第22回せきれい賞
第22回せきれい賞[重賞] サラOP 芝1600m
8月14日(月) 盛岡競馬場 9R 左回り 11頭 良馬場
賞金 1着700.0万円 2着210.0万円 3着119.0万円 4着91.0万円 5着70.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
133 シリアスゲーム 山本裕次郎 447(-5) 1.37.9 58 83
278 ロイヤルスター 小林俊彦 476(-4) 1.38.0 3/4 971 470
311 モリユウコバン 沢田盛夫利 458(+6) 1.38.3 2 492 263
444 アポテオーズ 菅原勲 458(-3) 1.38.5 1.1/4 1662 570
566 ブルーリワード 三野宮通 488(-2) 1.38.6 3/4 128 91
655 キタノタイトル 関本浩司 471(-4) 1.38.7 1/2 29 74
7810 マルケイソニック 村上忍 453(+3) 1.38.8 3/4 237 137
822 グローバルゴット 千葉淳志 518(-5) 1.38.9 1/2 199 290
9811 デュークマジック 阿部英俊 453(-5) 1.39.3 2.1/2 44 73
1067 トキオフェニックス 村松学 490(-3) 1.39.5 1.1/4 93 53
1179 イスズパワー 南郷家全 489(+4) 1.39.8 1.1/2 48 38
□払い戻し
単勝式 3 5050円
複勝式 3 470円
8 150円
1 200円
枠番連勝複式 3−7 9670円
馬番連勝複式 3−8 9630円
馬番連勝単式 3−8 35680円
ワイド 3−8 2780円
1−3 2580円
1−8 300円
□コメント
酷暑の盛岡競馬場。大井競馬場のナイター競馬とのリレー発売の関係で17:20
の発走で少し暑さが和らぐ。今年から3県交流重賞として位置付けられたが、新潟、
上山からの参戦は無く岩手所属馬による争いとなった。春の天皇賞9着アポテオーズ
が1番人気、芝のマイル王でこのコースのレコードホルダー・ロイヤルスターが2番
人気、OROカップを勝って芝の長距離王として君臨するモリユウコバンが3番人気
となった。
正面芝スタンド前からのスタート。ブルーリワードが煽った感じで出遅れる。山本
裕次郎シリアスゲームが先手を取るが、他は何も行かず単騎の逃げ。少し離れた2番
手の内に早くもモリユウコバン、外にグローバルゴット。4番手の内にようやくアポ
テオーズ、中デュークマジック、外トキオフェニックス。直後の内キタノタイトル、
外イスズパワー。後方3番手にロイヤルスター。さらにマルケイソニック、ブルーリ
ワードと続く態勢。シリアスゲームが後続を少し離して軽快に逃げる。3コーナー手
前で後方待機馬が徐々に差を詰めるが、ここでシリアスゲームもスパートをかけ、逆
に後続を引き離す。4コーナーを3馬身ほどのリードで周る。モリユウコバンはいつ
もの伸びが無い、グローバルゴットも伸びない。アポテオーズ、キタノタイトルがこ
の辺りで差を詰めるが届きそうにない。シリアスゲームが楽々逃げ切るかと思われた
ところ、大外からロイヤルスターが矢のように追い込んで来る。しかし、3/4馬身
まで迫るのが精一杯、シリアスゲームが見事逃げきった。
シリアスゲームは中央2戦目の新馬で勝ち上がり、900万下の鞍馬特別など中央
で3勝。その後、南関東で5戦未勝利しての岩手入り。転入6戦で掲示板には一度も
載れなかったが、唯一健闘しなのが芝のかきつばた賞。この時はトーヨーロータスと
先行争いで競り合ってしまい、ゴール前惜しくも沈んだが、今日のように単騎で行け
れば非常に手強い。反面ダート競馬での実績は皆無。今後も活躍の場は芝レースに限
られるのではないか。山本裕次郎騎手は岩鷲賞に続き重賞2勝目。今日のような軽快
な逃げ戦法はこの騎手に向いていると思う。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 シリアスゲーム
性齢 牡6
毛色 鹿毛
父 スキャン
母 ラブリーグリーン
母の父 グリーンフォレスト
クロス Hail to Reason 5x3, Mahmoud 5*5母系
騎手 山本裕次郎
厩舎 盛岡・田村光則
馬主 鈴木可一氏
生産者 新冠・川上悦夫氏
通算成績 41戦4勝、2着1回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:1998年度鞍馬特別 京都・芝1400
重賞:2000年度せきれい賞 新盛岡芝1600