れと言えば哀れなもんだよなぁ。故郷から遠く離れた地に勝手に連れてこられた上に、結局要らないと言われて放されて、増えたら増えたで今度は邪魔者扱い。たまったもんじゃないだろうに(笑)
 
結局さ、悪いのは全て人間。何も深いこと考えずに、自分の勝手な都合や楽しみの為だけに移入種を色々な場所へ放す自分勝手な人間が悪いんだよ。
 
そんなコトを色々と考えされた、コンクリートのピンクの卵塊。…にしても気色悪いなぁ。
 
2003/06/20 意外な結果?
ウチのサイトは、一応[テクノ]と言う音楽をメインに扱ったサイトだと思って、僕自身もそのつもりでやって来てたんですが、どうやらそれは僕の思い違いだった様です。
 
 
 
だって…某アクセス解析調べによると、ウチで一番多かった検索ワードが[川崎郁美]って
 
…おいおい(汗)
 
 
 
まあでも、その他は順当にKANZLERAMT系のワードが並んでたんでいいのですけど。とりあえず興味深かったのが、JOHANNES HEILの昔の曲[i love to beat you cause i hate you]で検索かけてる人が結構多かったと言うこと。こんなダークな曲好きな人がいるもんなんだなぁ。て、僕も好きだけど。
 
あと、[oldschoolstreet]で検索してる人もいた。これってやっぱり、あのHEIKO LAUXの昔のアルバムのことかなぁ。あれもかなりダークでディープな作品なんだけど。て、僕は当然好きだけど。
 
 
 
あ、あと。[ウナギの養殖]だとか[松本駅周辺]だとか[音痴強制]だとかで検索かけてきた人。申し訳ないですが何の情報も無いです。ハイ。
 
2003/06/18 KANZLERAMTって[内閣官房]とかいうイミなんだそうな。
今日は台風の影響だか何だか知りませんが、朝からず〜っと雨降り続けてますね。こちとら、折角のお休みだって言うのに。まあでもこんな時は、外出はあきらめて一日ずっと、部屋に引きこもってるに限ります。ちなみに、「晴れの日でもいつでも引きこもってるだろ」とか言うツッコミは却下な。
 
で、ただ引きこもってるだけでもヒマですし、何かやるコト無いかなっと…。そうそう、今月末には僕の大好きなドイツのテクノレーベル[KANZLERAMT]のオーナー・HEIKO LAUX様が日本にやって来ますね。てなワケで、HEIKO LAUX来日記念?てコトで久々に、自分の持ってるKANZLERAMTの音源をカウントしてみました。その結果、何とも恐ろしいコトに…。
 
詳しいリストはこちらを見てもらうとして、所持数がとりあえず、アナログ73品番、CDが31品番…。我ながらこいつはちょっと凄いです。アナログは40番以降は超限定盤のDIEGOのヤツとかを除けば全部持ってますし、CDも今出てるものはほぼ全て所持…。中でも、KANZLERAMTのウェブサイト上ですら存在を確認出来なくなってる、カタログNO10番以下のアナログを二枚持ってると言うのはマジで凄い。これはもう、自分で自分を誉めてやりたいですね(違)
 
実際には、アナログの場合は気に入ったのとかは2枚ずつ持ってたりもするし、まだ他にもサブレーベルの作品とかも色々持ってるワケで…(特に、子レーベルのK2Oの作品なんて最近お気に入りで、これまたCDはほとんど持ってるし) 一体何なんでしょうねぇ全く、この熱意と言うのか執念は。
 
まあでもこれだけあれば、[日本一のKANZLERAMT好き]を公言しちゃっても問題無いですよね。きっと。これだけKANZLERAMTを持ってる人間は他にそうはいないでしょう。もし、ここを見ている人で「何を言ってる! 私の方がもっと沢山持っている。もっとこのレーベルを愛している!!」と言う人がいたらぜひとも連絡下さい。きっとイイ友人になれると思いますが(笑)
 
2003/06/18 音と酒と、いい時間と。
昨晩は栄にある[TIGHT ROPE]と言うクラブに行ってきました。会社の後輩がイベントをやると言うことで、たまたま仕事が早く終わったので一旦帰宅→シャワーを浴びて着替えて再び名古屋へ。
 
音的にはロックとかが中心のイベントで、自分的にはあまり興味の無い世界だったのだけど(笑)、まあ以前自分のイベントにも来てくれた子だったので、半分義理もあって参戦。でも、それが予想に反してなんかやたらと楽しかったのですよ。
 
事前にその子からも、「会社の人達がいっぱい来るみたいなんすよ〜」とは聞いていたものの、実際にハコに入ってしてしばらくして、入ってくるのは本当に会社の子達ばっか(笑) 最終的に、フロアを見渡すとほとんどが会社の知り合いばっかと言う身内パーティな状態。言ってみれば、会社の食堂(休憩室)をそのまま持ってきちゃった様な状態(笑)
 
でも、今まで一緒に飲んだことの無い子と乾杯してみたり、普段会社ではおとなしそうにしてる子達がハジけたりしてるのを見てるのは非常に面白かった。意外な人の意外な一面が見えたりとかね。僕もついついハジけたくなったのだけど我慢。数少ない、クラブでの僕の姿を知るコも一人来てて、「オウジさん今日もいつもみたくハジけて下さいよ」とか言われたのだけど却下。やっぱりね、後輩達の前で先輩の威厳を失うワケにはいかんのですよ。て言うか、
あんな変態ダンス誰が見せられるか。
 
やっぱり、こうやって仲間達とワイワイやって騒ぐのは楽しい。それは、かかってる音が何であっても構わない。パーティの楽しさって、[仲間>音]なんだろうな、やっぱ。気の合う仲間同士で集まって皆で楽しむ。それこそが[パーティの基本]なんだよな。と再確認した次第。
 
昨日のパーティは、言ってみれば[内輪イベント]以外の何でも無いのだけれど、でも[内輪]の何が悪い。一部のテクノ好きやパーティかぶれ、特にDJなんかかじってる奴の中にはやたらと[内輪]であるコトを否定する奴がいるけど、僕はそれも違うと思う。イイ意味での[内輪性]は大いにあって然るべきだ。お高く留まったパーティなんて楽しくも何とも無い。大体、そうやって[内輪]をムキになって否定しようとする奴に限って、自分自身の考えが内に向いてしまっていることに気付いてない。そんな場合が多い様な気がするんだよなぁ。
 
2003/06/16 東海市に大仏ですか。
先週の[遊びに行こっ!]は東海市と知多市と言う隣り合う二つの市を遊び較べるという内容。個人的に、知多市は何となく観光名所とか多そうな気はしてたのですが、東海市にも色々と見所があると言うのは意外でした。特に、[東海市しあわせ村]と言う場所にあるでっかい大仏にはビックリ。何でも屋外にある大仏では日本最大のものだとか。あと、東海市がランの栽培で有名な場所だと言うのも知りませんでした。あまり馴染みの無いスポット(東海市なんてあまり行かないよね?)を取り上げた回だと、こんな新しい発見が色々とあるのが楽しいところ。
 
あとは、今回最大の見所はやっぱり、某所で[ふんどし]をそれとは知らずに手にしてしまった時の、郁美ちゃんの反応でしょうか(笑) 一部層では結構話題になってそうな気もしますが…。そんなのもあって、全体的に結構ギャグっぽいムードの漂っていた今回。まあこんなのもアリでしょう。
 
何にせよ、前回に引き続いて地元の隠れスポットを紹介すると言う、言わばこの番組の[王道]とも言うべきパターンに乗っ取っていたので嬉しい限りです。遠出は三ヶ月に一回くらいでイイと思うので、なるべくこの路線で頑張って欲しいなぁ。
 
2003/06/14 リアルクィーン。
昨日は、友人のDJ SIHOがスピンしているOZONのパーティ[BLAST THE SPEAKERS!]に参戦。行く前に友人と会って軽く飲み、更にもう一人の友人と合流後、22時過ぎくらいにOZONへ突入。22:30くらいから始まったDJ SIHOのプレイ、最初の方はパーティの雰囲気に合わせてか結構トランス風な音が多めだったけど、次第にいつものハードミニマル路線へ。このパーティ、トランス中心のパーティと言うコトで、ガッツリテクノで踊れるのはこの時だけだとばかりにフロアで踊り倒す僕。他の客(トランサー?)が明らかに引いていくのが分かったけどまあイイや。その様子は某友人曰く、「オウジが踊っている間に何人ものダンサーが戦いを挑んで行ったけど、みんな敗れ去っていった…」と言うものだったそうな。
 
さて、今日のこのパーティ。第一目的はDJ SIHOのプレイだったのだけど、もう一つ目当てがあって、それはドラァグクィーンのショー。25時過ぎから始まったショー。最初はいわゆる[オカマショー]を観る位の、怖いもの観たさと興味本位な気持ちだったのだけど、でも始まってすぐにそんな不純な動機を持っていた自分が恥ずかしい位に。何て言うのか、凄く[綺麗]だったのですよ。ドラァグクィーンの皆さんが。どの位かって言うと、付き合いてぇ!!と思う位に。あ、イカン。ちょっと壊れてますな僕。て言うか餓え過ぎだろ。
でも一人、マジで可愛い娘([娘]…か?)がいたんだけどなぁ。
 
さて、昨日の[BLAST THE SPEAKERS!]でつくづく感じたのは、やっぱりトランスやヒップホップは集客力があるなぁと言うコト。このパーティは、メインフロアはトランス〜ハードハウス中心で、セカンドはヒップホップと言う音の構成。昨日は週末とは言え別に有名なゲストも何も無かったのに、でも300人かそこらは入っていたんじゃないのかなぁ。とりあえず、OZONのあの広いメインフロアが人で埋め尽くされる様子を見たのは久しぶり。
 
それに較べて、テクノの集客の無さと言ったらどうなんだろう。先月、同じOZONでの[LOOPING STAR]。平日と言うハンデはあるにしろ、ゲストにJOHN SELWAYと言う超有名人が来たのにも関わらず、あの客の少なさ…。100人いたかいなかった位か。やっぱり、テクノは今難しい状況にあるのかもしれない。
 
でも、僕個人としては別にそんなに盛り上がってくれなくてもイイとは思うんだけどなぁ。あまりメジャーになり過ぎてお客が増えすぎると、中にはヘンな奴も増えてくるだろうし。僕はあくまで、[音]を楽しみにクラブへ行きたいのだから、ナンパ目的とかの奴がたくさん来てしまうのは嫌だ。まあそれに、ただ単純に自分の好きなモノがあまりメジャーになって欲しくないって気持ちもあるし。ほら、例えば自分が目を付けていたマイナーなアイドルタレントが、ある日全国区で有名になってしまった瞬間に気持ちが冷めてしまう様な、そんな気持ち。だから、このままでイイ。このままで。
 
2003/06/13 わいん好き(2)
↓昨日の日記とちょっと重複したり矛盾したりもするけど、ワインについて思うコト。
 
ここんとこずっとワイン(特に白ワイン)にハマってて、毎週の様に飲んでます。と言ってもまあ、外で飲むコトは殆どなくって、もっぱら近所の酒屋で買ってきて家で飲むと言うパターン。で、僕が好きでよく買うのはチリやオーストラリア・カリフォルニアといった新大陸系のワイン。やっぱり、何と言っても値段が安いのが魅力的。でも、品質だって決して悪くはない。チリのシャルドネなんて、1000円前後も出せば凄く美味しいのに出会えるし。メロンみたいな芳醇な香りと、バニラみたいなローストされた様な樽の芳香とが合わさって…何とも言えないコクのあるフルボディーなシャルドネ。こんなワイン、フランスワインだったらきっと、3000円くらいはするんじゃないのかなぁ。
 
で、思うのはなんでこういう新大陸系のワインがあまり大きく取り上げられることが無くって、もっぱら話題になるのはフランスやイタリア、その他ヨーロッパのものばかりなんだろうってコト。ワインの雑誌やら本やら見てもそうだし、大体のワインショップでもそう。事実、僕が行く酒屋でも新大陸系のワインも結構置いてあるものの、それでもやっぱり、売り場面積の大半を占めるのはフランスワインとイタリアワイン。まあそりゃ、世界的に見てこの二つの国がワイン産地としても消費国としても有名な国なのは分かるんだけどさ。
 
でもなんか、これって凄く[権威主義的]なものを感じちゃうんだよね。みんなが「イイ」と言うものだから、有名なものだからと言うだけで、自分自身の舌でロクに確かめるコトもせずに有難がって買ってしまう…。フランスワインだって勿論イイものはイイだろうけど(事実、↓で飲んだワインで見直しもしたのだけど)、でも少なくとも、同じ値段で、1000円以下の安ワインで較べるのならフランスのものよりも断然、チリやカリフォルニアのワインの方が美味しいハズ。勿論、味覚なんて人それぞれで好きな味も違うのだけど、でもフランスの安いシャルドネなんて酸っぱいだけで味も何も無い。僕はそう思うな。ビールで例えるんなら某社のドライビールみたいなもん。
 
とにかく、本当に好きで飲むのなら、名声に踊らされたり値段にまどわされたりせずに自分でしっかりと「好みの味」を見つけて楽しむのが、本来あるべき姿なんじゃないのかなぁ、と。そんなコトを思ったりもするワケです。
 
まあこれって、ワインに限らず、物事何でもに言えることなんだけどもね。音楽にしたってそう。流行の歌を否定する気とかは更々無いし、大衆に受け入れられる「何か」があるからこそヒットもするんだろうけど、でも本当にそんな曲を「好き」で聴いている人達ってどれだけいるの?
 
[テクノ]と言うマイナー極まり無い音楽にもそんな[流行の音]は存在するワケだけど、でもそんな[流行]とは関係無く、マイナーなものだろうと流行のものだろうと、自分が素直に「イイ」と思えるものだけを追い求めて行きたいなぁ、と。そんな風に思う今日この頃。
 
2003/06/12 わいん好き(1)
昨日、行きつけの酒屋(ディスカウントショップ)で見つけた、アルザス地方のゲヴィルツトラミネール。処分品扱いで値段が安くなってたこともあって試しに購入してみたら、これがめちゃ美味!!
 
グラスに入れてみると、ライチに似た甘い香りが一杯に立ち上って、口に入れてみると甘味も豊かにあって凄くフルーティなんだけど、でもそれがくどい甘さじゃなくってサッパリとしていて、全体的にはきちんと辛口だなぁって言う…。かなりバランスの取れたイイ白ワイン。
 
僕、ワインでもフランスのワインってイマイチ好きじゃなかったんですけどね。何て言うか、値段ばっか高くってその割には味はイマイチってイメージがあって。でもこのワイン飲んでちょっと見直したかも。て言うかやっぱ喰わず(飲まず)嫌いは良くないな。値段と品種と生産地(ワイナリー)をしっかり吟味して選べばどこの国のでも美味しいものに出会えるってコトなんだよな、きっと。
 
2003/06/10 モウセンゴケ見てみたいな。
少し遅くなりましたが、先週の[遊びに行こっ!]の感想をば。
 
 
 
郁美ちゃんの髪が夏らしくイメチェンされててヨカッタYO!!
 
 
 
 
 
いや、だからそ〜ゆ〜コトじゃなくってさぁ…。
 
 
え〜、今回の[遊び]は[渥美発・2003夏便り]と題したタイトルで、豊橋市街周辺から渥美半島にかけての、様々なスポットをタイトル通りに「夏らしい」香りを漂わせつつ紹介すると言う趣向。
 
色々と興味魅かれるものは多かったけど、中でもイチバンはやっぱり[葦毛湿原]でした。豊橋市から車でほんの20分程度のところに広がる小さな湿原。でもそこには珍しい草花もたくさん自生していて、愛知県の天然記念物にも指定されているんだとか。そんな緑の中をのんびりウォーキング…そして足元の愛らしい花々や昆虫達にふと目をやって心をホッとさせる…そんな休日もたまにはいいよなぁ。
 
でも、番組中のナレーションでも言ってたけど、湿原はデリケートな生き物。だからむやみに立ち入ったりしちゃいけないんだよね。決められた遊歩道の上を大人しく歩き回るだけならいいと思うけど、緑の草の中へ足を踏み入れてみたり、ましてや動植物を採集するなんてもってのほか。もちろんゴミを捨てたりするのも。でもそんな当たり前のコトを分からない人達が多過ぎる気がする。
 
まあ何にせよ、個人的には前回同様とても楽しめた今回の放送。どうも僕はこの番組、北海道だとか沖縄だとかへ遠出した回よりも、今回みたく近場(出来れば愛知県内)の穴場的スポットに焦点を当てた回の方が楽しんで観ている気がしますね。まあでもそれこそがこの番組の基本にして「正しいあり方」だと勝手に思ってるし。ね、どうなんでしょうか[テレビ愛知]サン!!
 
2003/06/09 n・e・x・t !!
なんだか最近色々とヘコむコトが多かったんですが、そんな時は激しく踊ってウサを晴らすのがイチバン。てなワケで、一昨日は仕事が終わるや否やそのまま近鉄特急で奈良へ直行→[neu]と言うテクノパーティへ行って来ました。
 
初めての奈良テクノ。久しぶりの遠征。超!久しぶりの奈良(小学生の修学旅行以来だ…)
 
そんな[neu]はなんだかもう、メチャクチャに楽しかったです。まあ色々書きたいコトはあるので、その辺はゆっくりとまた書き起こします。
 
が、とりあえず一つだけ。真っ先に書き記しておかなくてはならないコトが!!
 
奈良へと向かう為に乗った、難波行きの近鉄特急。しかしそこに来たのはただのアーバンライナーではなく、なんと僕が乗りたい乗りたいと思っていた[アーバンライナーnext]だった!! そんなワケでもう、列車に乗った時点からテンション上がりまくり。アドレナリン放出しまくり!!
 
で、乗ってみた感想。さすがに近鉄が看板の名阪特急後継車両として創っただけのコトはありますね。何て言うか、凄い気合みたいのを感じました。
 
僕は本家本元の[アーバンライナー]21000系の車内アコモは正直言ってあまり好きでないのだけど(やや古めかしくて陳腐な感じがする)、でもこの[next]21020系のは素直にイイです。間接照明をふんだんに使って、全体をオフホワイトでまとめた客室は優しくて、温かみがあって落ち着けます。客室入り口付近にはダウンライトをアクセントに使っていて、さりげないお洒落さも演出。
 
座席は、新開発の[ゆりかご型シート]。腰掛けてみるとやや硬めのクッション。そして、座席をリクライニングさせるとそれに連動して、座面がスッと下へ沈む様になってます。なるほど、これで座席全体がまさに[ゆりかご]の様に座る人を包み込む形になると言うワケです。でも、この座面が沈む感覚。これは慣れるまではちょっと違和感があるかも…。
 
車内で特筆すべき点は、客室入り口のドア上にある案内表示器。最近の車両だと、LEDを使った案内表示はもう当たり前みたいになってきてるけど、この[next]のは液晶ディスプレイ方式。カラーで路面図や停車駅・速度が表示される様になってます。あと、個人的には窓枠の造作に驚きました。最近はFRPなんかを使ってとにかく金属を表面に露出させない創りの客室が多いのだけど、この[next]は窓枠がステンレス剥き出しのまま。でもそれが逆に、クール感を演出してます。横壁面の鮮やかなオレンジ色と合わせて、白主体の車内がぼやけた印象にならない様、上手くアクセントを創ってますね。
 
ただ、ちょっと不満に思えたのは、座席収納式のテーブルがやや小さいという点。車中でお弁当食べたり、ドリンクを飲んだりする人は多いと思うけど、色々置くにはちょっとテーブルが小さいかなぁ…安定感もイマイチで、缶ビールを置くのに少し不安でした…。ここらへんは、増備車(て増備されるのか分からないけど)で改善していって欲しいですね。
 
しかし乗ってて思ったのは、やっぱり近鉄特急は車内が広くてイイなぁと言うコト。普段乗ってる名鉄に較べると、とにかく客室が広く感じます。まあ、路線幅1067oで車体長18mの名鉄に対し、近鉄電車は路線幅1435oで車体長20m。規格が違うから仕方ないと言えば仕方ないけど…。でも車内が広い分、座席もゆったりとしているし、あとは空間の使い方が上手いなぁと感じます。天井の高さだとか。
 
何にせよこの[next]21020系。なかなかの名車の匂いを漂わせています。ブラックフェイスのスマートな車体もカッコいいですし。これから大阪行く時には、なるべく狙って利用しようかな、と。
 
2003/06/06 
生まれてこのかた、俺は今日ほど腹が立って、情けなくて悲しい、くやしい思いをしたことは無い。
 
なんで正しい者達が泣き寝入りをさせられ、なんで正しくない者が何の罰も受けずにのうのうと生きていられるんだ? そんなの絶対に間違っている。子供でも分かる理屈じゃないか。
 
「証拠が無いから何も出来ない」−本当にそれで済ませてしまっていいのか? あいつのしたことは立派な犯罪なんだぞ!! それを分かってて見過ごせと言うのか!!
 
冗談じゃない。
 
…でも、そう思っても俺には何も出来ない。「公」が何もしないと決めた以上、俺達はそれに従うしかないのだ。
 
そんなこの社会がとても悔しくて歯がゆい。それ以上に、悔しくても何も出来ない、非力な自分がもっと悔しい。
 
2003/06/03 テトロドトキシンなんてメじゃねぇぜ。
フグ・スズメバチ・サソリ・ハブ・カツオノエボシ・ヤドクガエル・ジキタリス・トリカブト…。
 
世の中に、[猛毒]を持った生物はたくさんあるけど、でも[人間]ほど強烈な毒を持った生物も他にいないんじゃないかなぁとか思わされる今日この頃。
 
それもね、血液毒だとか神経毒だとか言うんじゃなくって、直接[精神]に、[心]に作用するんだからなお始末が悪いってもんです全く。どんな血清も効かないんだもんなぁ。
 
2003/06/01 日本海と宇宙人と。
いやはや、昨日の[遊びに行こっ!]はとても素晴らしかったです。前回の放送が自分的にダメダメだっただけに、今回のはより一層、心に響くものがありました。
 
今回の旅の目的地は金沢。名古屋圏からは比較的近距離で行きやすい場所ですし、この番組でも過去に何度か取り上げられています。でも、今回のテーマは[初めてづくしの金沢]。何でも、「金沢らしくない」金沢巡りをしようと言う企画。…これこれ!! こういうのを僕は待っていたのですよ!!
 
いきなり南国風のリゾートホテルから始まって、「あれ?ここって何処…?」と視聴者に思わせるオープニングの出来も秀逸でしたし、「今回は小京都も兼六園も着物も全て無し!!」と「ありきたりの金沢」を冒頭で否定してしまう思い切りの良さも素敵。
 
紹介するスポットも、王道の市場巡りと思いきや安易に海の幸へは走らずにコロッケの食べ歩きなんぞしてみたり、名物の地酒は金沢駅構内の試飲機(一杯100円!!)で済ませてしまったりと、どこまでも裏金沢を貫く姿勢。
 
そして舞台は金沢市近隣の羽咋市へ。なんでもこの街、UFOで町おこしをしようとしている街らしいのですが、その[うさん臭さ]がたまらない!! UFOを街に結びつけている理由が、UFOの目撃例が多いとかそんなんじゃなくって、「お寺の古文書にUFOを思わせるくだりがある」と言うのがなんとも言えずステキです。説得力があるのか無いのか全く分からない。とりあえずでも、[コスモアイル羽咋]には非常に魅かれるものがありました。UFOの飛行写真やら「いかにも」な典型的宇宙人(目が釣りあがっててとんがり頭)の像とかが置いてあって、怪しげな電波を発しまくってます。日本海沿いの街に宇宙の博物館と言う、そのミスマッチ感覚が博物館マニア魂をくすぐりまくりです。
 
そんなこんなで、最後まで目の離せなかった30分。いやマジで良かった。こういう、ちょっとマニアックな旅の提案みたいなのをしてくれると、非常に嬉しくなります。この番組には、そのへんの在り来たりな旅番組やガイドブックとは一味違う、独自のマイナー路線を貫いていって欲しいですね。

個人的に金沢は一度は行ってみたいと思っていた場所だけど、今回の[遊び!]観てますます行きたくなりました。新型の[しらさぎ]も走り出したことだし、快適な電車旅が出来るハズ。一度機会を造って出かけるとしますかな。
 
 
 
ところで、今回の旅のパートナーは二宮奈弓サン。今までの放送観てて、正直「カッコいい女の子」とは思ってもあんまり「カワイイ」と言う印象は無かったのですが(失礼!)、でも昨日の放送ではなんかえらくカワイかった。萌えました。…やっぱテレビ愛知侮れんわ。