第28回シアンモア記念
第28回シアンモア記念[重賞] サラOP ダ1600m
5月12日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 不良馬場
賞金 1着1000.0万円 2着300.0万円 3着150.0万円 4着100.0万円 5着50.0万円
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
178 トーヨーリンカーン 関本浩司 507(+1) 1.39.3 レコード 887 1918
277 バンケーティング 菅原勲 510(+3) 1.39.4 1/2 4716 1349
344 ランニングメイト 山本裕次郎 499(+1) 1.39.5 3/4 54 88
489 アリダーサージ 西康志 457(-7) 1.39.6 首 504 381
511 ハイフレンドピュア 沢田盛夫利 519(±0) 1.39.7 3/4 232 282
633 メグミウイナー 畠山信一 510(-2) 1.39.9 1 121 91
766 メイセイユウシャ 村上忍 512(-4) 1.40.7 5 268 246
822 ピスカリアンジュ 小林俊彦 447(-3) 1.40.8 1/2 44 34
9810 セイントリーフ 阿部英俊 459(+4) 1.41.2 2.1/2 54 43
1055 シゲノキューティー 村松学 484(-2) 1.41.5 2 47 66
□払い戻し
単勝式 8 580円
複勝式 8 100円
7 100円
4 400円
枠番連勝複式 7−7 150円
馬番連勝複式 7−8 160円
馬番連勝単式 8−7 1190円
ワイド 7−8 130円
4−8 2150円
4−7 1200円
□コメント
前日までの雨は上がったものの薄曇りで肌寒い一日となった水沢競馬場で春のマイ
ル王決定戦シアンモア記念が行われた。出走全馬が重賞勝ち馬という豪華な布陣。桐
花賞馬バンケーティングが断然の1番人気、トウケイニセイ記念馬トーヨーリンカー
ンが2番人気、金杯など5連勝と勢い随一アリダーサージが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。トーヨーリンカーンが好スタートから先頭に
立つ。ハイフレンドピュアは意外にも抑える競馬。アリダーサージが2番手に付け、
メグミウイナーが3番手。4番手の内にようやくハイフレンドピュア、外にピスカリ
アンジュ。前5頭と後ろ5頭が大きく離れ、6番手の内ランニングメイト、外セイン
トリーフ。メイセイユウシャ、シゲノキューティーと続き、最後方からバンケーティ
ングといった態勢。ハイフレンドピュアが抑えたせいか、先行集団が楽な感じでレー
スを進める。向正面でペースが上がり、3コーナーではトーヨーリンカーンが先頭、
2番手にアリダーサージとメグミウイナーが並び、少し離れれハイフレンドピュア。
そこからさらに離れてランニングメイト、そしてようやくバンケーティングだが、ち
ょっと届きそうにない。トーヨーリンカーンが4コーナーを先頭で回り、これをアリ
ダーサージとハイフレンドピュアが追うが、届きそうにない。代わってランニングメ
イトとバンケーティングが外から飛んでくる。トーヨーリンカーンが懸命に逃げる。
バンケーティングが怒濤の追い込みでトーヨーリンカーンに迫るが、半馬身差迄詰め
寄ったところがゴール。
トーヨーリンカーンがトウケイニセイ記念以来の重賞制覇。勝ち時計1分39秒3
はトウケイニセイが94年9月25日にマークした1分39秒5を8年振りに塗り替
えるレコードとなった。通常より3秒速い馬場なので、このぐらいは出ても不思議は
なかった。敗れたバンケーティングも凄まじい追い込みだったが、前半前が楽に逃げ
る展開で前半の差が大きかった。今期初登場のランニングメイトもいい脚を長く使う
タイプで、昨年は順調に使えなかったが今年は期待して良さそうだ。アリダーサージ
も一線級初挑戦で連勝こそ5でストップしたが、4着に健闘。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 トーヨーリンカーン
性齢 牡4
毛色 栗毛
父 バウンダリー
母 フリスキーキトゥン
母の父 アイソパッチ
騎手 関本浩司
厩舎 盛岡・小西重征
馬主 藤田利勝氏
生産者 米国・B.Wilkinson
通算成績 15戦6勝、2着4回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:2001年度寒桜賞 京都・芝1200
特別:2001年度白神賞 新盛岡ダ1200
重賞:2001年度トウケイニセイ記念 水沢・ダ1600
重賞:2002年度シアンモア記念 水沢・ダ1600