第7回東京カップけやき賞


第7回東京カップけやき賞[特別] サラA1級以下 ダ1800m
 8月 5日(月) 盛岡競馬場 10R 左回り 13頭 不良馬場
賞金 1着800.0万円 2着240.0万円 3着120.0万円 4着80.0万円 5着40.0万円

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
156招スターキングマン  蛯名正義  473(+2)  1.54.8         876     598
257 カシマハヤト    菅原勲   490(+1)  1.55.4 4       2166     898
368招フサイチストラトス 藤田伸二  479(+5)  1.55.4 首      1427     934
4711招エイシンモモタロー 阿部英俊  451(-1)  1.55.9 3         54      58
5812招シーディザーブス  村田一誠  512(+2)  1.56.1 3/4      486     167
622 ケイアイマイウルフ 村松学   457(±0) 1.56.2 1/2       35      69
769招オサメール     村上忍   515(+5)  1.56.5 2        343     520
833 オークファイヤー  小林俊彦  480(+1)  1.56.8 2         89      69
9710 ドラゴンスピリッツ 山崎進   506(±0) 1.57.1 1.1/2     52     180
1011 シネマパラダイス  西康志   531(±0) 1.57.2 首        45      55
1145招レオリョウコウ   関本浩司  510(-12) 1.57.4 1         32      40
1244招キングマグワイア  吉田豊   458(-4)  1.58.7 8        178      60
13813 エレクトラム   ☆陶文峰   438(-3)  1.58.7 鼻        14       7

□払い戻し

 単勝式      6  490円
 複勝式      6  130円
          7  110円
          8  110円
 枠番連勝複式 5−5  500円
 馬番連勝複式 6−7  560円
 馬番連勝単式 6−7 1230円
 ワイド    6−7  250円
        6−8  450円
        7−8  300円

□コメント

 曇り空の盛岡競馬場で中央競馬との交流レース東京カップけやき賞が行われた。2
着以内にはみちのく大賞典の優先出走権が与えられる。岩手移籍後8戦全勝カシマハ
ヤトが1番人気、中央代表フサイチストラトスが2番人気、同じく中央代表スターキ
ングダムが3番人気となった。

 正面芝スタンド前からのスタート。カシマハヤトが好スタートから先頭に立つ。す
ぐに内から中央馬スターキングマンが並び掛ける。3番手に阿部英俊騎乗の中央馬エ
イシンモモタロー。4番手の内に中央馬フサイチストラトス、中に村上忍騎乗の中央
馬オサメール、外にエレクトラム。関本浩司騎乗の中央馬レオリュウコウが続く。2
馬身離れて中央馬シーディザーブス。1枠シネマパラダイス、2枠ケイアイマイウル
フは砂の深いインコースのままで好位から後方まで徐々に後退。ドラゴンスピリッツ
が交わしていく。最後方にオークファイヤー、その外に中央馬キングマグワイアとい
った態勢。各馬砂の深いインコースを空けて馬場の中央付近を走る。1コーナー、2
コーナーとコーナーを利してスターキングマンが先頭に立ち、2番手カシマハヤトの
外にエイシンモモタローがピッタリと付ける。3コーナーでスターキングマンの外に
カシマハヤト。4コーナーでもスターキングマンが先頭、カシマハヤトが2番手。内
を掬ったケイアイマイウルフが2番手に並び掛ける。さらにフサイチストラトスも先
頭2頭の内に入る。直線、スターキングマンが抜け出す。カシマハヤトは伸びない。
フサイチストラトスが迫るが、スターキングマンが突き放してゴールイン。2着争い
はフサイチストラトスの急追をカシマハヤトが僅かに抑える。

 スターキングマンはデビュー戦2着、2戦目6着の後、これで3連勝。森秀行厩舎
はこのレース4連覇となった。不良馬場でも標準時計しか出ない今のコースでこれだ
けの時計で走れるのは能力の証。3歳馬だけにまだ化ける下地充分。

 注目のカシマハヤトは直線伸びが見られず2着に敗れ、連勝が8でストップ。馬場
の深さ、初距離、自身の体調、そして勝ったスターキングマンの強さなど、敗戦の理
由はどれなのか?必ずしもベストとは思えない条件だっただけに、これからの巻き返
しに期待。トーホウエンペラーがデビュー以来初めて負けたのもこのレース。まだ巻
き返す要素はある筈だ。菅原勲騎手は同レース3連覇でストップ。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    スターキングマン
 性齢    牡3
 毛色    栗毛
 父     キングマンボ
 母     プリンセスティミド
 母の父   ブラッシンググルーム
 騎手    蛯名正義
 厩舎    栗東・森秀行
 馬主    クローバークラブ
 生産者   米国・John R. Gaines Thoro
 通算成績  5戦3勝、2着1回
 主な勝ち鞍 特別:2002年度蘇水峡特別      笠松・ダ1400
       特別:2002年度東京カップけやき賞  新盛岡ダ1800