第1回ミルキーウエイC
第1回ミルキーウエイC[特別] サラ4歳A1級 ダ1900m
9月17日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 12頭 良馬場
賞金 1着300.0万円 2着90.0万円 3着51.0万円 4着39.0万円 5着30.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1710 キングカイザー 小林俊彦 477(-3) 2.07.2 416 273
268 ジュリオシーザー 西康志 477(-1) 2.07.5 1.3/4 144 132
356 トウケイベスト 菅原勲 470(-1) 2.07.5 鼻 1516 698
455 ゲートウェーミラー 阿部英俊 448(+3) 2.07.8 2 54 71
544 エナジーシャンハイ 村上忍 450(+8) 2.08.3 3 381 212
667 ヤマササークル 沢田盛夫利 455(-7) 2.08.9 4 91 73
733 タカヒロマン 草地保隆 465(+5) 2.09.7 5 80 77
8811 ポロウニアソース 三野宮通 453(±0) 2.09.9 1 19 24
9812 セイントピアス 渡辺正彦 412(+1) 2.10.1 1 80 143
1011 イワンタイテイ △小林央幸 505(+5) 2.10.3 1.1/4 347 159
1122 タカシマフブキ 関本浩司 440(-1) 2.11.6 8 36 18
1279 ラフレシアハッピー 菅原雅文 468(+24) 2.14.3 大差 153 131
□払い戻し
単勝式 10 590円
複勝式 10 160円
8 250円
6 110円
枠番連勝複式 6−7 1690円
馬番連勝複式 8−10 2420円
馬番連勝単式 10−8 4490円
ワイド 8−10 790円
6−10 200円
6−8 570円
□コメント
小雨の水沢競馬場でオータムCのトライアルレース・ミルキーウエイCが行われた。
トウケイニセイ産駒トウケイベストが1番人気、昭和61年桐花賞2着と同名馬キン
グカイザーが2番人気、サマーC2着エナジーシャンハイが3番人気となった。尚、
セイントピアスの村松学騎手は5Rで落馬負傷したため渡辺正彦騎手に乗り替わった。
向正面中間地点からのスタート。大方の予想通りタカヒロマンが先頭に立ち、タカ
シマフブキが2番手、3番手の内ラフレシアハッピーが掛かり気味に3番手。外にエ
ナジーシャンハイ。イワンタイテイ、トウケイベストと続く。少し離れてキングカイ
ザー、さらに離れてジュリオシーザー、以下ゲートウェーミラー、タカシマフブキ、
ポロウニアソーズ、ヤマササークルと続く態勢。正面スタンド前ではペースが落ち着
いて各馬が徐々に詰まっていく。向正面、キングカイザーがいい感じで上がっていく。
3コーナーでもタカヒロマンが先頭だが、この辺りでキングカイザー、ジュリオシー
ザー、トウケイベストと次々と交わしていく。直線、キングカイザーが抜け出す。ジ
ュリオシーザーがこれを懸命に追う。さらにトウケイベストも猛然と追い込んで来る。
しかし、キングカイザーの脚色は衰えず1馬身3/4差の勝利。2着争いはトウケイ
ベストが差し切るかと思われたところがゴール。鼻だけジュリオシーザーが先着。
キングカイザーは芝のデビュー戦こそ殿負けに終わったが、3歳戦を6戦2勝、2
着3回にまとめる。4歳初戦は8月と始動が遅れたが、そこで3着、続くB2級戦を
楽勝して、前走のサルビア賞は3着と芝コース以外では大崩れしていない。ミルキー
ウエイCで特別初制覇。オータムCへ駒を進める事になるだろう。佐々木修一調教師
&柴田洋行厩務員のコンビはあのメイセイオペラと同じ。表彰式でも実に堂々として
おり、ダービーグランプリ路線に新星が現れた。
一方、1番人気に推されたトウケイベストは勝負どころの3コーナーでやや反応が
鈍かったが、ゴール前の伸びはなかなか。僅かに斤量差が応えたか。だが、ダービー
グランプリへのサバイバル戦から一歩脱落したのも事実。オータムCで再度権利取り
に臨む。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 キングカイザー
性齢 牡4
毛色 栗毛
父 アルカング
母 ラウンドエース
母の父 ホウヨウボーイ
クロス Klairon 4*5父系
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・佐々木修一
馬主 亀井かよ子氏
生産者 門別・船越三弘氏
通算成績 10戦4勝、2着3回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:2000年度ミルキーウエイC 水沢・ダ1900