第25回桂樹杯


第25回桂樹杯[特別] サラOP 芝1700m
10月27日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り  9頭 重馬場
賞金 1着300.0万円 2着90.0万円 3着45.0万円 4着30.0万円 5着15.0万円

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
111 ミヤシロブルボン  山崎進   484(+3)  1.49.8          73      84
222 ゲットフラッグ  ▲斉藤雄一  444(+3)  1.51.3 9        122     139
389 マルケイソニック  村上忍   470(+5)  1.51.7 2.1/2     96     120
433 フィールドアリーバ 阿部英俊  491(-4)  1.51.8 首        33      35
566 トーヨーデヘア   菅原勲   507(+1)  1.51.8 鼻      1625     596
655 ケイアイマイウルフ 村松学   458(±0) 1.51.9 1/2      240     263
777 オークファイヤー  小林俊彦  483(+3)  1.52.1 1.1/2    697     263
888 ヤマサコンドル   沢田盛夫利 464(-1)  1.52.4 1.1/2     43      17
944 ロイヤルスター   畠山信一  476(-6)  1.54.4 大差      41      61

□払い戻し

 単勝式      1  3010円
 複勝式      1   440円
          2   300円
          9   330円
 枠番連勝複式 1−2  6370円
 馬番連勝複式 1−2  6530円
 馬番連勝単式 1−2 12410円
 ワイド    1−2  1640円
        1−9  1640円
        2−9   890円

□コメント

 雨が降り続く盛岡競馬場でOROカップのトライアル桂樹杯が行われた。NHKマ
イルC2着馬トーヨーデヘアが1番人気、昨年のOROカップ馬オークファイヤーが
2番人気、きさらぎ賞でスペシャルウイークの3着ケイアイマイウルフが3番人気と
なった。

 4コーナーからのスタート。新人・斉藤雄一騎乗のゲットフラッグが好スタートか
らまず先頭。が、のんびりしている間に内からミヤシロブルボンが叩いて先頭に立つ。
離れた3番手にトーヨーデヘア。フィールドアリーバ、マルケイソニック、ケイアイ
マイウルフ、ヤマサコンドル、オークファイヤーと続き、最後方からロイヤルスター
といった態勢。向こう正面、ミヤシロブルボンが快調に飛ばし、3コーナーでは既に
勝利を確信させる大差を付けて逃げる。ゲットフラッグとトーヨーデヘアの小西厩舎
2頭が追うが、差はなかなか詰まらない。4コーナーでも大きく差を付けたミヤシロ
ブルボンがそのまま逃げ切り9馬身差の大楽勝。2着にゲットフラッグが粘り切る。

 ミヤシロブルボンは2年前の駒ヶ岳賞以来の勝利。追い込み馬揃いのメンバー構成、
前日から降り続いた雨の影響で追い込み不利な馬場など、この馬に見方した感じだが、
溜め逃げせずに大逃げした山崎進騎手の好判断も見逃せない。芝での勝利は新馬戦以
来実に5年振り。あの時も豪雨の影響で不良馬場。芝の道悪は得意なようだ。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    ミヤシロブルボン
 性齢    牡7
 毛色    栗毛
 父     ミホノブルボン
 母     ミヤシロオープン
 母の父   ハイセイコー
 兄弟    兄ミヤシロホウシュウ、姉ミヤシロスタンヒメ、姉トナンメリー
 近親    キングハイセイコー
 クロス   セントクレスピン 4x3, Hyperion 5*5母系, Nearco 5*5母系
 騎手    山崎進
 厩舎    水沢・千葉博
 馬主    宮崎さだ氏
 生産者   門別・新井昭二牧場
 通算成績  64戦14勝、2着5回、3着8回
 主な勝ち鞍 特別:1997年度ビギナーズC        水沢・ダ1400
       重賞:1997年度南部駒賞          新盛岡ダ1600
       重賞:1997年度東北サラ3歳チャンピオン  水沢・ダ1600
       特別:2000年度駒ヶ岳賞          新盛岡ダ1400
       特別:2002年度桂樹杯           新盛岡芝1700
 その他   G1:1998年日本ダービー17着