第26回早池峰賞
第26回早池峰賞[重賞] サラオープン ダ1400m
12月 3日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 12頭 良馬場
賞金 1着700.0万円 2着210.0万円 3着119.0万円 4着91.0万円 5着70.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 ハイフレンドピュア 沢田盛夫利 520(+5) 1.28.8 466 150
233 ハセノデジュール 菅原勲 462(+2) 1.29.7 6 2808 895
322 ケイアイマイウルフ 小林俊彦 455(+5) 1.29.9 1.1/4 485 349
411 ヤマサコンドル 村上忍 473(+7) 1.30.4 3 605 691
567 ラフレシアダンサー 菅原雅文 505(+8) 1.30.6 3/4 131 87
656 ロイヤルスター 西康志 485(+12) 1.30.7 1/2 176 137
7812 アイアムアブラザー 草地保隆 545(+9) 1.30.9 1 333 161
868 シリアスゲーム 山本裕次郎 462(-2) 1.31.2 2 153 50
9710 エスケイタイガー 畠山信一 513(+5) 1.31.4 1 217 43
10811 サカモトデュラブ 関本浩司 462(+12) 1.31.8 2.1/2 100 57
1155 アラバンサ 谷地勝則 453(±0) 1.31.9 1/2 65 41
1279 マイネルノルデン 菅原幸弘 490(+3) 1.32.1 3/4 54 31
□払い戻し
単勝式 4 890円
複勝式 4 290円
3 110円
2 170円
枠番連勝複式 3−4 530円
馬番連勝複式 3−4 520円
馬番連勝単式 4−3 1380円
ワイド 3−4 260円
2−4 600円
2−3 300円
□コメント
雨の水沢競馬場で重賞格上げなった早池峰賞が行われた。トライアル白神賞の勝ち
馬ハセノデジュールが1番人気、クラスターC5着ヤマサコンドルが2番人気、きさ
らぎ賞3着ケイアイマイウルフが3番人気となった。
正面テレトラック前からのスタート。ハイフレンドピュア、ラフレシアダンサー、
サカモトデュラブ、さらにアイアムアブラザーも加わって4頭が綺麗に並んでの先行
争い。ハセノデジュールは一歩遅れを取り5番手。マイネルノルデン、エスケイタイ
ガーが続き、直後の内ケイアイマイウルフ、中アラバンサ、外シリアスゲーム。ヤマ
サコンドルが後方2番手。ポツンと離れた最後方からロイヤルスターといった態勢。
コーナーリングを利してハイフレンドピュアが1コーナーで先頭に立つ。ラフレシア
ダンサー、サカモトデュラブと続く。3コーナーでサカモトデュラブが脱落。ハイフ
レンドピュアはここから後続を突き放す。これをハセノデジュールが追う。直線に入
ってもハイフレンドピュアの逃げ脚は衰えるどころか逆にハセノデジュールを突き放
して6馬身差の圧勝。
ハイフレンドピュアは今夏中央から移籍。その移籍初戦を鮮やかに逃げ切り一躍南
部杯の岩手秘密兵器としてクローズアップされたが出走には至らず。上山遠征で上山
城大賞典が2着。さくらんぼ記念は持ち味を出せず10着。北上川大賞典は距離持た
ず9着に大敗。そして今回が重賞初制覇となった。1800以上になると持ち味は発
揮出来ないが、マイルまでなら非常に強い競馬をする。跳びが大きくどちらかという
と盛岡向き。
鞍上の沢田盛夫利騎手は高崎時代に高崎大賞典×2回、開設記念など重賞6勝して
いるが、岩手では重賞初制覇となった。今年の活躍は目覚ましく、暫く続いた菅原勲
−小林俊彦時代に村上忍と共に食い込んで来る勢いだ。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ハイフレンドピュア
性齢 牡6
毛色 栗毛
父 ダンチヒコネクション
母 ハイフレンドウォン
母の父 アリダー
兄弟 半妹ハイフレンドドラド、半妹ハイフレンドモア
クロス Native Dancer 5x4
騎手 沢田盛夫利
厩舎 水沢・佐藤利文
馬主 清澤新一氏
生産者 米国・Kensuke Takahashi
通算成績 45戦7勝、2着7回、3着5回
主な勝ち鞍 重賞:2000年度早池峰賞 水沢・ダ1400