第30回一條記念みちのく大賞典
第30回一條記念みちのく大賞典[重賞] サラOP ダ2000m
8月18日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 12頭 稍重馬場
賞金 1着1000.0万円 2着300.0万円 3着150.0万円 4着100.0万円 5着50.0万円
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1710 シネマパラダイス 西康志 528(-3) 2.07.2 83 46
267 トニージェント 村上忍 485(+5) 2.07.3 首 817 496
344招マキバスナイパー 左海誠二 516(+5) 2.07.6 1.1/2 1355 668
455 バンケーティング 畠山信一 508(-3) 2.07.7 1/2 2550 1140
568 カシマハヤト 菅原勲 486(-4) 2.07.9 1.1/4 1534 630
611 グローバルゴット 小林俊彦 523(-7) 2.08.5 4 308 251
756 メイセイユウシャ 阿部英俊 489(-6) 2.08.5 首 191 386
833 カネサイジョオー 村松学 420(-8) 2.08.8 2 75 86
9812 ピスカリアンジュ 南郷家全 442(-2) 2.10.5 10 36 31
10811招ミヨノショウリ 関本浩司 493(±0) 2.10.6 首 143 144
1122 プライドソルジャー 沢田盛夫利 476(+7) 2.10.9 1.1/2 37 19
1279 パーソナリティワン 渡辺正彦 463(-4) 2.14.1 大差 34 25
□払い戻し
単勝式 10 6370円
複勝式 10 1530円
7 210円
4 180円
枠番連勝複式 6−7 6650円
馬番連勝複式 7−10 76000円
馬番連勝単式 10−7 277610円
ワイド 7−10 10130円
4−10 1550円
4−7 470円
□コメント
曇天の盛岡競馬場で伝統の一戦みちのく大賞典が行われた。東北サラブレッド大賞
典馬バンケーティングが1番人気、東京カップけやき賞こそ2着に敗れたが、華々し
い活躍を魅せるカシマハヤトが2番人気、帝王賞馬マキバスナイパーが3番人気とな
った。
4コーナーポケットからのスタート。前年の覇者グローバルゴット、帝王賞馬マキ
バスナイパー、そして注目のカシマハヤトによる先行争い。3頭が譲らず名勝負の予
感byTGM。少し離れて4番手に上山から参戦のミヨノショウリ。バンケーティング
も5番手と好位追走。6番手の内カネサイジョオー、中トニージェント、外シネマパ
ラダイス。直後にメイセイユウシャ。後方2番手にパーソナリティワンとピスカリア
ンジュ。最後方からプライドソルジャーといった態勢。1コーナーでグローバルゴッ
トが先頭に立ち、マキバスナイパー、カシマハヤトと続く。3コーナーでマキバスナ
イパーがグローバルゴットを捕らえて先頭。カシマハヤトも2番手に上がり、バンケ
ーティングが続く。さらに直後にはトニージェントと人気薄のシネマパラダイス。西
康志のムチがうなって、シネマパラダイスがグングン上がって来る。4コーナーでマ
キバスナイパーが先頭に立つ。カシマハヤト、シネマパラダイスが続く。直線に入る
とマキバスナイパーが完全に先頭。しかし、シネマパラダイスの西康志騎手が物凄い
ムチ連発でマキバスナイパーに迫る。さらにトニージェントがここでシネマパラダイ
スの内から伸びてくる。シネマパラダイスがマキバスナイパーを捕らえ、トニージェ
ントの追撃を振り切ってゴールイン。場内どよめくどよめく。
シネマパラダイスは中央デビューで毎日杯、京都4歳特別などに駒を進めるものの
大きなレースでは勝ちきれなかった。昨秋岩手に移籍後3勝目。いかにも岩手の砂に
合いそうな馬。西康志騎手の執念とも言える騎乗が光った。勿論、みちのく大賞典は
初制覇。99年に開業した晴山厚司厩舎にとってはこれまで重賞はおろか特別タイト
ルも無く、初のタイトルがみちのく大賞典という快挙となった。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 シネマパラダイス
性齢 牡8
毛色 栗毛
父 ライブリーワン
母 フライングオナーズ
母の父 シルヴァーホーク
騎手 西康志
厩舎 盛岡・晴山厚司
馬主 工藤忠八氏
生産者 米国・J.フランク
通算成績 55戦6勝、2着6回、3着4回
主な勝ち鞍 重賞:2002年度みちのく大賞典 新盛岡ダ2000