第27回早池峰賞
第27回早池峰賞[重賞] サラOP ダ1400m
12月 8日(土) 水沢競馬場 9R 右回り 9頭 稍重馬場
賞金 1着700.0万円 2着161.0万円 3着105.0万円 4着84.0万円 5着70.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
133 バンチャンプ 畠山信一 494(+5) 1.29.2 334 231
211 トーヨーリンカーン 小林俊彦 514(+1) 1.29.2 鼻 1731 785
366 トーホウシンゲキ 村上忍 427(+12) 1.29.3 1/2 109 139
444 トーヨーペクター 渡辺正彦 456(+4) 1.29.3 鼻 60 51
522 マルケイゲイン 村松学 454(+4) 1.29.6 1.1/2 53 87
655 ミヤシロブルボン 菅原雅文 486(+10) 1.29.7 3/4 54 75
789 ハイフレンドピュア 沢田盛夫利 521(+7) 1.29.8 首 563 242
888 ケイアイマイウルフ 関本浩司 458(+7) 1.30.1 1.3/4 102 232
977 ヤマサコンドル 西康志 476(+9) 1.30.6 3 81 94
□払い戻し
単勝式 3 690円
複勝式 3 160円
1 100円
6 220円
枠番連勝複式 1−3 340円
馬番連勝複式 1−3 400円
馬番連勝単式 3−1 1930円
ワイド 1−3 190円
3−6 660円
1−6 430円
□コメント
雪化粧をした早池峰山がくっきりと見えるほどの快晴に恵まれた水沢競馬場で短距
離路線の重賞・早池峰賞が行われた。前哨戦の白神賞を圧勝したトーヨーリンカーン
が1番人気、昨年の覇者ハイフレンドピュアが2番人気、春の短距離王者決定戦・栗
駒賞の勝ち馬バンチャンプが3番人気となった。
4コーナーからのスタート。トーヨーリンカーンが僅かに出遅れる。そのトーヨー
リンカーン、バンチャンプ、ハイフレンドピュアの先行争い。時計がかかる馬場を意
識してかあまり激しくはならないが、3頭が並んだまま1コーナーへ。コーナーを利
してトーヨーリンカーンが先頭、バンチャンプ、ハイフレンドピュアと続き、4番手
の内マルケイゲイン、外トーホウシンゲキ。トーヨーペクター、ケイアイマイウルフ
と続き、ミヤシロブルボンは後方2番手。ポツンと離れた最後方からヤマサコンドル
といった態勢。トーヨーリンカーン、バンチャンプの順に3コーナーを回る。ハイフ
レンドピュアの脚が鈍り、トーホウシンゲキがこれを交わして3番手に上がってくる。
4コーナーをトーヨーリンカーンが先頭で回る。外にバンチャンプ、さらに外に付け
たトーホウシンゲキはこのあたりでちょっと不利があって外に膨れる。直線に入ると
バンチャンプがトーヨーリンカーンを捕らえて先頭に立つが、内からトーヨーリンカ
ーンがしぶとく差し返す。外からはトーホウシンゲキも差を詰める。さらにトーヨー
ペクターもやって来る。バンチャンプとトーヨーリンカーンが鼻を揃えてゴール。
バンチャンプは栗駒賞以来今期2勝目。重賞も栗駒賞以来で、岩手通算では5度目
の重賞制覇。早池峰賞は2度目の制覇。盛岡コース0勝に対し、水沢コースは10勝
目。典型的な水沢巧者振りを発揮している。2着に敗れたトーヨーリンカーンは不向
きな感じの馬場でむしろ良く粘った感じ。ピークに仕上げた感じではないので、いず
れ巻き返すだろう。3着のトーホウシンゲキも初の一線級相手にここまでやれるなら、
短距離路線の注目される一頭になりそうだ。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 バンチャンプ
性齢 牡8
毛色 鹿毛
父 マラキム
母 カネアスナロ
母の父 バーバー
クロス Nasrullah 4*5x4, Precipitation 5x5
騎手 畠山信一
厩舎 盛岡・平沢芳三
馬主 佐々木誠吾氏
生産者 門別・横井晃雄氏
通算成績 75戦20勝、2着17回、3着10回
主な勝ち鞍 重賞:1997年度TV埼玉杯 浦和・ダ1900
重賞:1998年度TV埼玉杯 浦和・ダ1900
重賞:1998年度報知オールスターC 川崎・ダ1600
特別:1999年度赤松杯 水沢・ダ1900
特別:1999年度早池峰賞 水沢・ダ1400
重賞:1999年度青藍賞 水沢・ダ2000
重賞:1999年度桐花賞 水沢・ダ2000
特別:1999年度新春杯白嶺賞 水沢・ダ1600
特別:2000年度まんさく賞 水沢・ダ1600
重賞:2000年度シアンモア記念 水沢・ダ1600
特別:2001年度まんさく賞 水沢・ダ1600
重賞:2001年度栗駒賞 水沢・ダ1400
重賞:2001年度早池峰賞 水沢・ダ1400